| 2010年12月12日(日) |
RED、男たちの挽歌、トロン:レガシー、ウルトラマンゼロ、学校をつくろう、わが心の歌舞伎座、KG+ニュース |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『RED/レッド』“Red” ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マル コヴィッチ、それにヘレン・ミレンの共演によるアクション 作品。2003−2004年にDCコミックスから3回に分けて発行 されたが、全部で66ページしかないというグラフィック・ノ ヴェルの映画化。 物語の主人公は、引退した元CIAのフランク。悠々自適の 年金生活だが家族はなく、現在の楽しみは年金担当者の女性 に小切手が届かないと電話をしてそのまま世間話をすること ぐらいという、ちょっと寂しさもある暮らしぶりだ。 その電話を受けているサラも、実はその仕事に飽き飽きして いたが、ある日フランクから「そちらに行く用事があるから 会わないか」との誘いを受ける。その誘いに愛読するロマン ス小説のような危険な情事を夢見てしまうサラだったが… その当日、いきなり彼女の自宅に現れたフランクは有無も言 わさず彼女を拉致、正に危険窮まりない旅に彼女を連れ出し た。ただしそれは、フランクを抹殺しようとするCIAの陰 謀に巻き込まれた彼女を守るためのもの。 こうして、彼女の家への攻撃を辛くも逃れたフランクとサラ は、フランクの昔の仲間だったジョーやマーヴィン、それに ヴィクトリアらと合流して、CIAが仕掛ける陰謀と対決し て行くことになる。 共演は、2008年『スパイダーウィックの謎』で母親役を演じ ていたメアリー・ルイーズ=パーカー。さらにブライアン・ コックス、アーネスト・ボーグナイン、リチャード・ドレイ ファスといった顔触れで、ちょっと年齢層の高いアクション ドラマが展開される。 因に題名は、Retired Extremely Dangerousの略となってい るものだ。 その他には、2009年の『スター・トレック』でマッコイ役の カール・アーバンらが脇を固めている。監督は、2009年9月 紹介のファンタシー『きみがぼくを見つけた日』などのロベ ルト・シュヴェンケ。 8月に紹介した『ナイト&デイ』の向こう張るような巻き込 まれ型のスパイアクションで、まあ荒唐無稽と言ったらそれ までの作品だが、ミレンが実に嬉しそうにマシンガンを撃ち 捲っていたり、フリーマンのひょうひょうとした演技など、 観ているだけで楽しくなった。 それに陰謀の規模が、なるほどそれならと思わせる辺りなの も気に入ったところだ。DCコミックスの原作には前日譚が あるようだが、映画は続編も作れるのかな…
『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』“무적자” 『レッド・クリフ』などのジョン・ウーが1986年に監督した 「香港ノワール」の元祖とも言われるオリジナルを、自らの 製作総指揮により韓国でリメイクした作品。 原作の後にハリウッドに進出したウー監督には、その出世作 のリメイクの話は世界中の映画会社から寄せられていたのだ そうだ。その中からウー監督自らが脚本を厳選し、映画化に 踏み切ったのがこの作品ということになる。 その物語は、展開としてはオリジナルとほぼ同じだが、主人 公の兄弟を北朝鮮からの脱北者という設定にして、韓国の国 情に合わせたものになっている。ウー監督は、特にこの兄弟 の設定にも心を引かれたとのことだ。 その兄弟は一緒に脱北しようとしたものの離れ離れになり、 兄だけが韓国に脱出。その後に弟も脱北はするが、すでに兄 はヤクザの道に入っていた…という展開。しかもその再会も 束の間、兄は密輸の取り引きに向かった海外で逮捕収監され てしまう。 