| 2010年09月19日(日) |
白いリボン、クロッシング、ストーン、海炭市叙景、うまれる、フード・インク、美女と野獣3D+他 |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『白いリボン』 “Das weisse Band-Eine deutsche Kindergeschichte” 1913年、第1次世界大戦の直前のドイツの片田舎を舞台に、 そこで起きた不可解な事件を描いた作品。2001年の『ピアニ スト』でカンヌ映画祭では次点となるグランプリを獲得して いたミヒャエル・ハネケ監督が、本作でついに最高賞のパル ムドールに輝いた。 ハネケ監督作品には賛否両論が多く、2008年9月紹介『ファ ニー・ゲーム U.S.A.』のオリジナルが1997年のカンヌで 上映されたときには、途中で退席する者も続出したとされて おり、僕自身も何本か観た作品では途中で居たたまれなくな る感じも味わってきた。 しかし本作に関しては、「ハネケ初の親しみやすい作品」な どとも呼ばれていたもので、ただそれが本当に良いことかは 迷うところだが…。実際に観た映画はそんな夾雑な評価など 吹っ飛んでしまうような圧倒的な作品だった。 上映時間2時間24分、モノクロ映像で綴られる本作は、正に 映画とは何かを考えさせてくれる作品だ。 物語の発端は、第1次世界大戦直前のある日、大地主の男爵 によって支配される片田舎の村で開業するドクターが、帰宅 途中で落馬して大怪我を負うところから始まる。それはドク ターの家に向かう途中の道に見えないように張られた針金が 原因だった。 しかしその事件の犯人も判明しない内に、今度は男爵が経営 する製材所で女性が亡くなる事故が発生する。それは仕事場 の老朽化を放置した経営者に責任があるようにも見えた。こ うして男爵と村人の確執が高まる中で、男爵の息子が行方不 明になる。 こんな事件が次々に発生し、その容疑者が捕まったりもする のだが、どこか儀式めいた雰囲気も漂う事件の全容はなかな か明らかになって行かない。 そんな物語が、ドクターの一家や男爵の一家、その家令の一 家、さらに村の牧師の一家や小作人の一家、村の学校の教師 や男爵の家に乳母としてやってきた女性などの成人や子供た ちも巻き込んで繰り広げられて行く。 配役は、主にハネケ作品には常連の俳優たちが出演している が、本作の注目は各家の子供たちで、7000人以上のオーディ ションの中から当時の時代の顔をした子供たちが選ばれて出 演している。 そしてハネケの発言によれば、1933年、45年の大人たちが、 この映画の描く第1次世界大戦直前の時代の子供たちなのだ そうだ。
『クロッシング』“Brooklyn's Finest” ニューヨークのブルックリン地区を舞台に、3人の警察官が それぞれの正義のために活動する姿を描いた作品。今年3月 全米公開されて『アリス・イン・ワンダーランド』に次ぐ興 行2位に輝き、DVDでは販売、レンタルなどの部門で3冠 を達成したとのことだ。 登場するのは、新たに誕生する子供のために金が必要な特殊 部隊の隊員と、麻薬組織の潜入捜査を続けている刑事、そし て今まで何の手柄を立てることもなく22年を無事に過ごし、 定年退職まで7日に迫っているパトロール警官。 そんな3人のいるブルックリン地区で、警察官が誤って大学 院に通う優秀な黒人青年を射殺する事件が発生する。その事 件の沈静化に躍起となる警察幹部。そんな時、潜入捜査官の いる組織のボスが刑期を終えて出獄してくる。 そこで警察幹部は、そのボスの再逮捕で警察批判の目を逸ら せようとし、潜入捜査官に罠を仕掛けることを命じるが…そ れまで全く出会うこともなかった3人の運命が交錯する。 この3人の警察官を、イーサン・ホーク、ドン・チードル、 それにリチャード・ギアが演じて、正に苦悩する男たちのド ラマが展開される。それにしてもこの作品の場合は、観客は 神の目となって全てを判っている状態で物語が進むのだが、 それによってより深く彼らの苦悩が理解されるのは、見事な 脚本と言えるものだ。 その脚本は、映画科学生時代に作った作品がハリウッド映画 祭に正式招待されるなどしたものの、その後はニューヨーク 地下鉄に就職していたというマイケル・C・マーティンが、 負傷による療養で出来た時間に書き上げたというもの。 その脚本から、2003年8月紹介『ティアーズ・オブ・ザ・サ ン』や、2004年7月紹介『キング・アーサー』などのアント ワン・フークアが製作総指揮も兼ねて監督している。 上記の3人を囲む共演者は、ウィズリー・スナイプス、エレ ン・バーキン、ウィル・パットン、ヴィンセント・ドノフリ オ、リリ・タイラー。かなり渋目の配役が見事なアンサンブ ル劇を繰り広げる。 映画は巻頭から衝撃的な映像で始まり、観るものをぐいぐい と引き込んで行く。上映時間は2時間12分の作品だが、観て いる間は全く時間を感じさせず、映像の迫力で押し切られる 感じの作品だった。
