| 2011年01月09日(日) |
僕が結婚を決めたワケ、引き裂かれた女、再会の食卓+製作ニュース |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『僕が結婚を決めたワケ』“The Dilemma” 2006年5月紹介『ダ・ヴィンチ・コード』や2009年1月紹介 『フロスト×ニクソン』などのロン・ハワード監督による最 新作。 copyrightは2011年、アメリカでも年明けに試写が開始され たばかりで、海外の紹介記事もまだ挙がって来ていないとい う最新作が、日本では1月14日から一般公開されることにな り、緊急試写が行われた。 物語の主人公は、学生時代からの親友と組んで自動車メーカ ーに新型車の企画を売り込んでいる40歳独身の男性。彼には 親友の紹介でつきあい始めた女性がいて、彼女は主人公のギ ャンブル依存症を解消させるなど、もはや欠け替えのない存 在だ。 しかも同棲はしているが互いに束縛しない関係で、それは自 由を謳歌できて楽しいもの。しかし親友からは早くプロポー ズしないと彼女を失うと忠告される。そこで彼女の誕生日に プロポーズすることを決意し、植物園での演出も準備するの だが… その植物園で目撃した出来事から、主人公は結婚の現実を考 えなければならなくなり、それは同棲相手の女性や親友との 関係にディレンマを生じさせて行く。こうして精神的重圧も 高まる主人公に、メーカーと契約した試作車の納期も迫って くる。 特に邦題からは、ラヴコメのような軽い印象を受けるし、実 際にコメディタッチの作品ではある。しかし描いている内容 の本質は現実的でそれは現代の夫婦生活で誰にでも起こりう る物語になっている。その辺はさすがハワード監督作品とい うところだろう。 ただしそんなシリアスとも言える内容を、見事にコメディの オブラートに包んで、さらに昔の若者の憧れだったアメ車の 情報なども彩りにして、この作品は観客にも心地よく描かれ ている。 それは特に乗用車に関する蘊蓄では、ライトなエコカーへの 皮肉と、ヘヴィなアメ車への礼賛が満載なもので、ここでは ハワード監督が1973年『アメリカン・グラフィティ』での主 演者の1人だったことも押さえておくべきだろう。 そんな本作の主演は、2007年11月紹介『ブラザー・サンタ』 などのヴィンス・ヴォーン、その恋人役に2002年3月紹介、 ハワード監督の『ビューティフル・マインド』でアカデミー 助演賞を受賞したジェニファー・コネリー。 また、親友夫妻役で2005年2月紹介『最後の恋のはじめ方』 のケヴィン・ジェームズと、2003年8月紹介『SIMONE /シモーヌ』などのウィノナ・ライダー。他に、クィーン・ ラティファ、2009年9月紹介『パブリック・エネミーズ』な どに出演のチャニング・テイタムらが脇を固めている。 因にライダーは、『シモーヌ』でも観せた劇中で演技をする という実に臭い芝居を、本作でも見事に演じていた。
『引き裂かれた女』“La fille coupée en deux” 昨年9月に亡くなったフランス・ヌーヴェルヴァーグ時代か らの名匠クロード・シャブロル監督による2007年の作品。 ミロシュ・フォアマン監督の1981年『ラグタイム』にも描か れた20世紀初頭のアメリカでの事件(スタンフォード・ホワ イト殺害事件)を基に、監督と、義娘で助監督も務めるセシ ル・メストルの共同脚色・台詞で再構築されたサスペンス・ ミステリー。 主な登場人物は、ベストセラー作家の男性とテレビでお天気 キャスターを務める女性、そして彼女を見初めた大金持ちの プレイボーイ。作家は自作の宣伝のため訪れたテレビ局で彼 女と出会い、偶然彼女の母親が務める書店で行われたサイン 会で再会する。 一方、プレイボーイは以前から嫌悪している作家のサイン会 を妨害する目的で書店を訪れ彼女を見初めるが、すでに作家 に心を引かれている彼女の態度はつれなかった。それで余計 に恋慕の情を高めたプレイボーイは彼女に猛然とアタックを 開始するが… こうして物語が開幕し、様々な経緯の後、やがて起きる事件 の裁判で、女性は被告の情状酌量ための証人として、被害者 の名誉に関わる証言をしなければならなくなる。それが本作 の題名の所以にもなっているものだ。 このヒロイン役に2004年2月紹介『スイミング・プール』な どのリュディヴィーヌ・サニエ、作家役には2009年4月など で紹介『トランスポーター』シリーズのフランソワ・ベルレ アンがガラリと違う演技を見せてくれる。またプレーボーイ 役には、2007年2月紹介、シャブロル監督『石の微笑』にも 主演していたブノア・マジメルが扮している。 ヌーヴェルヴァーグの後、シャブロルは商業監督としても成 功するが、その当時はフランスのヒッチコックとも呼ばれて いた。そんなシャブロル監督作品の中でも特にミステリーの 風合の強い本作は、監督のベスト20にも選出される評価とな っているそうだ。 しかも余分の描写を廃し、観客を目撃者の立場で作品に参加 させる描き方は、ヒッチコック作品の一面に通じるもので、 ブロンド髪のヒロインやプレイボーイの若者など、ヒッチコ ックへのオマージュとも感じられる作品だった。
