※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※ ※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※ ※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 次世代DVDの争いは、東芝HD-DVDの撤退で決着が着いた ようだが、それはさて置き、ハリウッドも脚本家組合のスト ライキが終結して動きが活発になってきた。今後のスケジュ ールとしては、監督組合と映画テレビ製作者同盟(AMPT P)との交渉はすでに妥結(これが脚本家組合のスト終結の 目安となった)、また俳優組合との交渉も近日中に開始され るとのことで、夏に予定されていた両組合のストライキも回 避の可能性が高くなってきたようだ。これで昨年末から滞っ ていた映画製作も順調になりそうだ。 ということで、24日のアカデミー賞受賞式も例年通り行わ れそうだが、今回は賞の関連で、前々回に候補作を報告した 第6回VES賞の結果(映画関係のみ)から報告しよう。 まず受賞したのは、VFX主体の映画におけるVFX賞が 『トランスフォーマー』。VFX主体でない映画におけるサ ポートVFX賞は『レミーのおいしいレストラン』。単独の VFX賞は『トランス…』の砂漠のハイウェイ。 また、実写映画でのアニメーションキャラクター賞は『パ イレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のデイヴ ィ・ジョーンズ。アニメーション映画でのキャラクター賞は 『レミー…』のコレット。アニメーション映画でのFX賞は 『レミー…』の料理。 さらに、実写映画での背景賞は『パイレーツ…』の渦潮。 ミニチュア賞は『トランス…』。合成賞も『トランス…』。 特殊効果(SFX)賞は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士 団』と決まった。 結局、『スパイダーマン3』は無冠に終ったが、『トラン ス…』の4冠は見事なものだし、キャラクター賞と背景賞で 『パイレーツ…』に勝てなかったのは仕方ないところだ。一 方、アニメーション作品では『レミー…』が3冠で、どちら も順当というところだろう。 * * 続いては前回報告を忘れたアカデミー賞の候補作を紹介し ておこう。 先ず、VFX賞で最終3本に残ったのは、『ライラの冒険 /黄金の羅針盤』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワール ド・エンド』『トランスフォーマー』。まあ、『スパイダー マン』と『ハリー・ポッター』は最初から無い訳だし、これ はVES賞と比較しても順当なところだ。 またメイクアップ賞は『エディット・ピアフ』“Norbit” 『パイレーツ…』。この内、“Norbit”は候補者が日本人で あることでも話題になっている。さらに長編アニメーション 賞は『ペルセポリス』『レミー…』『サーフズ・アップ』が 3本の候補となった。『レミー…』以外はちょっと意外な感 じもしたが、いずれにしても受賞作は、他の評価から見ても 最初から決まっているようなものだ。 この他の候補は作品別に見ていくと、『つぐない』が助演 女優、美術、撮影、衣裳、作曲、作品、脚色の7部門。『潜 水服は蝶の夢を見る』が撮影、監督、編集、脚色の4部門。 『魔法にかけられて』が歌曲賞5候補のうち3候補を独占。 『ライラの冒険』がVFX賞と美術賞。『告発のとき』が主 演男優賞。『君のためなら千回でも』が作曲賞。『エディッ ト・ピアフ』がメイクアップ賞と主演女優賞、衣裳賞。『フ ィクサー』が主演男優、助演男優、助演女優、監督、作曲、 作品、脚本の7部門。『レミー…』が長編アニメーション、 作曲、音響編集、音響、脚本の5部門。『シッコ』が長編ド キュメンタリー賞。『スウィーニー・トッド』が主演男優、 美術、衣裳の3部門。『トランス…』がVFX賞と音響編集 賞、音響賞などとなっている。 発表受賞式は、日本時間の2月25日に行われる予定だ。 * * ここからはいつもの製作ニュースを紹介しよう。 まずは一般映画からで、最初はウィル・スミス主宰の製作 プロダクション=オーヴァーブルック・エンターテインメン トから、今春出版予定の“The Billionaire's Vinegar”と いう本の映画化権を獲得したことが発表された。 この作品は、1985年にクリスティーズのオークションに懸 けられたワインの瓶に関するドキュメントで、そのワイン瓶 は億万長者のフォーブス一家が15万6000ドルで競り落として 史上最も高価なワイン瓶とされたが、その後に真贋論争が巻 き起ったものだ。 これについてクリスティーズでは、その瓶の表面に書かれ た“1787/ Lafitte/ Th.J.”の文字から、1787年の当時に全 権代表としてパリに赴任していた後の第3代アメリカ大統領 トーマス・ジェファーソンが買い集めたワインコレクション の1本と鑑定したものだが…そこに至るまでにいろいろな謎 があったようだ。