| 2010年10月31日(日) |
トロン、ゴースト、マクナイーマ、バーレスク、ソウ・ザ・ファイナル、ハーモニー+製作ニュース・その他 |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『トロン レガシー』(20分特別フッテージ) 今年12月17日に全世界一斉公開予定のディズニーの新作で、 以前にも7分のフッテージを少し紹介したが、今回は今年の 東京国際映画祭でオープニングを飾った20分間の映像を観る ことができた。 以前紹介のフッテージでは、トロンの世界に入ってからの様 子だけが紹介されていたが、今回はその前の現実世界からの 導入部を含んでおり、映画の発端部分という感じだ。そこで は今回の主人公のサム・フリンとその父親との関係などが描 かれていた。 その父親というのは、1982年公開の『トロン』でジェフ・ブ リッジスが演じていたケヴィン・フリンのことで、紹介され た映像によると、そのケヴィンはその後はコンピュータ企業 のCEOになっていたが、1986年に再びトロンの世界に旅立 っていたようだ。 しかもそのまま消息を絶った父親の行方を、今回はその息子 が追って行くことになるのだが…。そこには、懐かしいアー ケードゲーム場の外観からその内部や、そして見覚えのある マシンなども再現されていた。 脚本は、テレビの人気シリーズ『LOST』などを手掛ける エディー・キツィスとアダム・ホロヴィッツのコンビ。監督 はPCゲームの“Halo”などを手掛ける一方で、コロムビア 大学に3Dモデルとグラフィックス専門助教授の籍があると いうジョセフ・コジンスキー。 脚本家も監督も映画は初めてのようだが、製作陣には『ザ・ コア』のショーン・ベイリー、『300』のジェフリー・シ ルヴァ、それに前作を手掛けたスティーヴン・リスバーガー らが揃っているから、信用しておこう。 出演は、今年のオスカーを受賞したブリッジスが再登場して いる他、主演には、2004年5月紹介『トロイ』がデビュー作 というギャレット・ヘドランド。因にヘドランドは、2006年 『エラゴン』などにも出演した若手の有望株だ。 さらに共演者には、2007年11月紹介『ボビーZ』などに出演 のオリヴィア・ワイルド、2009年1月紹介『フロスト×ニク ソン』などのマイクル・シーン、モデル出身で2007年『ファ ンタスティック・フォー』などのボー・ガレット、それに前 作でトロンを演じたブルース・ボックスレイトナーも再登場 している。 なお3D撮影には、『アバター』で開発されたフュージョン ・カメラシステムを最新型のSONY CINEALTA F35カメラを用 いて再構築したシステムが使用されたそうだ。
『ゴースト/もういちど抱きしめたい』 1990年に公開されで世界中で大ヒットしたロマンティック・ ファンタシーの名作『ゴースト/ニューヨークの幻』を、現 代の東京を舞台にリメイクした作品。 物語は、愛し合っていた男女の一方が殺されるが、すぐには 昇天せずにゴーストとなって地上に留まる。そして自分が殺 された理由と恋人の危険を察知し、何とかその情報を恋人に 伝えようとするのだが… まあ、お話自体はオリジナルの通りで、それは主要な台詞ま で丁寧に踏襲されているものだが、その条件の中で本作は見 事に現代の日本社会を背景にした展開になっている。しかも 現代の日本人ならオリジナルより判りやすい感じのものだ。 その脚本を担当したのは、テレビ脚本家の中園ミホと1995年 『エコエコアザラク』などの佐藤嗣麻子。佐藤は監督も手掛 けた2008年『K−20』や、今年は年末公開予定の『宇宙戦艦 ヤマト』実写版の脚本も担当しているようだ。 オリジナルのファンとしては、いろいろ文句を付けたい人も 出てくるとは思うが、僕はこのやり方で間違ってはいないと 思うし、オリジナルの設定を踏襲することだけに汲々として いた他のリメイク作品よりはずっと良い出来だと感じた。 とは言うものの、本作にも問題点はいろいろあって、例えば 物語の前半で2人の愛が芽生えるまでの展開は多少安易に感 じた。それは男性の側は他の条件もあるからいいとしても、 今まで愛を信じられなかった女性が恋に墜ちるのにはもう少 し手順が必要だろう。 それと途中に出てくる幼女のゴーストに関しては、彼女の思 いが解決されないままなのは観客としては納得できない。こ ういう端々のエピソードが蔑ろにされるのは日本映画の欠点 でもあるが、脚本家は自分で描いたエピソードには最後まで 責任を持ってもらいたいものだ。 なお監督はテレビ演出家の大谷太郎。テレビでは数多くの受 賞歴があるようだが、映画の監督は本作が初めてのようだ。 まあ、それほど問題はなかったと思う。 出演は、1998年『リング』などの松嶋菜々子、2000年の韓国 ドラマ『秋の童話』などのソン・スンホ、そしてオリジナル でウーピー・ゴールドバーグが演じた霊媒師役に樹木希林。 他に、今年8月紹介『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 などの鈴木砂羽、「劇団☆新感線」の橋本さとしらが脇を固 めている。