一方、弟は脱北の際の経緯などから兄に対しては強い恨みを 持っていたが、その弟は兄とも親交のあった警察官の許で暮 らし、自らも警官を目指して行くことになる。そして刑事と しての実績を上げ始めた頃、兄が海外での刑期を終えて帰国 してくる。 ところが、以前に兄のいた組織は当時は駆け出しだった男に 支配されており、特に兄の弟分だった男はパシリのような生 活に落ちぶれていた。そんな状況で兄は堅気になることを決 心するのだが、新たな支配者は邪魔な兄とその弟分を始末し ようと考えていた。 物語の展開自体は、オリジナルとほぼ同じと言って良い。ま あちょっとした違いはあるが、それは映画を観てのお楽しみ というところだろう。そこに本作では、脱北者という設定が 加わる訳だが、さて韓国の人以外にこれがどのように受けめ られるものか。 それは兄弟の一方がヤクザ、他方が警官という設定の根拠と してはオリジナルより現実的な感じもするが…。何かこの物 語については、僕の中で違和感のようなものも感じていた。 その違和感が何故生じるかは、実は僕自身もよく判らないの だが。 出演は2009年11月紹介『霜花店』などのチェ・ジンモ、今年 11月に紹介した『食客2』のオリジナル版に主演のキム・ガ ンウ、10月紹介『ゴースト』に主演のソン・スンホン。監督 は2004年『力道山』などのソン・へソンが担当している。 また、エンドクレジットに流れる主題歌を日本のCHEMISTRY が担当しており、この歌は日本版では日本語だが、海外では 韓国語で吹き込まれているそうだ。 なおオリジナルの原題は『英雄本色』。『男たちの挽歌』は 日本のみでの題名で、添えられた“A Better Tomorrow”は オリジナルの英語題名だったものだ。また今回のハングルの 原題は、漢字では『無籍者』となるようだ。
『トロン:レガシー』“Tron Legacy” すでに9月に『美女と野獣3D』と共に7分間のフッテージ と、10月には20分間の特別フッテージを紹介し、前回は記者 会見の報告もしたディズニー最新作の全編の3D試写がよう やく行われた。その報告しよう。 その全編を観ての感想は、まずは予想通りというか、期待し ていた通りの見事な迫力で電脳世界が描かれていた。それと 期待以上だったのが音響と音楽で、全身を圧するように轟く サウンドには、久し振りに音を感じる心地よさがあった。 その音響は、現代エレクトロミュージックの雄と言われるダ フト・パンクの音楽と、それに負けじと頑張った音響担当者 たちの見事なコラボレーションが、単純に耳を聾するのでは ない、心地よいサウンドを作り上げている。 この音響の心地よさを感じると、イヤフォンやヘッドフォン だけで音楽を聞いているつもりの、電車の中でシャカシャカ 言わせている連中が哀れになる。音楽とはやはり全身で聞く ものだということがよく判るサウンドの素晴らしさだった。 物語は、10月紹介のフッテージで予想した以上に現実世界で のアクションなどもしっかりあって、特に今回の主人公サム の立場や、その父親フリンとの関係などがかなり丁寧に描か れていた。 その一方で電脳世界と現実世界の関り方については、オリジ ナルの時にもあやふやだったが、それは今回も充分には説明 されておらず、SFとしては多少不満は感じる。とは言え本 作はゲーム感覚のアクションを楽しむものだから、映画的に はこれで充分だろう。 映像は『アバター』と同じくデジタル・ドメインがVFX担 当しているから、それはキャメロン作とは異なる映像が展開 されるものだが、こちらも欲を言えばもう少し都市の内部も 見せて欲しい感じもした。 それはサムが電脳世界に到着した直後に少しだけ見られるも のだが、できればその空間でのアクションや、迫力のゲーム が展開される闘技場と荒野との間での、プログラムたちの普 段の暮らしなども見せて欲しかったところだ。 でもまあ、本作はすでに上映時間2時間7分の作品だから、 これ以上のものを描くのは難しかったのかな。因に3D効果 は、その上映時間でも大丈夫な程度の描き方になっていたよ うだ。なお、スタッフ・キャスト等の情報は以前の記事を参 照してください。