『ストーン』“Stone” ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョ ヴォヴィッチ共演による宗教を背景とした人間ドラマ。 デ・ニーロが演じるのは刑務所の仮釈放管理官。仮釈放を求 める受刑者と面談して仮釈放審査会へ送る書類を作成するの が彼の仕事だ。そのため彼は受刑者に対して事件のことや受 刑者自身の心情などいろいろな事柄を執拗に聞いて行く。 実はそんな管理官も、すでに定年を間近にして長年続けてき た仕事に対していろいろ欝積しているものもあるようだ。そ の管理官の前にノートン扮する11年の刑期で服役して8年目 を迎えた受刑者の男が現れる。 その男は、最初は管理官に対して反抗的な態度を見せたりす るが、やがてとある宗教を持ち出して管理官に自分の心境の 変化をアピールし始める。その一方で男はジョヴォヴィッチ 扮する自分の妻に、管理官に接近して懐柔するように指示も しているのだが… 本作のアメリカ公開時の宣伝コピーは、‘Some People Tell Lies. Others Live Them’というものだったそうだ。その嘘 を吐いているのが誰かというのがポイントになる作品だが、 果たして受刑者の男は本当に宗教に帰依したのかどうか、そ の判断が難しい。 実際、管理官には紛れもなく嘘を吐いている部分があるのだ し、さらに管理官と43年連れ添った妻(舞台女優のフランシ ス・コンロイが扮している)の人生は嘘の塊であったかも知 れない。そんな夫婦に比べると、受刑者とその妻の方がよほ ど純粋に生きているようにも見えてしまうものだ。 というような物語が、アメリカでは無数にある宗教番組の音 声と共に綴られて行く。この音声は当然フェイクだと思われ るが、かなりインチキ臭い発言もあって、つまり宗教自体が 嘘…という感じにも取れてしまいそうな作品でもある。 脚本は、2005年“Junebug”という作品が評判になったアン ガス・マクラクラン。元々が劇作家だそうで、2005年の作品 が評判になった後、プロデューサーから求められて自作の台 本の中から一番映画化に向きそうな作品を脚本に仕上げたも のとのことだ。 そして監督は、1998年“Praise”という作品でトロント映画 祭やオーストラリア批評家協会賞を受賞しているジョン・カ ラン。前作の2006年“The Painted Veil”(サマセット・モ ーム原作、エドワード・ノートン製作主演)に続いてノート ンと組んでいる。 また刑務所のシーンは、ミシガン州のジャクソン刑務所で撮 影されており、デ・ニーロとノートンは実際の管理官や受刑 者に取材して役作りをしているとのこと。特にノートンは、 その取材に基づいて脚本の改稿から演出の修正、音楽の選定 にまで意見を述べているそうだ。 なお本作は、今年3月紹介『ザ・エッグ』、4月紹介『ボー ダー』に続く「男のドラマ」の括りで宣伝されるものだが、 前の2作に比べるとアクションというよりは心理劇…という ほどでもないが、ちょっと不思議なテイストの作品になって いた。
『海炭市叙景』 1949年函館の生まれで、文學界新人賞、新潮新人賞、さらに 芥川賞に5回、三島由紀夫賞の候補にもなったが一度も受賞 を果たせず、1990年に41歳で自死した作家・佐藤泰志の死後 に出版された連作短編集からの映画化。 元々原作は、作者が東京での作家生活に疲れて、一時故郷の 函館に転居した際に、職業訓練学校に通いながら構想したも のとのことで、そんな原作者の心情のようなものも色濃く感 じられる物語が展開されている。 物語の舞台は、港や造船所があり、路面電車が走り、山から 市街の夜景を見下ろす展望台もある北国の町=海炭市。その 町に暮すいく組かの家族の生活ぶりを追って、それらの家族 が背負ういろいろな問題が描かれて行く。 その1組目は、慎ましく暮す兄妹。造船所に勤めていた兄が 失職し、年を越す金も乏しくなるが、大晦日の夜2人は山の 展望台に向かう。2組目は、再開発の進む地区で、猫や鶏、 山羊に豚まで飼って暮す老女。市の職員が引っ越しを斡旋す るが老女は聞き入れない。 3組目は、プラネタリウムで働く男性の一家。妻が水商売で 働き始め、外泊までするようになって一家は崩壊寸前だ。4 組目は、ガス屋の事業を継いだ男の一家。新規の事業が上手 く行かず、再婚の妻は1人息子を虐待している。 そして5組目は、路面電車の運転手。父親の命日が近づいた 日、町で東京で暮している息子の姿を見掛けるが、息子は家 に寄りつこうとしない。