| 2011年07月17日(日) |
ジョン・レノンNY、天国からのエール、トランスフォーマーズ/DSM、こち亀、ピラニア、一命、この愛のために撃て+Akira/Godzilla |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『ジョン・レノン、ニューヨーク』“LennonNYC” ビートルズを解散したレノンが、1971年9月から1980年12月 までの間をオノ・ヨーコと共にニューヨークで暮らした日々 を綴ったドキュメンタリー。 同時期のレノンを描いたドキュメンタリーでは、2007年10月 に『PEACE BED』“The U.S. vs. John Lennon”を紹介して いるが、政治的に尖った感じの先の作品に比べると、本作の レノンはもっと柔らかく繊細で、人間ジョン・レノンが描か れている感じだ。なおどちらの作品も、オノ・ヨーコの全面 協力によって制作されている。 それはレノンがニューヨークに移り住むに至った理由から、 先の作品にも描かれたニクソン政権との対立、さらに「ロス ト・ウィークエンド」と呼ばれるヨーコとの別居生活の様子 や音楽活動への復帰など、様々な要素が描かれている。 そしてそこには、スタジオでの収録の合間に記録されたout takeとされる音声で、いろいろなレノンの生の発言が重ねら れ、正にレノンの真の姿が描き出されている。因に巻頭の音 声は、日本の観客向けのサーヴィスかとも思ってしまうよう なものだ。 1980年12月の出来事は僕の世代の人間には真に衝撃的なもの だった。しかし僕自身にとってのレノンは、ビートルズ解散 以後は正直には過去の人の感じだった。そのレノンがその時 代に如何に苦しみ、そして復活のツアーが如何に期待されて いたか、そんなレノンの想いがひしひしと伝わってくる。そ れが僕には衝撃でもあった。 アーカイブのレノン以外の出演者は、オノ・ヨーコ、エルト ン・ジョン、他にスタジオ・エンジニアのロイ・シカラ、写 真家のボブ・グルーエン、映像作家のジョナス・メカス、詩 人のジョン・シンクレアらが登場する。その顔ぶれが前作と 微妙に異なるのも面白いところだ。 またグルーエンの写真の中には、リンゴ・スターやポール・ マッカートニーがビートルズの解散後もレノンの許を訪ねて 親交している様子も写され、それは嬉しいものだった。 製作、脚本、監督は、1996年に“The Battle Over Citizen Kane”という作品でアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門 にノミネートされたドキュメンタリストのマイクル・エプス タインが手掛けている。
『天国からのエール』 沖縄県本部町に私費で音楽スタジオを建設、2001年コザ音楽 祭で市長賞受賞の「あじさい」から2008年メジャーデビュー の「ステレオポニー」まで数々のバンドを輩出して、2009年 11月に42歳で他界した仲宗根陽氏の半生を描いたドラマ。 高校を中退後、東京に出て始めた仕事は成功させたものの、 家族の都合で故郷の本部町に戻ってきた仲宗根氏(映画では 大城陽)は本部高校の裏門の近くで弁当屋を開き、そこには 高校の生徒たちも昼食の購入に訪れていた。 そんな生徒たちの中で「バンドの練習をしたいが防音された 場所がない」という声を耳にした大城は、突然裏庭の草を刈 り始め、借金もしながら手作りのスタジオを建ててしまう。 それにはミュージシャンを目指し夭折した親友への想いも込 められていた。 そして無料で開放されたスタジオには若者たちが集まり、バ ンドの練習が始まる。そんな若者たちを大城は、挨拶の仕方 から熱血指導し、さらに彼らの音楽を放送局にも売り込んで 行く。しかしその陰で病魔は彼の身体を蝕んでいた。 実際のお話では、スタジオの開設から最初のグループがデビ ューするまで3年ほどあるようだが、映画ではその辺を集約 して一気呵成の物語に仕上げている。