またこの件に関しては、昨年の9月発行の New Yorker誌にもその調査の模様をまとめた記事が掲載され ており、こちらはHBOでテレビ化が進められている。 ただし、今回の発表ではスミスの出演は報告されていない が、製作は『幸せのちから』と同様エスケープ・アーチスツ との共同で行われるもので、同じ条件であればその可能性は 高くなる。因に物語は、調査を行った男性が主人公となって いるそうだ。 なおスミスの新作では、ピーター・バーグ監督で落ちぶれ たスーパーヒーローに扮する“Huncock”が7月2日に全米 公開の予定。また、スミスとガブリエル・ムッチーノ監督が 再タッグを組むヒューマンドラマ“Seven Pounds”の撮影が 3月10日に開始されることになっている。 * * 2006年公開の『スキャナー・ダークリー』などのリチャー ド・リンクレーター監督が、若き日のオーソン・ウェルズの 登場する映画“Me & Orson Welles”の製作を進めている。 この作品は、ロバート・カプロウの原作に基づくもので、 1930年代のニューヨーク演劇界を背景に、当時、弱冠22歳で ウィリアム・シェークスピアの『ジュリアス・シーザー』を 脚色演出し、センセーションを巻き起こしたウェルズ率いる マーキュリー劇場を描くもの。 ただし物語はロマンス劇とされているもので、劇団員たち がそのロマンスを繰り広げるようだ。そして主人公は、次の 舞台で小さな役を勝ち取った10代の学生。その若者を『ハイ スクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』でも好演した ザック・エフロンが演じる。また、相手役には『いつか眠り につく前に』のクレア・デインズが発表されている。 さらに、ウェルズ役は新人のクリスチャン・マッケイが演 じ、またその他の劇団員の役で、『シーホース』などのベン ・チャップリンらが共演する。 因に原作者のカプロウはパロディ作家として知られている ようで、本作もユーモアに満ちた作品のようだ。脚色と脚本 は『スキャナー…』などの第1助監督を務めたヴィンセント ・パルモJr.とホーリー・ゲント・パルモが担当し、撮影は 2月後半または3月上旬に開始される。 なお、マーキュリー劇場は1937年6月に創立され、ファシ ズムに傾斜した当時のイタリアを風刺した『シーザー』はそ の年の後半に上演された。そして翌1938年には放送史に残る 『火星人来襲』が、この劇場からのラジオ番組として放送さ れる。また、RKO映画の『市民ケーン』は1941年に製作さ れるものだ。 * * ジョニー・デップの主演が予定されていた“Shantaram” を製作中断に追い込まれたミラ・ナイール監督が、それに替 わる計画として4月撮影開始を目指し進めている“Amelia” という作品に、ヒラリー・スワンクの主演が発表された。 この作品は、1928年に史上初のアメリカ横断単独飛行を成 功させ、31年にはオートジャイロによる最高到達高度記録、 32年にはリンドバーグに次ぐ2人目の大西洋単独横断飛行、 35年に史上初のハワイからカリフォルニアまでの単独飛行を 成し遂げるなど、数々の飛行記録を樹立した女性飛行家アメ リア・イアハートを描くもので、1937年7月2日、世界一周 飛行途上のニューギニア付近で消息を絶った彼女の生涯が描 かれる。 その映画化にスワンクの主演が決まったものだが、アメリ カや日本でも行動する女性の象徴のように言われるイアハー ト役に、これはピッタリの配役と言えそうだ。脚本は、『レ インマン』でオスカー受賞の他、最近では『モーツアルトと クジラ』なども手掛けるロン・バスが担当している。 因にイアハートは、女性の地位の向上を目指す団体の会員 としても貢献し、彼女が行方不明になった1年後には世界中 の航空科学技術を学ぶ女性たちを対象にした奨学基金が設立 されている。この基金では日本人を含む600人以上の女性が 支援を受けており、その中からはスペースシャトルの搭乗員 として活躍する女性も誕生しているとのことだ。 また、イアハートの消息に関しては、当時の世界情勢から 日本軍による撃墜説などもあって、アメリカ人の日本に対す る憎悪を掻き立てる道具としても利用されたりもしたようだ が、近年搭乗機の残骸やキャンプの跡などが発見され、単な る事故だったことが証明されたという話もあるようだ。 ただしそれも明確ではないようで、従ってバスの脚本がど こまで描いているかは判らないが、当時の金額で400万ドル を費やし、アメリカ海軍や沿岸警備隊が個人に対するもので は史上最高の捜索活動を行ったとされる捜索の模様は、ある 程度までは描いて欲しい感じもするものだ。 * * 『ジェイン・オースティンの読書会』では、次ぎの読書会 のテーマとして挙げられるブロンテ姉妹の2番目エミリー・ ブロンテ原作による壮大な復讐劇『嵐が丘』の再映画化が、 2005年『ジャケット』などのジョン・メイベリー監督で進め られることになった。 