『マクナイーマ』“Macunaíma” ブラジル近代文学の金字塔とも言われるマリオ・デ・アンド ラーデによる原作の映画化。オリジナルは1969年に発表され たブラジル映画が、ディジタル・リマスター版となって日本 初公開される。 物語は、アマゾンの密林で赤ん坊が誕生するところから始ま る。しかしその赤ん坊は最初から黒人の中年男の姿で生み落 とされ、父親からは不吉とされる「マ」で始まる名前「マク ナイーマ」と名付けられてしまう。 ところがその赤ん坊は、森で魔法の泉の水を浴びたことから 美しい白人の青年に変身し、兄弟と共に都会に出て美しい娘 と恋に落ちる。そして黒人の子供を儲けたりもするのだが… 不吉の影は彼の許を去ってはいなかった。 これに、魔法の石「ムイラキタン」の伝説や、ブラジル先住 民族の「食人」の歴史などが絡み合って、何とも支離滅裂な 物語が展開されて行く。 宣伝では、“モンティ・パイソン”×「エル・トポ」という コピーが使われるようだが、コメディとしてはイギリスの名 物番組ほど洗練されてはいないものの、俗悪さという意味で は、確かに毒が満載という感じの作品だ。 因にオリジナルの公開は、ブラジル本国とフランスの記録し か残っていないが、フランスでは1970年の公開から3年間の ロングランを記録しているそうだ。なおアメリカではニュー ヨークのみの限定公開があったようだ。 その作品が、2006年ヴェネチア映画祭で企画されたジョアキ ン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督の回顧特集のためにディ ジタル修復されたものだが、ほぼ全編はオリジナルから修復 されたものの、一部にあった欠損部分はフランスに残されて いたフィルムから追加されたとの事情が巻頭のテロップに記 載されていた。 なお監督のジョアキンは、大学で物理学を専攻しながらシネ クラブを立上げ、後に映画監督になったという経歴だそうだ が、この作品のハチャメチャさは、何となく理系人間の感覚 かな…とも思えたものだ。 さらに本作の日本公開に併せ、東京では当時のブラジル映画 を特集するシネマ・ノーヴォという企画上映も行われるよう だ。
『バーレスク』“Burlesque”(45分特別フッテージ) 11月24日に全米公開、日本では12月18日に公開される音楽映 画の45分間の抜粋版が特別上映された。 物語の舞台は、「バーレスク」という名のショウクラブ。元 ショウダンサーのオーナーが経営するそのクラブは、毎夜大 人の客を相手に華麗なショウを上演していたが、客足は減り 続け、その経営も厳しくなっていた。 そしてオーナーもその状況の理解はしていたが、もはや打つ べき手段もなく、残された道は新しいスターの誕生だけだっ た。しかし次期スターを期待される歌手ニッキーには素行の 悪さという問題があった。 一方、アイオアからスターを夢見てやってきたアリは、偶然 入った「バーレスク」の華麗なショウに目を見張る。そして 自分もその一員になりたいと思うのだったが、田舎出で伝も ない彼女に簡単な道は拓けなかった。 という物語は、すでに上映されている予告編からも判るもの だが、その予告編ではほんの触りだけだったショウのシーン が、このフッテージではほぼフルコーラスに渡って公開され たものだ。 出演は、オーナー役にシェール、ニッキー役に2008年11月紹 介『寝取られ男のラブ♂バカンス』などのクリスティン・ベ ル、そしてアリ役にグラミー賞で4冠達成のクリスティーナ ・アギレラが映画初出演を果たしている。 他に、2009年『ラブリー・ボーン』でオスカー候補のスタン リー・トゥッチ、2001年から『スパイ・キッズ』シリーズ全 作に出演のアラン・カミングらが共演。監督は俳優出身で、 脚本家を経て本作が長編デビューのスティーヴン・アンティ ンが担当している。 元々ショウビズ界のバックステージ物は嫌いではないし、し かもガールズ・ムーヴィとくればもはや文句のない作品だ。 それに本作では、何と言ってもアギレラの圧倒的というか、 見事なパフォーマンスが堪能できる。それだけで充分と言え る作品だろう。 なお、日本公開日の12月18日はアギレラの誕生日だそうだ。