原作では18組描かれている内の5組 の家族に焦点を当ててその物語が映画化されている。 その相互の物語は、多少行き交う部分もあるが、アンサンブ ル劇と呼べるほどではなく、正しく連作短編という感じ。た だもう少し上手く整理されていれば、それなりのアンサンブ ル劇になったかもしれないが、現行の作品は却ってそれが小 手先のような印象にもなっている。 それに上記の原作者の環境のせいか、物語の全体は息苦しく なるほどにその行き場のないものになっている。それに各物 語が解決策や決着を描かないのは、題名通りの「叙景」とい うことになるが、それも観客に重くのしかかってくる。 監督は、2008年10月紹介『ノン子36歳』などの熊切和嘉。 同じ北海道は帯広生まれの監督が北国の生活を丁寧に描いて いる。 出演は、谷村美月、加瀬亮、三浦誠己、南果歩、小林薫、山 中崇、それに熊切作品には3本目の竹原ピストル。他に伊藤 裕子、あがた森魚らが出演している。 なお本作は、10月に開催される第23回東京国際映画祭のコン ペティション部門に選出されている。他にも、原作者の佐藤 泰志が東京で暮していた国分寺界隈で、作品に関連するさま ざまなイヴェントが計画されているようだ。
『うまれる』 1973年の生れ、29歳の時にカナダに渡って映画製作を学び、 帰国後はフリーでテレビドキュメンタリーやプロモーション ヴィデオの制作を行っていたという映像クリエーターの豪田 トモが、2008年に撮影を開始した子供の誕生をテーマにした ドキュメンタリー。 出産をテーマにしたドキュメンタリーでは8月に『弦牝』と いう作品を紹介しているが、本作では最初に「胎内記憶」の 話題が出されるなど、正しく子供の誕生に焦点の合わされた 作品になっている。 そしてそこには、母親の虐待を受けて育った妻と両親の不仲 を観て育った夫という、子供時代の喜びを知らずに育った夫 妻が、子育てに不安を感じながらも新たな命の誕生を待ちわ びる姿を中心に、死産を経験した夫妻や障害を持って生まれ た子供を育てる夫妻など、様々な子供の誕生を経験した親た ちの姿が綴られて行く。 それは、僕自身が多少ドラマティックな経緯も含め、子供の 誕生にも立ち会って子育ても経験した者には、その当時を思 い出させてくれるものだし、それによってその時の感動も呼 び覚まされる作品と言うこともできる。 ただし、これを子供を持ったことのない人たちが観てどのよ うに感じるのか。特に本作では、死産や障害を持って生れた 子供のこと、さらには出産時の痛みなども強調され過ぎてお り、いたずらに出産の恐怖心を煽るような気がして、その辺 が気になった。 これは『弦牝』の紹介の時にも書いたが、僕はラマーズ法を 勉強し妻の出産に立ち会った経験者として、妻が本作の妊婦 ほど痛がった記憶がない。それに作中で腹式呼吸をするとい う発言も胸式呼吸で痛みを散らすとしたラマーズの教えと異 なるものだった。 また本作にも『弦牝』と同じ産科医が登場してコメントを述 べているが、この人の提唱する伝統的出産というのが、「痛 くなければお産じゃない」という古来の因習に捉らわれてい る感じがするし、さらに病院出産をあえて否定するような論 調も気になった。 正直なところは、もっと普通な子供の誕生を喜ぶ作品を観た かった。でもそれでは商品としての映画にならなかったのか な。平凡の中にこそ最高のドラマが潜んでいるような気もす るのだが。
『フード・インク』“Food, Inc.” 2006年にリチャード・リンクレーター監督が映画化した『フ ァーストフード・ネイション』の基になったドキュメントを 発表したエリック・シュローサーが共同プロデューサーを務 めるドキュメンタリー。 前作もシュローサーが製作にタッチしているが、その作品は ドキュメンタリーでは撮影が困難としてドラマ化されたもの だ。しかし結局それが不満だったのか、今回はその困難な撮 影に挑んでいる。 実は、その前作は、僕も試写は観たがサイトにはアップしな かったものだ。その時に手元に残した記事を読み返すと、前 作では食の安全性から違法移民まであれもこれも取り込みす ぎている点が、印象として纏まりがないと感じたようだ。 その点で本作では、内容は食の安全性と、食品企業の横暴に 絞られているからそれなりに纏まりのある作品にはなってい る。ただそれが、遺伝子組み替えと特許侵害、それに結託す るアメリカ政府の動きとなると、ちょっと日本人の我々とは 距離が置かれてしまう。 でもまあ日本の食の多くはアメリカに頼っていることを考え ると、これも日本人が知っておかなければならないこととも 言える。それに風評被害でテレビタレントを訴える何て話に なると、かなり身近にも感じられるものだ。 