『再会の食卓』“團圓” 2008年1月紹介『トゥヤーの結婚』でベルリン国際映画祭金 熊賞に輝いたワン・チェンアン監督が、1949年の中華人民共 和国成立により中台に分断された家族の再会を描き、2010年 の同映画祭で銀熊賞(脚本賞)を受賞した作品。 中華人民共和国の成立に伴って台湾に脱出した国民党軍の兵 士たち。当初は直ぐにも反攻が始まると考えていた彼らは、 本土に家族を置き去りにしていた。そして国交が断絶したま まの40年が過ぎ、音信不通だった兵士が家族の許に帰ってく る。その兵士だった夫は台湾で再婚し、子供の成長を一緒に 見守った再婚の妻はもう亡くなっていた。 一方、当時身重だった妻は人民軍兵士に救われたが、元国民 党軍兵士の家族を迎えた生活には言い知れぬ苦難があったよ うだ。そして連れ添った人民軍兵士との間にも子供が誕生し ている。その元人民軍兵士の男性は健在で、台湾からやって きた元国民党軍兵士を精一杯の歓待で迎えるが…。元国民党 軍兵士の来訪の目的は明らかだった。 国家の政変に揺れ、世界的な戦争に明け暮れた20世紀は、世 界の各地で多くの国民に悲劇をもたらした。そんな悲劇の一 つが描かれている。 僕自身の父が、第2次大戦後の数年間をシベリアに抑留され ていた人で、その出征時に母のお腹にいた第一子(僕の兄) とは帰国時に初対面だった。その関係には、もちろん年齢的 な違いはあるが、この映画の長男と男性との間のようなもの があったのかも知れない。そんなことも考えながらこの映画 を鑑賞していた。 因に長子の誕生で父の生家に身を寄せていた母には、音信不 通の父を諦めて再婚する話もあったと聞いている。そうなっ ていたら僕はこの映画の長女のような立場だったのかな、そ れもまた微妙なものだ。 いずれにしても戦争のもたらす悲劇というのは、単に戦場で の生死に限られるのではなく、この作品に描かれたような悲 劇は様々な形で世界中で存在しているのだろう。そんな様々 な悲劇を描いて行くことも映画の使命のように感じられた。 出演は、2009年『2012』にも出ていた中国出身の国際派 女優リサ・ルー、青島生まれ台湾育ちの元人気歌手で中台の 交流にも尽力しているというリン・フォン、それに上海の人 気俳優というシュー・ツァイゲン。さらに若手女優のモニカ ・モーが共演している。 なお映画には、変りゆく上海の景観も描かれているが、そん なことを気楽に楽しめるのは幸せなことだ。 * * 今年最初の製作ニュースは、前回昨年度のベスト10に選ん だ『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督の次回作として “Elysium”という題名が発表され、その作品に、前作にも 主演したシャルト・コプリーに加えて、マット・デイモン、 ジョディ・フォスターという2人のオスカー受賞者の出演が 取り沙汰されている。 上記の原題名は、日本語ではエリュシオンとなるもので、 ギリシャ神話で「善人が死後に住む所」という意味のもの。 ただし映画の内容は厳しく箝口令が敷かれているようだが、 情報によると遠い未来の地球以外の星を舞台にした物語で、 『第9地区』と同様に現代の地球社会の状況を巧みに反映し た作品になるとのことだ。 製作は前作と同じくMedia Rights Capitalが担当し、配給 権はこれから交渉されるとのこと。因にMRCはユニヴァー サルと契約があるそうだが、同社にはブロムカンプ監督の本 来のデビュー作になるはずだった“Halo”を蹴った経緯があ り、一方、『第9地区』のアメリカ配給を手掛けたソニーは 同作の続編の方に執着していて、“Elysium”はそれに当た らないということのようだ。 しかも、ここに来て2人のオスカー俳優の共演(デイモン の受賞は演技賞ではないが)では、配給権の交渉にも熱が入 りそうだが、監督自身は何よりハリウッドに束縛されない映 画作りが希望だそうで、その辺もこれからの交渉の鍵になり そうだ。 * * お次はすでに何度か報告しているが、一時ブロムカンプの 名前も監督候補に挙がっていた“The Hobbit”の映画化に関 して、それぞれ2012年と13年の12月に公開が予定されている 2部作に、何とイライジャ・ウッドの出演が発表された。 ピーター・ジャクスンの監督で行われる2部作の撮影は、 今年2月からニュージーランドで開始されることになってい るものだが、その配役では新たにマーティン・フリーマンが ビルボ・バギンズを演じることと、ガラドリエル役のケイト ・ブランシェット、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ス メアゴル役のアンディ・サーキスらの再登場は発表され、さ らにオーランド・ブルームらにも再登場の噂はあった。 