井口健二のOn the Production
筆者についてはこちらをご覧下さい。

2010年06月06日(日) マエストロ6、北京の自転車、アウトレイジ、ちょんまげぷりん+製作ニュース+検索方法

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※
※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※
※方は左クリックドラッグで反転してください。    ※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 今回はこのサイトに紹介文が載っているか否かの問い合わ
せを受けたので、最初に簡単な検索方法を記述します。
 まず、INDEXページ上部の月名を表示したウィドウで右の
下矢印をクリック、次にキーボード右側のendボタンを押し
てウィドウ右側のlistをクリック。これで過去ページの目次
(ALL LIST)が表示されますので、ページ検索(ctrl+F)
で題名を入れ検索してみてください。ただし、目次の題名は
文字数の制限で短縮している場合がありますので、ご注意く
ださい。
 またはGoogleで、「site:www.enpitu.ne.jp“"井口健二」
と記入し、“"の間に題名を入れると全文の検索ができます。
しかしこの検索は完全ではないようなので、上手く行かない
ときは題名の一部を削るなど工夫をしてみてください。また
この方法では、原題や関係者名などでも検索できます。
 以上で、過去に掲載した紹介文を検索できると思いますの
で、よろしくお願いいたします。なお、お問い合わせの紹介
文に関しましては3月14日付で掲載しておりました。
 では、今週の作品を紹介します。
        *         *
『シネ響/マエストロ・シックス』
           “Silvesterkonzert Berlin 2009”
クラシックコンサートのライヴ映像全6作品が、上記シリー
ズタイトルの許で連続公開される内の第1弾。
昨年12月31日にベルリン・フィルハーモニーで行われたサー
・サイモン・ラトラル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管
弦楽団によるジルヴェスターコンサートの模様を収録したH
D映像作品が、5・1チャンネル音響で劇場公開される。
松竹が行っている歌舞伎のライブ映像やソニーのLivespire
に続き、昨年12月紹介したゲキ×シネ『蜉蝣峠』と同じティ
・ジョイの配給で、今回はクラシックコンサートのHD映像
が上映されるものだ。
演奏内容は、ソリストに中国人ピアニストLang Langを迎え
てのラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18と、
アンコール曲としてショパン練習曲:変イ短調作品25第1番
「牧童」。
さらに、管弦楽団の演奏でチャイコフスキー作曲バレエ音楽
「くるみ割り人形」第2幕と、アンコール曲に同じく「くる
み割り人形」から雪のワルツが児童合唱団のコーラス付きの
構成。因にこのコンサートは、「ロシアン・ナイト」という
コンセプトだそうだ。
撮影カメラは、僕が視認出来ただけでも、1階観客席の後方
に2台と、舞台上の左後方に1台、さらに楽団の後部に左右
に移動するレールに載せられたリモコンカメラと、指揮者の
左すぐ前にリモコン雲台付きの小型カメラ。
また、左右の2階席部分に1台ずつと、3階席の左後方にも
少なくとも1台が設置されていたようだ。因に、エンディン
グのクレジットにはカメラマンの名前が10人はいて、他にも
リモコン担当の人もいたようだったから、本当はもっと多い
のかも知れない。
これだけのカメラを使って多角的に撮影されているから、そ
れはもう見事な映像が展開されるものだ。特にピアニストの
指先をアップで撮影した映像は、多分1階席後方のカメラか
ら望遠で寄せて撮影ているのだろうが、その安定した映像に
も感動した。
作品は、クラシックファンのためにコンサートの舞台を撮影
しただけのものではあるが、映画ファンの目で観ても見事な
映像が堪能できる作品だった。

『北京の自転車』“十七歳的單車”
中国第6世代の旗手とも呼ばれるワン・シャオシュアイ監督
が2000年に完成し、2001年のベルリン国際映画祭で銀熊賞・
審査員グランプリ及び新人男優賞を受賞したものの、本国で
は政府から上映禁止処分を受けたとされる作品。
オリンピック招致が決まる直前の経済発展さ中の北京を舞台
に、地方出身でようやく自転車配達便の仕事を得た若者と、
貧しいけれど著名な高校に進学した少年の生活が、1台の自
転車を介して交錯する。
若者の就職の条件は、高性能の自転車を会社から借り受け、
最初は2割の手取り。やがて自転車代を返し終えたら以後は
5割の手取りとなるシステム。そして1ヶ月を頑張り通した
若者は、後1日で自転車代を返し終えることになる。
ところがその日、集荷に訪れた店内でトラブっている内に、
店先に置いた自転車を盗まれてしまう。しかもそのトラブル
で会社からも馘を言い渡されてしまうが…。復職を懇願し自
転車を探し出したら認めるという了解も得る。
一方の少年には自転車で通学する仲間や女友達もいるが、彼
が高性能の自転車をどこで手に入れたかは謎だ。しかも彼は
その自転車を親に内緒で隠し持っている。そして女友達との
デート中に、若者がその自転車を発見する。
仕事に必要な自転車を盗まれるという設定は、ヴィットリオ
・デ・シーカ監督による1948年の『自転車泥棒』と同じで、
そこからの展開も同作をモティーフにしている感じもする。
しかし本作は、2000年の北京を舞台に見事にその時代と人々
を写し出したものだ。
そしてそこには、主人公となる若者たちだけでなく、若者が
暮らす胡同やそこに隣接して建つ高級アパートの窓辺に立つ
女性の姿など、高度成長の狭間でもがき苦しんでいる民衆の
姿がリアリティを持って描かれている。