『ソウ・ザ・ファイナル』“Saw 3D” 昨日日米同時公開されたシリーズ最終作。試写会は先々週に 行われたが、公開日まで観たことも公表しないという守秘義 務契約書にサインしていたので、紹介が今日のアップになっ たものだ。 物語は、オリジナルの殺人鬼ジグソウの亡き後、正当な後継 者は誰か…というここ何話かの展開に決着を付けるもので、 その意味では間違いなく『ザ・ファイナル』と呼ぶことので きる作品になっていた。 その結論はまあそれもありだなと思わせるものだったが、そ れより本作の興味は、3Dで再現される殺人ショウの数々だ ろう。つまりは結論に行き着くまでの展開に、いつものよう に手を代え品を代えの殺戮が、3Dで続くものだ。 特に前作までに登場した殺人ガジェットの数々が、博物館の ように3Dで展示されていたのにはニヤリとしてしまった。 そんな長く続いたファンのための最後のプレゼントという感 じの作品でもある。 ただ観ていて考えたことは、第1作を観たときのドキドキが さほど感じられなくなってしまったという悔しさだ。手を代 え品を代えのガジェットは今回も新たなもので楽しめるのだ が、第1作の時の衝撃には及ばない。 それは慣れ以外の何ものでもないが、それが今回シリーズの 終結を決意した制作者たちの考えでもありそうだ。でもまあ 本作も全米No.1は記録したようだし、遠からずシリーズの再 開はあると考える。その時はまた初心に戻って、本当に恐い 作品を観たいものだ。 脚本は、シリーズは第4作から担当している2008年2月紹介 『フィースト』(2005年製作)などのパトリック・メルトン とマーカス・ダンスタン。監督は、第1作から第5作までの 編集者で前作から監督に昇格したケヴィン・ゲルタートが引 き続き担当した。 他のスタッフ陣にもシリーズを通しての人材が多いのがこの シリーズの特徴だ。 出演は、全作に登場したトービン・ベル、第3作から登場の ベッツィ・ラッセルとコンスタンス・マンディラー。また、 『ヤング・インディ・ジョーンズ』のショーン・パトリック ・フラナリーが新登場の他、第1作以来のケアリー・エルウ ェズの再登場も注目だ。 なお、日本公開では巻頭に前作までのおさらいの特別映像が 付けられており、1年前の作品を忘れていても大丈夫なよう になっていた。
『ハーモニー』“하모니” 来年1月に日本公開が予定されている韓国映画。韓国の女子 刑務所を舞台に、そこに収監された重罪犯の女性たちの人間 模様が描かれる。 主人公は殺人の罪で刑に服している。それは已むを得ない事 情による犯罪ではあったが、その罪の重さは10年の刑に及ぶ ものだった。しかも彼女は収監時に妊娠しており、その子供 は無事に誕生して、女囚たちの間でアイドルのように育って 行くが… 女囚が子供を育てられるのは生後18カ月まで、その時までに 刑期が終っていない場合は里子に出されるのが規則だった。 そして刑期の終らない彼女は、その日までに一度外泊して、 子供に外の世界を見せることが必要だと考えていた。 そんなある日、刑務所をコーラス団が訪問し、その歌声に感 動した彼女は自分たちも歌いたいと考える。しかもそのコー ラスが成功したら、自分と子供の外泊を許可してくれるよう 刑務所長に願い出る。 こうして主人公によるコーラス団の募集が始まるが、そこに は故あって死刑囚の元音楽学校の教授や音楽学校を卒業した ソプラノ歌手なども含まれていた。こうして刑務官のピアノ を伴奏にコーラスの練習が始まるが。 この主人公を、2009年5月紹介『セブンデイズ』などのキム ・ユンジンが演じて、弁護士から女囚という見事な変身を見 せている。しかも前作はサスペンスで終始緊張感のある演技 だったが、本作では時折コメディの要素もあって演技の幅を 見せてくれた。 他に、2006年8月紹介『ユア・マイ・サンシャイン』に出演 のナ・ムニ、2009年『TSUNAMI』などのカン・イェウ ォンが脇を固めている。 なお本作の製作では、韓国映画史上初めてチョンジュ女子刑 務所の内部での撮影が許可されたもので、映画の巻頭には韓 国内務省への謝辞が掲げられていたが、セットで撮影された シーンにも実際の刑務所を見学して得た知識が活用されてい るとのことだ。 また、本作の物語自体はフィクションとのことだが、女子刑 務所でのコーラス活動はチョンジュ刑務所での実話に基づい ているようだ。 * * 今回はまず、先日行われたイマジカの内覧発表会を見学し てきたので、その報告から始めさせてもらう。 この発表会については、2008年8月1日付の第164回でも 報告したが、今回は2年ぶりに開催されたものだ。その内容 では、まず第1試写室でオープニングの3D映像と、全体の プレゼンテーション、それに3Dのコマーシャルが1本上映 された。 その3D上映はRealD-3Dで行われたもので、3Dメガネは お持ち帰り、前回は第2試写室でDolby-3Dだったが、今にし て思うとやはりRealD-3Dの方が優れていると感じる。ただし これも、最新型のMaster Imageには追い掛けられているとこ ろだが。 さらに別室では、オープニング3D映像のメイキングなど も見せてもらえた。