『ウルトラマンゼロTHE MOVIE 超決戦!べリアル銀河帝国』 昨年11月に紹介した『大怪獣バトル/ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』に続くウルトラマンシリーズの最新作。 物語は、強大な勢力の敵に襲われている惑星から始まる。そ こは大きな資源を持つ豊かな星だったが、突如襲ってきた敵 の前にはなす術もなかった。だがその危機の星から1人の王 女が鏡の巨人の助けで辛くも脱出に成功する。 一方、ウルトラマンたちの光の国にも謎の強敵が現れ、撃退 はしたものの大きな被害を受ける。そして敵の残骸からその 本拠が別宇宙にあると判るのだが、その別宇宙に向かうには ウルトラマンたち全員の力を集めても1人を送り込むのが限 界だった。 その使命にウルトラセブンの息子で前作に初登場した新ウル トラヒーローのウルトラマンゼロが志願。その腕にはもしも の時のためのエネルギーと帰りの道標となるブレスレットが 装着され、ゼロは別宇宙に向かうことになる。 こうして別宇宙に到着したゼロは、いきなり敵に襲われてい る惑星に遭遇し、そこで瀕死の重傷を負った若者を助けるた めその身体に乗り移る。そしてその若者の姿を借り、時には ブレスレットの力でウルトラマンに変身して敵と戦って行く が… やがてその敵は、これも前作に初登場した悪のウルトラマン ・ベリアルと判り、ゼロはその別宇宙を守ってきた炎の巨人 や鏡の巨人、それにメカの巨人ら共に宿命の対決に挑んで行 くことになる。 前作は、過去シリーズに登場したウルトラマン及びウルトラ 怪獣の総登場というコンセプトだったが、今回はさらに『ミ ラーマン』『ファイヤーマン』『ジャンボーグA』という円 谷プロ製作の他のシリーズの巨人たちも結集する作品になっ ていたようだ。 しかもその活躍の舞台を別宇宙に設定した辺りは、それなり のアイデアと言える。ただ物語の展開で、ゼロがその世界か らの退路を絶つか否かにはそれなりの葛藤があるはずで、そ の辺をもう少し明確に描いて欲しかった感じはした。 それは多分そのための伏線も用意されていたと思うのだが、 その設定などが活かし切れていない感じがしたものだ。特に ゼロのエネルギー補給に関しては重要なテーマでもあるし、 もう少し何かドラマがあっても良さそうな感じもした。 出演は、2009年8月紹介『大洗に星はふるなり』などの小柳 友、テレビ『竜馬伝』で竜馬の幼い頃とその姉を演じていた という濱田龍臣と土屋太鳳。他にきたろう、ベンガル、平泉 成らが出演。 また、声の出演では歴代のウルトラマンたちが勢揃いし、べ リアルの声は前作に引き続き宮迫博之、ナレーションは石坂 浩二が担当している。脚本と監督はVFX出身のアベ・ユー イチ。なお前作はワーナーが配給を担当したが、本作ではま た松竹に戻ったようだ。
『学校をつくろう』 専修大学創立130周年記念映画と銘打たれた作品。明治13年 (1880年)専修大学の前身である専修学校を開いた相馬永胤 らの開校に至るまでの活動が描かれる。 明治4年、彦根藩士の相馬は大阪陸軍兵学校を目指すが、痔 持ちのために不合格に終る。そこで薩摩の西郷隆盛を訪ねた 相馬は、日本の将来のため若者は外国に行くべしと諭され、 彦根藩の藩費留学生として英語もできぬまま渡米する。 そしてそこでも士官学校を目指すが外国人の入学は認められ ないと断られ、兵法が駄目なら法律か経済を学ぼうと決意。 ところが猛勉強の結果成績は優秀なるも目を煩い、途中から 官費に切り替えられた留学の学費を断切られてしまう。 それでも彦根藩井伊家の支援なども受けて頑張り通した相馬 はコロムビア大学に進学。そこで生涯の盟友たちとの出会い を果たす。やがて相馬らはアメリカで「日本法律会社」を設 立。不平等条約に苦しむ日本を救うために法律家を育てるこ とを目標とする。 