出演は、若者役にハルピン出身のツイ・リン、少年役に北京
出身のリー・ピン。共に当時18歳だった2人が新人賞をW受
賞した。他に、『始皇帝暗殺』のジョウ・シュン、『藍宇』
のリー・シュアン、『スパイシー・ラブスープ』のカオ・ユ
アンユアンらが共演。
胡同の路地裏での自転車同士のチェイスシーンなど、見事な
躍動感も感じられ、若者たちの姿がリアルに描き出された作
品。青春映画としても秀作で、このような作品まで上映禁止
にする中国政府の偏狭さにも驚かされた。

『アウトレイジ』
北野武監督最新作。
2007年5月『監督・ばんざい!』を紹介したときには、もう
1本「ギャグ映画」を観せてもらってから「ギャング映画」
への再挑戦を期待したい、とエールを贈った。そのもう1本
は2008年7月紹介の『アキレスと亀』になったが、その次の
ギャング映画にはちゃんと再挑戦してくれたようだ。
物語は、やくざたちの黒社会を背景に、権勢を張る組織とそ
の配下の組、さらに組織には加われていない組などが入り乱
れ、上部組織の思惑に踊らされて血を血で洗う抗争を繰り広
げるが…というもの。
ここで中心になるのは末端の大友組。その上部の池元組は親
分が上部組織・山王組会長の盃を受けている。一方、村瀬組
の親分は会長の盃を受けられないでいたが、池元組の親分と
は兄弟分の契りを交わしている。
そんな組織の相関図の中で、村瀬組の縄張りを巡って組織の
思惑が動きだす。その指示は初は池元組を通じて大友組に伝
えられ、大友組の手下たちが動き始めるが、やがてそれは、
互いの組の撲滅を目指す抗争へと発展して行く。
僕はやくざ映画というのはあまり観ていないが、この作品に
描かれた顛末は観ていて理路整然としているし、それなりに
よく考えて作られていたように思えた。現実のやくざがどん
なものかも知らないが、発砲事件はよくニュースにもなると
ころだ。
ただまあ、最後の方の上部組織内での抗争には多少現実味を
削がれたが、本作のそれまでの展開の延長ではこれも仕方が
ない範囲ではありそうだ。つまり作品の全体はカリカチャラ
イズされたやくざ映画として面白く観られた。

出演は、俳優としてのビートたけし、國村準、北村総一朗、
石橋蓮司がそれぞれの親分や会長を演じ、さらに椎名桔平、
加瀬亮、杉本哲太、三浦友和、中野英雄、塚本高史、小日向
文世らが脇を固めている。
それにしても悪そうな人相の顔触れだが、実際映画の中には
善人は1人も出てこないという究極のギャング映画で、その
コンセプトは面白いし、特に一般人が全く巻き込まれないと
言うのは、観ていてすっきりする作品にはなっていた。
ただし、あまりにすっきりした鑑賞後の感覚が、北野監督作
品にしてはちょっと物足りない感じもするところで、その辺
がカンヌでも評価を得られなかった原因とも感じられる。特
に予定調和のような結末が、もっと常識を覆してほしい感じ
はしたかも知れない。
それと、北野監督の演出は1発撮りが特徴だそうだが、登場
人物の襟のバッジが曲がっていたり、特に前後して立ち並ぶ
大勢の人物を舐めて撮るときにはパンフォーカスが当然と思
うが、カメラマンにそれを要求していないのは、納得できな
いところだ。
死体が息をしているのも論外だが、後半で1人の役者がしっ
かりと息を止めていたのにはかえってほっとしてしまった。
そんな些細なことと言うのだろうが、出来ることをしていな
いのは、やはり観客として納得ができないものだ。