それはまあちょっと駆 け足な感じはするが、実際3年で実績を挙げたのだから、こ れもよしと言う範囲かな。 それよりも、最初のバンド結成までの経緯や主人公の親友へ の想いなども要領よく纏めた脚本を誉めるべきだろう。その 脚本は、2003年『g@me』などの尾崎将也と、テレビアニ メ『クレヨンしんちゃん』などを手掛けるうえのきみこが担 当している。 監督は、金子修介、市川崑、犬童一心作品などの助監督出身 で、本作が劇場映画デビューの熊澤誓人。 出演は、阿部寛、ミムラ、桜庭ななみ、矢野聖人、森崎ウィ ン、野村周平。他には、主に沖縄の俳優が脇を固めている。 また主題歌を「ステレオポニー」が担当している。 なお、映画の企画は仲宗根氏が存命中にスタートしたそうだ が、氏はそのクランクインを見ずに他界。そして撮影は昨年 の10月、実在の人物が亡くなってから1年も経たない内に、 その人が実際に活動した場所で行われたそうだ。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 “Transformers: Dark of the Moon” 先月、特別映像の報告をしたCGIアクション作品の全編の 試写が行われた。 それでまあ書きたいことはいろいろあるけれど、取り敢えず 1960年代末のその時のことを記憶している者としてはニヤニ ヤというか、微妙なところもいろいろあって、それは面白く も観られたところだ。 そこには前回も書いた日本国民とアメリカ国民の違いによる ところも出てきそうだが、例えば邦題と原題の微妙な違いも 面白く思える。実際に「ダークサイド」という言葉は英語の 台詞にも出ていたが、その現実との違いも面白かった。 さらに当時の映像が途切れる展開では、実際に登場するアー カイブ映像との意味の違いも、判る人には面白いものだ。そ こには怒る人も居るかも知れないが、その辺は本作はフィク ションなのだということで了解したい。 そんなこんなで、特にプロローグの展開には、僕はニヤニヤ し通しだった。何れにしてもいろいろ登場するアーカイブの 映像は、僕には懐かしさもあって楽しめた。そしてその「事 実」のすべてが隠されていたというのが、本作の背景の物語 となる。 こうして物語は現代となるのだが、そこからはまあCGI= VFXを満載したアクションの連続で、ここは文句なく楽し みたいものだ。特に本作ではそれが3Dで展開され、そのリ アルさというか迫力もなまじではなかった。 物語の中心は、過去2度の戦いで大活躍して人類を救った主 人公とオートボットたちだが、その後のオートボットたちは アメリカ政府の秘密部隊として全世界で活躍するのに対し、 人間の主人公はオバマ大統領から勲章を貰っただけ。 そして社会人となった主人公は、新しい恋人もでき、まずは 就活に専念していたのだが、そこに再びディセプティコンの 脅威が訪れる。ところがそれを政府に知らせようとした主人 公は門前払いされてしまう。そこには政府が40年間ひた隠し にして来た事実があった。 こうして地球人類は、絶対的な強さを獲得した新たなディセ プティコンの脅威に晒されることになるが… 出演者と監督、脚本については前回紹介した通りだが、他に トランスフォーマーのヴォイスキャストとして、前作からの ヒューゴ・ウィーヴィングと、新たにレナード・ニモイが登 場するのもファンには嬉しいところだ。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE /勝どき橋を封鎖せよ!』 1976年から35年に亙って連載(継続中)され、ギネスにも登 録されている秋元治原作コミックスの映画化。因に本作は、 2009年にTBS系列で放送されたドラマの映画化でもあり、 主演の香取慎吾以下のキャストがテレビと同様に出演してい る。 僕は原作は数回目にした程度だし、テレビドラマも観ていな い。でも内容は大体想像できたし、一般的に日本映画はこの 手のギャグコメディをバランス良く撮るのが下手だから、余 り期待はしていなかった。 