1847年に初版が出版された原作の映画化では、1939年ウィ リアム・ワイラー監督、ローレンス・オリヴィエ、マール・ オベロン共演による作品が有名だが、日本でも1988年に吉田 喜重監督が松田優作、田中裕子の共演で手掛けた他、1992年 にはレイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ共演の映 画化などもされている。そして今回は、2003年『真珠の耳飾 りの少女』を手掛けたオリヴィア・ヘトリードが脚色を担当 するもので、配役は未定だが撮影は今秋開始の予定となって いる。 製作は、『ローズ・イン・タイドランド』を手掛けたハン ゥェイと、『ウォーターホース』などのエコッセ。因に両社 は、昨年アン・ハサウェイ主演でジェイン・オースティンの 伝記に基づく“Becaming Jane”を公開し、今年はイヴリン ・ウォー原作の“Brideshead Revisited”を製作しており、 文芸路線の一環として計画しているものだ。 なお、メイベリー監督は、キーラ・ナイトレー、シエナ・ ミラー、キリアン・マーフィの共演で、早世したウェールズ の詩人ディラン・トーマスを描いた“The Edge of Love”の 撮影が完了したところのようだ。 * * 以下は、SF/ファンタシー系の情報を紹介しよう。 『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディ・クルーガー役など の俳優ロバート・イングランドが、『ライラの冒険/黄金の 羅針盤』にも出ていたクリストファー・リーを主演に迎え、 ロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリの短編に基づくゴシック・ ファンタシーの映画化を監督する計画が発表された。 作品名は“The Vij”。原作は『妖女』などの題名でも翻 訳されているようだが、18世紀に魔女狩りに遭った王女の呪 いの物語が描かれるものだ。因に同じ原作からは、1961年に イタリアのマリオ・バーヴァ監督による映画化が『血塗られ た墓標』の邦題で日本公開されている。 なおイングランドは、1989年に“976-EVIL”という劇場映 画を監督しており、それ以来の新作となる“Killer Pad”が すでに撮影を完了して今年全米公開の予定になっている。他 に『エルム街…』のテレビシリーズではエピソードの監督も しているものだ。また、本作でイングランドは出演もするよ うで、他にローマ在住のロシア人女優のオルガ・シュヴァロ ヴァがヒロインを演じて、その他の出演者は選考中とされて いる。 撮影は4月にイタリア中部のラツィオ州で「滅びゆく町」 とも呼ばれる山岳都市のチヴィタ・ディ・バーニョレージョ で行われる。このロケ地は、観光スポットとしても人気があ るようだが、その素晴らしい風景の中で怪奇な物語が展開さ れることになるようだ。 1961年版を監督したバーヴァはイタリアン・ホラーの第1 人者とも呼ばれた人。そのバーヴァの出身地のイタリアで、 しかも原作を産んだロシアの女優を招き、さらに現代ホラー 俳優の第1人者のリーも出演するこの映画化は、ちょっと気 になる作品になりそうだ。 * * 一方、『エルム街の悪夢』に関しては、マイケル・ベイ監 督が共同主宰するジャンル専門プロダクション=プラティナ ム・デューン(PD)の製作で、2003年の『フレディvsジェ イソン』以来となるシリーズの再開も計画されている。 因にこのシリーズでは、過去に8本の劇場映画と2つのテ レビシリーズが製作され、これらは製作元のニューラインで 『LOTR』以前の稼ぎ頭だったそうだ。そして今回の計画 では、PDはニューラインとの共同で製作を進めるもので、 脚本家組合のストライキが終結し次第、脚本家の選考を始め るとしている。ということは、そろそろ脚本家も決まりそう だ。 この他にPDでは、2003年『テキサス・チェーンソー』の マーカス・ニスペル監督を起用して、“Friday the 13th” シリーズの再開も5月の撮影開始予定で準備を進めており、 さらに以前に紹介した“The Birds”のリメイクを、マーテ ィン・キャンベル監督、ナオミ・ワッツ主演によりユニヴァ ーサルで進めている他、デイヴィッド・ゴイヤー監督による エクソシスト物のスリラーと、1987年キャサリン・ビグロウ 監督作品“Near Dark”(ニア・ダーク/月夜の出来事)の リメイクを、ミュージックヴィデオ出身のサミュエル・バイ ヤー監督で準備中とのことだ。 * * 『ディスタービア』のD・J・カルーソ監督と、主演のシ ャイア・ラブーフのコンビで、DC/ヴァーティゴ・コミッ クスから刊行されていた“Y: The Last Man”の映画化の計 画が発表された。 このコミックスは、2002年9月からほぼ月刊ペースで60巻 が発行されたもので、今年1月に最終巻が出版されて完結し ている。