しかしイライジャ・ウッドとなると、その役は当然フロド ・バギンズのはずだが、フロドはビルボに指輪を託されるま ではその存在すら知らなかったはずで、これは一体どのよう な話の展開になるのか。つまりこれは、JRR・トーキンの 原作に基づくPart 1ではなく、ジャクスンらが新たに書き下 ろしたPart 2での展開となるのだろうが、その知られざる物 語が益々興味の湧いてくるものになってきた。 ところでこの製作に当っては、最後まで懸念されたのが製 作費の半分を負担するMGMの動向だった。しかし今回の報 告では、最終的にこのMGM負担分を、残り半分を出資する ニューラインの親会社であるワーナーが肩代わりすることに なり、製作費の問題も解決することになった。またこの肩代 わりと引き換えにワーナーが全世界の配給権も確保すること になった模様で、これによって2012年、13年の公開も滞りな く行われることになりそうだ。 ただし今回の契約では、MGMが所有する映画化権の半分 に関しては言及されていないとのことで、これによってもし かすると作られるかも知れない“The Hobbit”の更なる続編 に関しては、MGMが従前の権利を保有するようだ。それに してもこんな情報がわざわざ紹介されるのは、当初は3部作 と噂された続編の可能性が、まだ完全には消えていないとい うことなのかな。 いずれにしても2012年12月の“The Hobbit-Part 1”の公 開が待ち遠しくなるところだ。 * * 続いてもキャスティング関連の情報で、パラマウントが進 めている“Hanzel and Gretel: Witch Hunters”という作品 に、昨年2月紹介の『ハート・ロッカー』でオスカー候補に なったジェレミー・レナーと、4月紹介の『プリンス・オブ ・ペルシャ』と『タイタンの戦い』にも出ていたジェマ・ア タートンの出演が発表された。 この作品は、グリム童話で語られた物語の15年後を描くも ので、オリジナルで彼らを拉致した魔女を倒した兄妹がその 後は魔女退治の賞金稼ぎとなって活躍しているというお話。 脚本は、ハリウッド映画のスタッフとして数多くの作品に参 加しているD・W・ハーパーに、2007年1月紹介『主人公は 僕だった』などに主演のウィル・フェレルが協力したという もので、多分コメディとして作られているのだろう。 そして監督には、2009年12月紹介の雪山ゾンビ映画『処刑 山』を手掛けたノルウェーの新鋭トミー・ウィルコラの起用 が発表されている。 因にアタートンが演じるGretel役には、当初は『ドラゴン タトゥーの女』のノオミ・ラパスの配役が噂されていたもの で、監督も北欧人なら好適かとも思っていたが交替になって しまった。もしもそのまま進んでいたら、『処刑山』の紹介 の時に言及した僕としては嬉しいものだったが、ラパスのあ の雰囲気でコメディは、多少考え難いことは確かだ。 なお本作の撮影は、レナーが現在参加している“Mission Impossible: Ghost Protocol”の終了後、“The Avengers” の開始までの間に行われるようだ。 * * ここからは監督の情報で、まずは昨年4月4日付で報告し たワーナー版“Godzilla”の製作に、ガリス・エドワーズと いうイギリス人監督の起用が発表されている。 この監督は、実はこれまでの経歴には“Monsters”という 低予算のSF映画が1本あるだけなのだが、この作品が昨年 末に発表されたBritish Independent Film Awardsで、最優 秀監督賞と最優秀技術賞の2部門に輝くという快挙を成し遂 げており、その手腕を見込んでの今回の起用となっているよ うだ。また監督には、2009年7月紹介『ホースメン』などの デイヴィッド・キャラハムが手掛けた脚本に対するリライト の期待も寄せられているとのことだ。 直接の映画の製作は、ワーナー傘下で『ダーク・ナイト』 『300』、それに昨年4月紹介『ハングオーバー』なども 手掛けるレジェンダリーが担当するもので、娯楽作品に関し ては間違いないものが期待できる。ただし公開時期は2012年 と発表されており、2011年になってからの監督の決定、さら に脚本のリライトで、今後のキャスティングや撮影、VFX の製作などが間に合うものかどうか。多少心配される状況に なっているようだ。 * * もう1人の監督は、2009年5月紹介『ターミネーター4』 などのMcGの情報で、ユニヴァーサルが玩具メーカーのハス ボロ社と契約して進めている“Ouija”というボードゲーム からの映画化に交渉されていることが公表された。 