ところが映画を観ていて、これが実に上手く填められてしま ったものだ。 物語は、亀有公園前派出所に勤務する両津勘吉巡査の非日常 的な日常を描いたもの。そこに両津の幼い頃の思い出が重ね られ、その初恋の女性との思わぬ再会やそこから募る想いな どが描かれて行く。 そして副題の通りの勝どき橋を舞台にした大事件が勃発する ことになるのだが…。その事件の顛末や警察側の対応、それ に犯人の動きや動機などが巧みに描かれていて、有り得ない 話ではあっても有ってもいいような、そんな納得のできる物 語になっていた。 しかもその最後を締め括るのが、VFXではない特撮による 大スペクタクル。それはアホみたいに大袈裟なものではない が、この作品にピッタリのリアルさで、刮目に値するものだ った。それに加えたもう一押しも、それは完璧に決まったも のだ。 実は、僕は本作の試写を築地の松竹本社で観て、その後に月 島に在る試写室まで徒歩で向かったのだが、その間の勝どき 橋を渡るときには、子供の頃に橋を観に来た時の思い出や映 画の結末に想いを馳せた。僕のようなメカ好き男子には夢の ような作品とも言える。 共演は、伊武雅刀、香里奈、速水もこみち、ラサール石井、 柴田理恵らテレビの出演陣に加えて、深田恭子、谷原章介、 沢村一樹、夏八木勲、平田満らがゲスト出演している。 脚本は、プレス資料には『JIN-仁-』などの森下圭子が代表 で記載されていたが、映画のエンドロールでは3人の連名に なっており、他に脚本協力という項目でも数名が挙がってい た。それがどういう経緯かは判らないが、脚本は相当に練ら れたようだ。 監督の川村泰祐は、テレビ出身で劇場映画は本作が2作目だ そうだが、プロローグのドタバタや途中に挿入される大衆演 劇の舞台面など、ギャグとシリアスのバランス感覚も良く、 全体的に丁寧に演出されている感じがした。 また、クライマックスシーンの撮影は東宝スタジオで行われ たそうだが、砧の大プールは無くなっても、その技術はしっ かりと継承されているようだ。 因に本作の副題は、フジテレビ製作大ヒット作品のパクリで あることは明らかだが、実はそのフジ作品でも、撮影のため に橋を封鎖することは認められなかった。そのことが本作で さりげなく描かれている辺りは、ニヤリとしたものだ。 なお、本作はシリーズ化も計画されているようだが、思えば 松竹の大長寿シリーズ『男はつらいよ』も元はテレビドラマ があったもの。そして本作は、新シリーズの開幕に相応しい 作品とも言えそうだ。
『ピラニア3D』“Piranha” 1978年公開ジョー・ダンテ監督の第1作、及び1981年公開の ジェームズ・キャメロン監督による第2作に続く肉食魚ピラ ニアの群れが巻き起こす恐怖・パニックを描いた作品。 前作から30年も経っているからシリーズと言うよりはreboot と呼ばれるものだが、今回はその作品に、2006年6月に紹介 した『ハイテンション』などのフランスの新鋭アレクサンド ル・アジャ監督が3Dで挑んだ。 物語の舞台は、湖畔にリゾート地の広がる湖。その湖で地震 が起き、湖の中央では渦が発生して近くに居た小型ボートが 引き込まれそうになる。その後そのボートは湖畔で発見され るが、乗っていた人の姿はなかった。 一方、夏のリゾート地では若者たちによる乱痴気騒ぎが繰り 広げられ、そこにはセクシーヴィデオの撮影隊も乗り込んで くる。そして本作の主人公である女性保安官の息子が、その 撮影隊の案内人に雇われることになるが… さらに地震の調査にやってきた研究者たちをボートで案内し ていた女性保安官は、そこで驚愕の事実を知ることになる。 それは200万年前に地底湖に閉じ込められた凶悪なピラニア の群れが、地震で生じた割れ目を通って湖に出現したという ことだった。 そしてそのピラニアの群れが、湖にいた行楽客や撮影隊、さ らに湖畔で乱痴気騒ぎを繰り広げる若者たちに襲いかかる。 