物語はヨーリック・ブラウンという名のアマチュア 奇術師が、人類を含む全哺乳類の雄が1夜にして死滅した世 界で、唯一の生き残った男性(人間以外では、お供の雄猿も 1匹だけ生き残っているようだ)となり、いろいろな冒険を 繰り広げるというもの。 当然、そこでは彼が生き残った理由を解明する謎解きも行 われるが、全体の物語では最初は子供じみていた主人公が、 徐々に真の男になってゆく成長も描かれているとのことで、 カルーソ監督はその成長の物語にも惹かれているそうだ。内 容だけチェックすると、あらぬ想像もしてしまいそうな展開 だが、かなり真剣な物語になるようだ。 そして計画では、コミックスの最初の14巻までを第1作と して映画化することになっており、これは最終的に3部作で の映画化が目論まれているとのこと。脚本は、『ディスター ビア』も手掛けたカール・エルスワースが担当しているが、 スト中は具体的な作業はできなかったものだ。 なお映画化権は、2003年当時にニューラインが契約して、 この時はデイヴィッド・ゴイヤーと、『ザ・リング』などを 手掛けたバンダースピンクスが製作を担当することになって いた。また、一時『アイ・ロボット』のジェフ・ヴィンター が脚色を契約していたが、その契約は解除されたようだ。 カルーソ監督とラブーフのコンビでは、ビリー・ボブ・ソ ーントン、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソンらが共 演する“Eagle Eye”というスリラー作品が3月まで撮影中 となっており、その撮影中に監督とラブーフの話し合いがも たれたとのこと。ただしラブーフには、“Trancefomers 2” などの計画も目白押しで、すぐに実現できるかどうかは多少 心配なところだ。 * * 新3部作となる“Terminator Salvation”の製作準備が進 み始め、その製作にジェームズ・キャメロンが関わっている ことが報道された。 この第4作に関しては、『チャーリーズ・エンジェル』な どのMcG監督が準備を進めているものだが、先日そのMcG監 督がニュージーランドで新作“Avatar”の撮影を行っている キャメロン監督に電話を掛け、話し合いがもたれたのだそう だ。その際、キャメロン監督から現在“Avatar”に出演中の オーストラリア人俳優サム・ワーティントンが推薦されたと のことで、McG監督は新3部作の中で中心的な登場人物とな るマーカスという役に彼の起用を決めたということだ。 因に、ジョナサン・モストウが監督した『T3』にはキャ メロンは全く関与しなかったが、この点について『T3』を 手掛けたプロデューサーとの間に確執が有ったせいとする報 道には多少疑問がある。実際には、当時のキャメロンは某映 画会社との契約で雁字搦めにされていたもので、他社の製作 には全く関与できなかった。その状況は今もあまり変ってお らず、今回もアドヴァイス程度しかできないものだが、結局 モストウ監督はそのようなアドヴァイスを必要としなかった だけのことで、McGがそれを求めたということだ。これをわ ざわざ確執などということも、大人げないような感じがする ところだ。 なお、以前に紹介したように新3部作のジョン・コナー役 にはクリスチャン・ベールが噂されているが、さらにターミ ネーター役にジョッシュ・ブローリンが期待されているとの 情報もあって、かなりの顔ぶれがそろいそうな感じだ。 * * 最後は続報で、今年1月1日付第150回で紹介したサム・ ライミ監督の“Drag Me to Hell”に、アカデミー賞主演女 優賞にノミネートされているエレン・ページの出演が発表さ れている。この作品は、『スパイダーマン』3部作を完走し たライミ監督がホラーに回帰した作品とも紹介されているも のだが、そこにオスカー候補とはなかなかのキャスティング だ。因に『Xメン3』で壁抜け少女キティを演じ、現在20歳 のページは、今回受賞を逃しても将来性は抜群の有望株で、 その点でもこの配役は注目される。撮影は3月17日に開始の 予定だ。 もう1本、昨年12月15日付第149回で紹介したベン・ステ ィラー主演『ナイト・ミュージアム』の続編“Escape from the Smithsonian”には、『魔法にかけられて』のエイミー ・アダムスの出演が発表されている。彼女の役が現実側か展 示物かは不明だが、スミソニアンにはアメリア・イアハート も展示されているものだ。この他、『ニュースの天才』など のフランク・アザリアが古代のファラオの役でキャスティン グされており、またディック・ヴァン・ダイクが前作から引 き続き出演するようだ。 本当の最後に速報で、ヒース・レジャーの急死で窮地に陥 っていたテリー・ギリアム監督の新作に、ジョニー・デップ とジュード・ロー、コリン・ファレルの出演が報じられた。 3人で代役するということだが、これは大変なことになりそ うだ。次回詳報する。
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