『ちょんまげぷりん』
江戸時代の侍がタイムスリップで現代の東京巣鴨に現れて…
というファンタシー映画。新聞記者出身という作家荒木源が
2006年に発表した「ふしぎの国の安兵衛」の映画化で、原作
は映画に合わせて改題されたようだ。
シングルマザーのひろ子は、勤務先のソフトの開発会社では
クライアントとプログラマーの板挟みに遭い、それでも定時
には退社して保育園に預けた1人息子の友也を迎えに行く。
その生活は大変だが、友也の笑顔が彼女の心の安らぎだ。
そんなひろ子が、その日はちょっと寝坊して友也と慌ただし
く出かける途中、2人は近所のスーパー前で呆然と立ち尽く
す侍姿の男を目撃する。しかしその時は何かの撮影だろうぐ
らいに見過ごした2人だったが…
夕方になり友也を迎えての帰宅中、2人は再びその侍姿の男
に出会い、事情のありそうなその男を部屋に連れて戻ってし
まう。しかしその男の言うことは奇想天外、それを信じると
すれば、男は約180年前の江戸時代からタイムスリップして
きたようなのだ。
こうして何となく2人の部屋に居候することになった男は、
やがて部屋の掃除や洗濯、友也の送り迎えなども担当するよ
うになり、ひろ子は会社での作業も順調にはかどって勤務先
での評価も高まって行く。
ところが、男がとある才能を発揮し始めたことから、事態は
思わぬ方向に発展し…。設定は間違いなくSFだし、物語の
結末に向かってはプロローグにその示唆があることからその
纏め方にも興味が生じて、観客をぐいぐい引きつけて行く感
じの展開になる。
しかし物語の全体は、原作の題名にもあるように「ふしぎの
国」に紛れ込んだ江戸時代の侍を描いたものであって、その
カルチャーギャップなどに主眼がおかれている。従ってこの
作品は、あえてSFというジャンルには拘わらないものだ。
しかもこの作品では、SFとは全く異なる第2のテーマが与
えられていて、それがまた主人公たちの物語に上手くマッチ
ングされており、映像的なインパクトも含めて感心するほど
上手く描き込まれていた。