さらにアメリカ産大豆の種子の大半が遺伝子組み替え技術に よっているという事実には、日本で売られている食品に「遺 伝子組み替えの材料は使っていません」と表示されているこ とにも疑問が生じてきた。 食に関するドキュメンタリーもいろいろ観させてもらってき たが、僕自身の評価としては2009年4月に紹介した『キング ・コーン』が一番面白かったかな。本作でもコーンに関する 問題も取り上げられるが、そこだけに絞った作品の方が良い のは当然だろう。 おそらく本作でも、大豆や牛肉、養鶏、養豚などに1つ1つ テーマを絞っても、それぞれ見応えのある作品になったと思 われるし、本作をプロローグとして、そんな作品を1本ずつ 作ってもらいたい感じもした。 結局、作品に纏まりがないという点では、2006年作品の時と 同じだったような感じだが、その内容ではドキュメンタリー である分、衝撃的な作品になっていた。
『美女と野獣/ディズニーデジタル3D』 “Beauty and Beast” 1991年に発表されてアニメーション作品としては初(2001年 以降は長編アニメーション賞が創設されたので、事実上の史 上唯一)のアカデミー作品賞候補に挙げられた名作が、2D −3D変換されて再公開される。 物語は改めて書く必要があるかどうか判らないが、フランス の伝承民話に基づくもので、傲慢な性格から魔女の不興を買 い野獣に変身させられた王子の前に現れた娘が、最初はその 容姿に驚くものの徐々に愛を育み、真心の愛によって呪いを 解く…というお話。 そして本作の製作では、1985年の『ヤング・シャーロック』 で初めて本格的なCGIアニメーションを手掛けたジョン・ ラセターがディズニーと組み、劇中のクライマックスの一つ とも言える舞踏場のシーンを制作したことでも注目されたも のだ。 その作品が、今回は『トイ・ストーリー1、2』に続いての 3D化されて再公開されるものだが、本作の場合、元のシー ンのほとんどはセルアニメーションで制作されていることか ら、その3D化にも注目が集まった。 その結果は、セルの味わいも残した見事な3D化が行われて いるもので、それは背景などに書き割り的な印象を持つ人も いるかも知れないが、セルの味わいという点ではこれがベス トのものだと言える。 それは、実はエンディングロールの背景で各キャラクターの 見事な3Dの線画が登場していることからも判るもので、技 術的にはもっと完璧な3D化も可能だったものを、あえてこ の線で留めた。それがセルの味わいを残すという選択だった とも思われた。 となると、今度は元がCGIで作られた舞踏場のシーンが気 になってくるが、待ち遠しくさえ感じられたそのシーンは、 これは全体が見事な3Dで描かれていた。特に視点がキャラ クターの周囲を回るシーンにはオリジナルでも感激したが、 今回もその感動は変らなかった。 フルCGIの3Dアニメーションを見馴れてきた目には、ち ょっと違った味わいも感じられる。それがまたちょっと新鮮 な感じもする今回の再公開と言えそうだ。 なお本編の試写の前に、先日のサンディエゴ・コミコンで上 映された“TRON: Legacy”の7分間のフッテージも3Dで上 映された。 こちらは1982年の作品から約30年ぶり続編と言うことになる が、前作と同じようなディスクを使ったゲームや、ラインの イルージョンが美しいバイクなども登場して、前作と同様の 世界がフル3Dで再現されることになりそうだ。 * * 今回は製作ニュースではないが、昨年の東京国際映画祭で 上映され10月26日付で紹介した『牛は語らない/ボーダー』 というスロヴァキアの作品が、来年のアメリカアカデミー賞 外国語映画部門に向けたスロヴァキア代表作品に選ばれたこ とが報道された。 この作品に関しては、上記の紹介文でも書いたように僕は 不完全な形でしか鑑賞できなかったもので、僕自身もう一度 ちゃんと鑑賞したいとも思っている。何とか本選の候補にも 選ばれて、出来れば受賞して日本公開の道が開かれることを 期待したい。 因にこの作品はすでにチェコのイフバラで昨年開催された 国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀東欧作品にも選ばれて いるそうで、せめてアカデミー賞の最終候補には残ってもら いたいものだ。ただまあ、基本的にこの作品はドキュメンタ リーではないし、外国語映画といってもほとんどせりふは出 てこない作品だったが…。 * * 次回は、休日等の関係で紹介できる映画が少なくなりそう なので、製作ニュースを少しまとめて報告する予定です。
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