そして帰国後はアメリカで得た資格を基に弁護士(代弁人) 事務所を開き、外国人との係争に対する日本人顧客への支援 を行う傍ら、日本人に日本語で法律や経済を教える専修学校 の設立に邁進する。 という専修大学の前身校開校までの経緯が描かれるが、それ は特に艱難辛苦と言うものではなく、いや実際は語学の習得 などもっと大変だったのではないかと想像されるが、映画で はあえてそれを描かず、それよりも理想に燃える若者たちの 姿が描かれている。 この描き方は、旧来の日本映画では無理矢理『おしん』的な 苦労話を描いたところかも知れないが、今の時代にはこの方 がすっきりとして、特に大学に理想などの指針が明確に出て いる点では正しい描き方と言えるだろう。 まあそれは、大学の関係者以外には、多少見どころに欠ける 印象になるかも知れないが、それは仕方のないところだし、 僕には理想に燃える明治の先人たちの姿が心地よく見られる 感じがしたものだ。 出演は、相馬役に2月紹介『RAILWAYS』などの三浦 貴大。それに柄本時生、橋本一郎らの2世タレントと、映画 『遠き落日』などに出演の池上リョヲマが学校創設者の4人 を演じている。 他に近衛はな、角替和枝、佐々木すみ江、神山繁、山本圭、 宅麻伸、永島敏行らが共演。さらに樫山文枝がナレーション を務めている。脚本と監督は、2008年5月紹介『最後の早慶 戦』などの神山征二郎が担当した。 まあ、基本的には専修大学の関係者が観れば良い作品ではあ るが、明治の先人たちの頑張る姿を観ることで、何か現代日 本人にも得られるところがあるかも知れない、そんな感じの 作品ではあった。
『わが心の歌舞伎座』 今年4月末日に閉場した木挽町歌舞伎座のさよなら公演の舞 台を中心に、現代の歌舞伎役者たちの歌舞伎座に寄せる思い やその歴史などを綴ったドキュメンタリー。 閉場した歌舞伎座は昭和26年に再建された4代目の建物だそ うで、そこに至るまでの歴史や、普通では観られないその内 部の施設なども紹介されている。さらに舞台転換の様子やロ ビーで行われる通し稽古、開場前のセレモニーなど歌舞伎座 の全てが描かれる。 という歌舞伎座の全てが観られるドキュメンタリーになって いるが、何と言っても作品の中心となるのは、現代の名優た ちが歌舞伎座のそれぞれの場所に立って、さまざまなその想 いを語るインタヴューだ。 そこには中村芝翫、中村吉右衛門、市川團十郎、中村梅玉、 坂東玉三郎、中村富十郎、中村勘三郎、松本幸四郎、片岡仁 左衛門、坂田藤十郎、尾上菊五郎といった錚々たる顔触れが 登場し、題名通りの歌舞伎座に対する想いを語ってくれる。 それは芸に対する想いであったり、自らが継ぐ名跡への想い であったり、先人や裏方さんたちへの想い、さらには初舞台 の思い出など、見事にヴァラエティに富んだ想いが語られ、 さまざまな角度から歌舞伎座が語り尽くされている感じのす るものだ。 またそれと共にそれぞれの役者たちの公演のハイライト場面 なども挿入され、舞踊『藤娘』から『勧進帳』『仮名手本忠 臣蔵』に『野田版鼠小僧』までその数30演目は、正に歌舞伎 が堪能できる仕組みにも作られている。 さらにそこにはインタヴューに登場しない市川猿之助、中村 雀右衛門の公演の場面や、初代松本白鸚、初代尾上辰之助、 二代目尾上松緑、十七代目中村勘三郎ら、戦後の歌舞伎座を 彩った名優たちの姿も再現される。 監督は、ルーカスフィルムやスティーヴン・スピルバーグの ドキュメンタリーも制作したという十河壯吉。その優れた感 覚が歌舞伎座の全てを描き出している感じの作品だ。しかも それを小難しく語るのではなく、実に親しみやすい感覚で描 かれた作品だった。 上映時間は2時間47分の大作だが、倍賞千恵子のナレーショ ンと共に心地よい時間が過ごせた感じがした。