McG監督は、2000年と2003年にコロムビアで『チャーリー ズ・エンジェル』を手掛けた後は、ワーナーに移って2006年 の“We Are Marshall”と『T4』を監督したが、その当時 いくつか発表された計画はいずれも実現しなかったようで、 最近ではフォックスで“This Means War”という作品がポス トプロダクション中となっているものだ。 それで結局は各社を渡り歩く監督となっているものだが、 その次回作として今回はユニヴァーサル作品が公表された。 因にこの計画には、2005年4月紹介『サハラ』などのブレッ ク・アイズナー監督の名前も挙がっていたが、その競争相手 を蹴落としての起用ということのようだ。 脚本は、『トロン:レガシー』を担当したエディー・キツ ィスとアダム・ホロヴィッツが手掛けたもので、その内容は スーパーナチュラル・アクション・アヴェンチャーとだけ紹 介されていたが、情報によると『インディ・ジョーンズ』と 『ハムナプトラ』の要素が含まれたものとのことだ。撮影は 今年の後半に開始されて、全米公開は2012年11月9日に予定 されている。 なお、ユニヴァーサル=ハスボロ社の計画では、昨年1月 10日付で題名だけ紹介した“Battleship”という作品が先行 しており、ピーター・バーグ監督、リーアム・ニースン主演 で撮影中の作品は、2012年5月18日の全米公開が予定されて いるものだ。 * * 海外のニュースはもう一つ賞レースの話題で、12月12日付 で紹介したアカデミー賞VFX部門の予備候補から7本に絞 られた作品名が報告された。それによると残ったのは: “Alice in Wonderland” “Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1” “Hereafter” “Inception” “Iron Man 2” “Scott Pilgrim vs. The World” “Tron: Legacy” 今後はこの7本についてそれぞれ15分に纏められた映像が 1月20日にアカデミーのVFX部会員の前で上映され、その 後に映画スタッフとの質疑応答が行われて、最終候補の5本 が選ばれることになっている。因に、アカデミー賞VFX部 門の最終候補は昨年から5本に拡大されているが、現時点で の7本から2本落とされるだけというのもかなり微妙な感じ もするところだ。 一方、2Dから3Dへのコンバージョンは現状ではVFX の一部と見做されているとのことで、その伝で行くと今回の 絞り込みでは、“Alice”を除く“The Voyage of the Dawn Treader”“Clash of the Titans”“The Last Airbender” が軒並み落とされたことを、問題視する向きもあるようだ。 因に“Tron: Legacy”は3Dカメラで撮影された作品という ことになっている。 何れにしてもこの中から落とされる2本はどれとどれか、 これはちょっと予想しても面白そうだ。 * * 最後に新年早々一つ記者会見が行われたので、その報告を する。 と言っても映画製作ではなくて、実は1月6日に刊行が開 始された「男はつらいよDVDマガジン」に関連して監督の 山田洋次、共演の倍賞千恵子らによる記者会見が行われたも のだ。それでまあマガジンの刊行に関しては他でも報道され たと思うが、会見の中でいくつか気になる発言があったので 紹介しておこう。 その一つは記者からマドンナについて質問された際に、山 田監督からは、「映画を撮るときには常に女優を美しく撮影 することを心掛けた。それは監督だけでなく、カメラマンや 照明、メイク、衣装などスタッフ全員の仕事だった」という 発言があった。そして続けて「最近の映画やテレビは、女優 を美しく撮っていない」との苦言も呈されていた。 また、今回のマガジンで売りの一つになっている山田監督 書き下ろしの連載小説については、映画以前の寅さんを描く と言うものだが、「映画で寅さんを描くに当って渥美清さん の思い出話しを数多く参考にした。渥美さん自身がコメディ アンになるまでにどのような生活を送ってきたのか、それは かなり恐ろしい体験もされていたようなのでその辺を想像し ながら書いている」とのことだった。 そして当然その映画化への期待については、「柴又の昭和 30年代を再現して描くのが難しい。『オールウェイズ』のよ うな作品もあるが、自分たちが同じようなことをできるかど うか。それに渥美さんの少年時代を演じられる、特に骨格や 鰓の張った子役を探すのも大変そうだ」との回答だった。 過去の日本映画の話だし、このページの本来の目的とは違 うものだが、これらの発言には僕自身いろいろ考えるところ もあったので、ここに報告させてもらうことにした。
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