主演はジャニーズ事務所「関ジャニ∞」の錦戸亮。ともさか
りえと子役の鈴木福が現代の母子を演じ、さらに佐藤仁美、
今野浩喜、忽那汐里らが共演。また堀部圭亮、中村有志、井
上順らが脇を固めている。
異常なシチュエーションの物語だが、それを周囲の人たちが
しっかりと支えている雰囲気も良く、従前のSF映画ではな
かなか味わえない良さも感じられた。
脚本と監督は、2006年1月紹介『ルート225』などの中村
義洋。前作でもSFの設定で描かれた物語がSFとして評価
できるかどうかに疑問を持ったが、本作ではそれが良い意味
で裏切られている感じもする。現代を上手く反映させた部分
も含めて評価したい作品だ。
        *         *
 今回の製作ニュースは、かなり残念なこの話題から。
 『LOTR』ファンには待ち遠しい“The Hobbit”を2部
作で映画化する計画から、ギレルモ・デル・トロ監督の離脱
が発表されてしまった。
 この計画では、『LOTR』を手掛けたピーター・ジャク
スン監督の製作総指揮の許、2008年4月からは2006年『パン
ズ・ラビリンス』などのデル・トロ監督が参加して、JRR
・トーキンの原作『ホビットの冒険』に基づく第1部の脚色
と、その物語でビルボ・バギンスが手に入れた指輪を巡って
『LOTR/旅の仲間』に繋がる新たな物語が第2部として
創造されることになっていた。
 このため、デル・トロはニュージーランドに居を移して、
ジャクスンのパートナーのフラン・ウォルシュ、フィリッパ
・ボイエンスと共に、約2年間を『LOTR』以前の豪華絢
燗とした「中つ国」の創造に向け、全身全霊を注ぎ込んでき
たとのことだ。
 ところがこの作品の製作には、『LOTR』の3部作を製
作したニューラインと、1969年に原作の権利を獲得していた
というMGMの2社が関っており、その両社間での製作費の
分担が、MGMの破綻によって交渉出来なくなっている。
 つまり、今年前半から続けられているMGMの資産売却に
向けたオークションが未だに決着せず、現状では最速で今年
11月、そこでも不調ならさらに遅れることになって、その先
さらに約2年は掛かると見られる映画製作期間を考えると、
デル・トロとしても、もはや限界と判断されたようだ。
 しかもデル・トロには、この計画に参加した直後の2008年
9月にユニヴァーサルと結んだ4作品の映画製作を行うとす
る優先契約が1本も履行されていないという状況もあって、
そのスケジュールも先延ばしが難しくなっていたようだ。
 ということで監督の離脱が発表されたものだが、デル・ト
ロからは「地球上の最も偉大な国の一つで過ごした日々は、
最高の人々との出会いもあり、自分のこれからの人生を変え
てしまうような素晴らしい体験だった。自分は離れてしまう
けれど、新たな監督との引き継ぎがスムースに行くように、
最善を尽くしたい」とのコメントも紹介されていた。
 それにしても“Bond 23”に続く本作の問題で、MGMの
売却には四の五の言わずにさっさと決着を付けてもらいたい
ものだ。因に映画化とは関係ないが、『ボンド』シリーズの
小説の新作を、1999年にデンゼル・ワシントン、アンジェリ
ーナ・ジョリー共演で映画化された“The Bone Collector”
などの原作者ジェフリー・リーヴァが、2011年5月の出版に
向けて執筆する契約が結ばれたそうだ。
 一方、デル・トロとユニヴァーサルとの計画では、ダン・
シモンズの小説を映画化する“Drood”、さらに“Dr.Jekyll
and Mr.Hyde”“Frankenstein”と、“Slauterhouse-Five”
のリメイクが予定されているようだ。
        *         *
 後半は続編の話題を3つほど紹介しよう。
 まずは、全米では昨年末に公開されて、最終的に全世界で
4億7660万ドルを稼ぎ出したという“Sherlock Holmes”の
続編を2011年12月に全米公開することがワーナーから発表さ
れ、この作品にロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウ、
それにレイチェル・マクアダムスが再結集するとのことだ。
 また監督にはガイ・リッチーの再登板が期待されており、
撮影は今年の夏の後半に開始される計画となっている。なお
この計画に関しては昨年9月27日付でも報告していたが、今
回はその計画に正式のゴーサインが出たものだ。
 ところでマクアダムスが出演するということは、前作の最
後に名前の呼ばれたあの人も登場することになると思われ、
これでいよいよ、本格的なホームズの冒険が始まることにな
りそうだ。
        *         *
 お次は、2008年8月紹介『センター・オブ・ジ・アース』
(Journey to the Center of the Earth)の続編で、この計
画については昨年3月15日付第179回でも紹介したが、こち
らも正式発表となっている。
 ただしこの計画では、前作に主演したブレンダン・フレー
ザーの再出演がキャンセルされてしまった。というのは、フ
レーザーが再出演の条件として前作の監督のエリック・ブレ
ヴィグの起用を求めていたのだが、ブレヴィグ監督にはハナ
・バーベラのアニメーションを映画化する“Yogi Bear”の
計画が持ち上がってスケジュール調整が困難になった。
 そこで本作には、2001年公開のワーナー作品『キャッツ・
アンド・ドッグズ』の続編“Cats & Dogs: The Revenge of
Kitty Galore”を手掛けたブラッド・ペイトン監督の起用が
決定されたが、結局フレーザーは戻らなかったとのことだ。
 しかし、前作で主人公と一緒に冒険を繰り広げた甥っ子の
ショーンを演じたジョッシュ・ハッチャースンは参加すると
のことで、続編はそのショーンを中心にした物語になるよう
だ。このため現在は、脚本の改訂が行われているとのこと。
物語は、前作の最後に示唆された通りなのかな。それとアニ
タ・ブリエムの再登場も期待したいが難しいのかな。
 公開は2011年の予定で、3Dは期待できるようだ。
        *         *
 もう1本はホラー映画の話題で、『エルム街の悪夢』など
のウェス・クレイヴン監督が1996年と1997年、さらに2000年
に発表した『スクリーム』シリーズに、第4弾“Scream 4”
(アメリカのプロモーションでは“Scre4m”という表記も使
われているようだ)の計画が発表されている。
 オリジナルは、郊外の小さな町を舞台に連続殺人鬼に襲わ
れる恐怖を描いたもので、スプラッター映画のファンを自認
する10代の若者たちを主人公にして、そのパロディのような
設定から見事に本格的な恐怖が描かれていた。そしてその作
品は、2本の続編と共に3部作として完結するものにもなっ
ていた。
 その第4弾の計画が発表されたものだが、前作から10年が
経っての本作は、前3部作の続きとするのでなく、新たな物
語の起点となる作品とも位置付けられているようだ。そして
その新作に、今年1月紹介『バレンタインデー』『誰かが私
にキスをした』に出演のエマ・ロバーツ、『ヒーローズ』の
クレア役ヘイデン・パネッティーア、『恋するベーカリー』
に出演のレイク・ベル、マコーレーの弟で『ゾディアック』
などに出演のローリー・カルキンの共演が発表されている。
 ただし前シリーズから、ネーヴ・キャンベル、コートニー
・コックス、デイヴィッド・アークエットらの再演も発表さ
れており、新旧のメムバーの共演も楽しめそうだ。
 オリジナルの第1作ではプロローグのドリュー・バリモア
のシーンにも驚かされたものだが、今回はどのような仕掛け
で観客を楽しませてくれるか。撮影はクレイヴン監督の許、
今月ミシガン州でスタートされることになっている。


 < 過去  INDEX  未来 >


井口健二