『KG』 琉球少林空手道月心会で黒帯(二段)を持つという武田梨奈 主演による2009年『ハイキック・ガール!』に続くリアルア クション作品。 主人公は幼い頃から伝説の空手家の血を引く父親に鍛練され てきた少女。しかし彼女は、その父親を殺され、妹を拉致さ れた日から空手家の正体を隠して過ごしてきた。ところが、 ある切っ掛けでその正体が明らかにされてしまう。 一方、彼女の父親を殺し妹を拉致した一味は空手を悪用した 暗殺者を養成し、世界中の政府やテロ組織にもその暗殺者を 供給していた。その一味は彼らの強さのシンボルとして、彼 女の父親を消すことと彼の持つ伝説の黒帯を奪うことが必要 だったのだ。 それと同時に、その父親の血を引く主人公の存在も邪魔にな る一味は、その存在が明らかになった彼女の命を狙い始める が… というお話だが、まあ本作の場合は主演の武田自身が演じる リアルな空手アクションを見せるのが狙いだから、お話の方 はその繋ぎというか、出来るだけ簡潔に描くことは考えられ ているのだろう。映画は正にアクションの連続という感じに はなっていた。 そのアクションは、CGIなしワイヤーなしの正にリアルア クションで描かれたもので、それは観ていればストレートに 判るところだが、さらにエンディングに添えられたmaking映 像で、本当にやっていることが確認できるのも見事なものだ った。 ただまあ、お話は添え物とは言ってもそれなりに膨らまして は欲しいもので、例えば妹が一味の配下になっている理由と か、一味のボスの裏切りを知った外国人空手家の存在や、何 より締め括りは大ボスと闘って欲しい感じもした。 とは言え本編の配役及び設定の許では、最後にボスと闘うの はちょっと難しいが、そこに何か一捻りアイデアが欲しかっ たかな。でもそれは、この手の格闘家主演でボスにそれなり の俳優を起用した作品では、昔から常に問題になってきたも のではあるが…。 共演は、3月紹介『孤高のメス』などの堀部圭亮と、2008年 『ハッピーフライト』などの入山法子、2008年『フライング ・ラビッツ』などの滝沢沙織。他に、飛松陽菜、横山一敏、 中達也、リチャード・ウィリアム・ヘセルンら現役の空手家 たちが脇を固めている。 なお現役空手家の中では、特にまだ中学2年生という飛松の 空手の姿がきれいで、主演の武田と共に将来にも期待が持て そうだ。 製作・脚本・アクション監督は、『ハイキック・ガール』の 製作・監督や2008年柴咲コウ主演『少林少女』の武術指導な どを担当した西冬彦。監督は、大阪芸術大学出身で『ハイキ ック・ガール』の脚本・監督補などを務めた木村好克が担当 した。 * * 今回のニュースは、前回に引き続きアカデミー賞VFX部 門の予備候補15作品が発表されたので報告しておく。 選ばれたのは“Alice in Wonderland”“The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader”“Clash of the Titans”“Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1”“Hereafter”“Inception”“Iron Man 2”“The Last Airbender”“Percy Jackson”“Prince of Persia”“Scott Pilgrim"“Shutter Island"“The Sorcerer's Apprentice” “Tron: Legacy”“Unstoppable”。 この中から1月上旬までに7本に絞られ、さらにそこから VFX専門部会での投票によって選ばれた最終候補5本が、 他の部門の候補作と共に1月25日に発表される。 因に、Varietyの記事では最初に、『アリス』『インセプ ション』『トロン』の題名が挙げられていたものだが、技術 で選ぶかアートで選ぶかあるいはヒットで選ぶのか、今回は 5本の予想もかなり難しそうだ。
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