30年前の作品でピラニアは軍が開発した秘密兵器という設定 だったが、今回は地震で太古のピラニアが復活したというも の。そのピラニアが200万年間も生き延びた理由付けは多少 いい加減だったが、この変更は軍事よりエコロジーの時代の 反映かな。 ただしその凶悪ぶりは昔の作品と変わりないところで、しか も今回はそれが3Dで描かれているものだ。 出演は、女性保安官役に2006年3月紹介『夢駆ける馬ドリー マー』などのエリザベス・シュー、その息子にスティーヴ・ マックイーンの孫のスティーヴン・R・マックイーン、他に 2004年8月紹介『トルク』などのアダム・スコット、2009年 11月紹介『サロゲート』などのヴィング・レイム。 さらに、前回紹介『ラスト・エクソシズム』では製作を手掛 けていたイーライ・ロス、『BTTF』のクリストファー・ ロイド、『ジョーズ』のリチャード・ドレイファス、『スク リーム』のジェリー・オコンネルらが脇を固めている。 因に本作では、2008年2月紹介『フィースト』などのジョン ・ギャラガー監督による続編がすでに撮影中となっており、 それにはヴィング・レイムとクリストファー・ロイドも出演 しているようだ。 なお、本作はかなりセクシャルな描写も多い作品だが、日本 のレーティングではぎりぎりR15+がクリアできたそうで、 高校生でも観られることになっている。
『一命』 1962年カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した小林正樹 監督作品『切腹』としても映画化された滝口康彦原作「異聞 浪人記」の再映画化。今回はそれを三池崇史監督が3Dで演 出し、本作もカンヌ映画祭のコンペティション部門に出品さ れた。 物語の背景は17世紀の江戸。戦国の世が終り、平和が訪れた かに見える徳川の治世。しかしその裏では、徳川幕府による 諸国大名の御家取り潰しが相次ぎ、巷には禄を持たない浪人 が溢れていた。 そんな浪人らしき1人の初老の男が井伊家の門口に現れる。 男はその用件として、当家の門前を借りて名誉の切腹をした いと申し述べるが、それはその時代に禄の無い浪人たちが、 名家に金銭をたかる目的で行う狂言切腹と見られた。 そこで井伊家の家老は、以前にも同様の申し出をした若者の 顛末を語り、男に無駄なことはするなと諭すが、男は前言を 翻さない。そのため家老は狂言切腹は通用せぬとの見せしめ に、敢えて切腹を了承するのだが…。その切腹の場で、男は 意外な事実を語り始める。 戦乱が終って平和の日々が訪れた江戸時代の初期。庶民の暮 らしは安定してきていても、それまでが君主の下でただ戦う だけだった侍たちには、何をして良いかも判らなかったよう だ。しかも君主が御家取り潰しにでもなろうことなら… 物語は原作のものだから、通常その評価は控えるが、封建制 度の下での意外な落とし穴が見事に描かれた物語と言える。 そして今回の映画化では、3Dによってその当時の下級武士 の暮らしぶりが見事に描き出された。 正直に言って、三池監督の作品は今まで当り外れが多いと感 じていたし、実際に毎年複数の作品を発表し続ける監督など 余り信用はしていなかった。しかし本作に限って言えば当り の作品だと言えるし、3Dに関してもこれは見事に活用され ていた。 特に3Dに関しては、日本庭園の奥行や全面に雪の降り頻る 光景などが、見事に3Dの画面に描かれていた。 出演は、市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司。それに 竹中直人、中村梅雀、笹野高史らが脇を固めている。音楽は 坂本龍一が担当。なお本作は、ニューヨーク・タイムズ紙で 「3D史上、最も静かな映画!」と評されたそうだ。