またARRI社の最新型ディジタルカメラも 展示されていたが、これは3K仕様とのことで、これでRED 社の4Kにどこまで対抗できるかというところだろう。因に 最近紹介した作品の中でも、『ソーシャル・ネットワーク』 と『サラエボ希望の街角』には、HAL-9000を思い出させる赤 い丸やshoot by REDのクレジットがされていたもので、RED の浸透もかなりのものになっているようだ。 この後は、現像工場の見学と別棟のモーション・キャプチ ャースタジオで行われたAR=Augmented Realityのデモン ストレーションも見学した。これは遠隔地でのモーション・ キャプチャーデータに直ちにキャラクターを合成してみせる もので、この日は青海で行われているイヴェント会場と結ん で実演が行われていたのだ。 これらの技術が将来的に映画とどのように関ってくるか、 映画の将来にいろいろな夢を育ませて貰えた発表会だった。 イマジカの久保田さん、今回もありがとうございました。 また次回もよろしくお願いいたします。 * * さて以下はいつもの製作ニュースを報告しよう。 まずはジェームズ・キャメロンの情報で、今年4月25日付 でも報告した“Avatar”の続編について、2011年後半の製作 開始と、さらに2作同時に製作して2014年12月と2015年12月 に2年連続で公開することが発表された。 この続編については、以前の情報では惑星パンドラの海洋 を舞台にしたのになるということだったが、さらにもう1本 はどのような背景で冒険が繰り広げられることになるのか。 いずれにしてもその背景はCGIで制作されるものだが、正 にイマジネーションの極致のような世界の構築を期待したい のだ。 またこの2作の製作に関しては、キャメロンは来年早々に も脚本の執筆を開始して、年後半の撮影開始に臨みたい意向 とのことだ。 ただしキャメロンには、この他にも“Cleopatra”の監督 をソニーで行うなど複数の情報もあるそうで、それらの製作 が何時になるか、いろいろ心配している向きもあるようだ。 * * 続いては久しぶりにスティーヴン・スピルバーグ監督の情 報で、現在は2011年8月10日の全米公開に向けて第1次世界 大戦を舞台にした“War Horse”のポストプロダクションを 進めている監督の次回作として、“Robopocalypse”と題さ れた計画が発表されている。 この作品は、ダニエル・H・ウィルスンという作家の同名 の長編小説を映画化するもので、この原作本は来年6月7日 に刊行予定となっている。内容は、題名通りのロボットもの で、報道ではロボットが人類に対して反乱を起こす物語との ことだ。 因に、原作者のウィルスンについては、2006年5月1日付 第110回で“How to Survive a Robot Uprising”という作品 を紹介した人物で、当時はまだ学生だった研究者が、その後 はテレビのヒストリーチャンネルで科学番組のホストとして 活動する傍ら、ロボット工学の研究書からヤングアダルト向 けのユーモアブックまで様々な書籍を出版。2009年に“The Nostalgist”というウェブ小説を発表しており、今回は長編 デビューとなったようだ。 原作本が未刊行でまだ詳しい内容は不明だが、脚本には、 『クローバーフィールド』などのドリュー・ゴダードが契約 しており、それなりの作品にはなりそうだ。 なおスピルバーグの監督では、現在はピーター・ジャクス ンと共作の“The Adventures of Tintin”もポストプロダク ション中となっているが、その前は2008年の『インディ・ジ ョーンズ』、さらに前は2005年の『ミュンヘン』で、本格的 なSF作品は同年の『宇宙戦争』以来となるものだ。 * * 最後に、2012年7月20日の全米公開が予定されているクリ ストファー・ノーラン監督による“Batman”シリーズ第3作 の題名が、“The Dark Knight Rises”と発表された。 脚本は、監督の原案に、前作にも協力したデイヴィッド・ S・ゴイヤーがアイデアを追加し、監督と弟のジョナサン・ ノーランが執筆しているもので、来年春からの撮影が期待さ れている。なお撮影は3Dではないとのことだ。 さらにもう1本、トム・クルーズ主演“M: I”シリーズの 新作には“Mission: Impossible: Ghost Protocol”という 題名が付けられている。今までは番号だけだったが、そこに 名称が入った理由も知りたいところだ。 こちらの脚本は、クルーズとJ・J・エイブラムスのアイ デアから、テレビ脚本家のジョッシュ・アップルバウムとア ンドレ・ネメックが執筆したもので、『レミーのおいしいレ ストラン』などのブラッド・バード監督の許、すでに撮影は 開始されているようだ。
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