『この愛のために撃て』“À bout portant” 6月紹介『スリー・デイズ』のオリジナルで、2009年12月紹 介『すべて彼女のために』のフレッド・カヴァイエ監督によ る2010年の作品。6月18日付紹介「フランス映画祭2011」で も上映されたが、8月6日からの一般公開に向けた試写が行 われた。 今回も、妻を思う夫の行動を描いた作品。本作の主人公は、 近々国家試験も合格するだろうという看護助手。彼には身重 の妻がいて、日々愛情に溢れた生活が続いていた。ところが そんなある日、彼のいる病棟に担ぎ込まれた交通事故の負傷 者が何者かに襲われる。 しかしその場は彼の施した応急処置で負傷者の命は救われる のだが、今度は帰宅した彼が襲われ、気が付いた時には妻の 姿はなく、置かれていた携帯電話に「警察には知らせるな。 妻を救いたければ、病棟の負傷者を外に連れ出せ」との指示 が届く。 こうして警察に助けを求めることもできない主人公は、警備 の目を潜って負傷者を病院から連れ出すが、負傷者の仲間と 彼らを襲う謎の男たち、さらに警察の内部にも殺人課とそれ に対抗する捜査班などがいて、三つ巴、四つ巴の戦いが繰り 広げられる。 そして彼の目の前では次々に人殺しも実行され…。そんな中 で、負傷者を連れ出したために彼自身も容疑者とされた主人 公は、果たして身重の妻を救出し、自分の嫌疑も晴らすこと ができるのか…? 監督の前作では何年にも亙る周到な計画を描いたが、本作の 時間経過は数時間。しかも主人公は完全な巻き込まれ型で、 右往左往しながらもその時々の判断で難局を乗り越える。そ こはまあ偶然による所もありはするが、全体は一気呵成に物 語が展開する作品だ。 それにしても演出と編集の切れ味は抜群で、1時間25分の上 映時間の中に、見事に凝縮された物語が展開される。さらに パリの地下鉄駅の雑踏や、街中での逃走劇などライヴ感も抜 群の作品だった。 出演は、2007年7月紹介『ナルコ』では脚本監督も手掛けた ジル・ルルーシュ、昨年6月紹介『ゴー・ファースト』など のロシュディ・ゼム、2009年10月に紹介『ジャック・メスリ ーヌPart 2』などのジェラール・ランヴァン、同『Part 1』 などのエレナ・アナヤ。 また音楽は、『すべて彼女のために』も担当し、2005年2月 紹介『コンスタンティン』などハリウッド映画や、6月紹介 『シャンハイ』なども担当しているドイツ出身のクラウス・ バデルトが手掛けている。 * * 今回の製作ニュースは日本映画からのハリウッドリメイク の話題を2つ紹介する。 まずは、2002年11月1日付第26回と、2008年3月1日付の 第154回でも紹介した、ワーナーが進めている大友克洋原作 “Akira”の実写リメイクに、今年4月紹介『アンノウン』 を手掛けたジャウム・コレット=セラ監督の起用が発表され た。そして脚本には“Harry Potter”シリーズ8作品中7本 を担当したスティーヴ・クローヴスによる素案が採用され、 待望の作品がいよいよ実現となりそうだ。 因にこの計画の監督には、一時は昨年4月紹介『ザ・ウォ ーカー』のヒューズ兄弟の名前なども挙がっていたが、製作 費3000万ドルで1億3000万ドル稼ぎ出した『アンノウン』の 監督が信頼されたようだ。なお、レオナルド・ディカプリオ が製作を務める本作の製作費には9000万ドルが計上されてい るそうだ。 一方、同じくワーナーが進めている“Godzilla”のreboot には、6月紹介『モンスターズ』のギャレス・エドワーズ監 督の起用が発表されているが、その脚本に、クリス・ノーラ ンと共に『バットマン』『スーパーマン』のrebootを手掛け たデイヴィッド・S・ゴイヤーの参加が噂されている。 因に、本計画の脚本は2009年7月紹介『ホースメン』など のデイヴィッド・キャラハンが第1稿を執筆しているが、ゴ イヤーの参加によってどの様な物語が構築されるか、これも 楽しみになってきた。 なお今回報告した2作品の公開時期は、何れも公式には未 発表だが、“Akira”は2013年、“Godzilla”は2014年夏の 旗艦作品として期待されているようだ。
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