※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※ ※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※ ※キネ旬の記事も併せてお読みください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ まずは記者会見の報告から。 『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』の 主演者3人及び製作者、監督の来日記者会見が、何故か試写 会の2日前に行われ、まだ本編を観ていない状況では内容に ついては聞き難いので、前作の中国プレミアの際に報告され た「続編はアジアで撮る」という発言について監督に質問し てみた。 これに対して監督からは、最初に「君らが文句ばかり言う から、日本に来れなくなった」という、ちょっと笑い難いギ ャグを飛ばされた後、「脚本を進めて行くうちに、この展開 なら舞台はヨーロッパの方が良いという判断になった」との 回答が出された。最初のギャグは冷や汗だったが、回答につ いては、まあそういうことなのだろう。 因に、本作で初めて続編に出演したというニコラス・ケイ ジは、アメリカで行われたインタヴューで、「シリーズはイ ンターナショナルなものになって行く。第3作ではアジアも 舞台にしたい」との発言もしており、第3作が実現したら、 中国での約束も叶うかも知れない。それを期待しておくこと にしよう。 以下は、いつもの製作ニュースを紹介する。 * * 前回“Shantaram”の製作延期を報告したジョニー・デッ プに、次なる計画の情報が流されている。 計画は、ブライアン・バロー原作によるノンフィクション “Public Enemies:America's Greatest Crime Wave and the Birth of the FBI,1933-34”を映画化するもので、この計画 は、元々はマイケル・マン監督が、レオナルド・ディカプリ オの出演で進めようとしていたものだ。ところが前回紹介し たように、マン監督はトム・クルーズ主演で進めていたスパ イスリラー“Edwin A. Salt”の撮影が脚本家ストの影響で 延期となり、そこで本作を進めようとしたら、今度はディカ プリオが、第146回で紹介したマーチン・スコセッシ監督の “Shutter Island”に出演のため参加できなかった。 この状況下で、マン監督とデップの話し合いが行われたと のことで、デップ主演による映画化が濃厚だとされる。なお 物語は、銀行強盗犯ジョン・デリンジャーとFBIとの対決 を描くもので、デップはデリンジャーを演じる。 因にデリンジャーは、題名の通り「社会の敵」と呼ばれる ほどの悪人とされているが、実はこの言葉は、その逮捕に向 かった当時創設されたばかりのFBIが、誤って一般市民を 射殺したことがあり、その失態を隠すためにフーバー初代長 官が言い出したものとのことだ。 確かに銀行強盗を繰り返し、警官1人を射殺(彼が生涯に 殺人を犯したのはこのときだけとも言われている)したりも しているが、銀行に押し入った際に、居合わせた客からは一 銭も奪わなかったなど、義賊的なイメージもあるとされる。 また、何度逮捕されても見事に脱獄してみせるなどヒーロー 的な要素もあるようだ。この辺は、“Shantaram”の主人公 にも似ているものだ。 なお、この原作の映画化権はロバート・デニーロが保有し ている。このためデニーロはこの計画に製作総指揮としては 関わっているが、出演は未定。撮影は順調に行けば3月から シカゴで行われることになる。 またデップは、第115回で紹介した“The Rum Diaries”が 一時“Shantaram”に続けて春以降の撮影で予定されていた が、現状ではそれも延期になっているようだ。 * * 『スター・ウォーズ』『トリプルX』などのシリーズの脇 役でも怪優ぶりを発揮しているサミュエル・L・ジャクソン に、2本の主演作品の計画が発表されている。 その1本目は、バーニー・マック共演のコメディで“Soul Men”。仲違いして以来、20年以上も口を聞いたことのない 2人のミュージシャンが、昔し世話になったバンドリーダー のトリビュートのため一緒に旅をするというお話で、2人は 歌や踊りのパフォーマンスも披露するとのことだ。マルコム ・リーの監督で、撮影は1月21日に開始される。製作はディ メンション。 そしてもう1本は、“Man That Rocks the Cradle”とい う作品。この作品は、ジャクソンが先にニューラインと結ん だ製作契約の第1号となるもので、本作で彼が演じるのは超 多忙な父親に雇われた伝説のナニー、つまり子供の世話をす る乳母役ということだが…あの風貌を想像するとかなり大変 なことになりそうだ。 なお、ジャクソンは、第109回で紹介したダグ・リーマン 監督によるSF作品の“Jumper”、ジョン・ファヴロー監督 の“Iron Man”、『ウィカーマン』のニール・ラビュート監 督による“Lakeview Terrace”が撮影完了しており、現在は フランク・ミラー監督の“The Spirit”が撮影中のようだ。 それに続いて“Soul Men”の撮影となる。 * * 国連軍の係官としてアフリカやヨーロッパ、東南アジア、 そして中央アメリカなどの各地で、武器輸送やテロとの戦い に従事してきたキャシー・リン・オースティンという女性の 半生を描く権利をパラマウントが獲得し、アンジェリーナ・ ジョリーの主演作として進める計画が発表された。 この計画は、実はオースティン側から先に提案があったも ので、それは『ジェイソン・ボーン』のような展開で彼女の 活躍をフィクション化したいというもの。その提案を受け取 ったパラマウントが直ちに契約に踏み切ったというものだ。 因にフィクション化された物語では、ロシアンマフィアの ヴィクトル・ボウトからインスパイアされた武器商人が登場 して、彼女と対決することになるようだ。またパラマウント では、シリーズ化も考慮した展開を目指すとしており、新た な剛腕ヒロインの誕生になりそうだ。 パラマウントでは、脚本家ストが解決しだい脚本家を決定 して、早期の映画化を目指すとしている。また、オースティ ン本人の実話の回想録は、来年出版の予定になっている。 * * 『ボルベール』などのペドロ・アルモドヴァル監督が、次 回作でも再びペネロペ・クルスと組むことを発表した。 計画されているのは、“Los abrazos rotos”と題された 作品で、映画界を舞台にした4通りの恋物語とのことだ。そ して、物語の背景は1990年代から現代までとなっているが、 撮影のスタイルは1950年代のアメリカン・フィルムノアール で、ハードボイルドなタッチを目指すとしている。 恋物語でハードボイルドというのも面白そうだが、主人公 の女性は精神的にも厳しい状況になるとのことで、その展開 には興味を引かれる。脚本はすでに完成しており、新年にな ったら製作準備を開始し、撮影は春から、主にマドリッドで 季節の光線を取り入れた撮影が行うとされている。製作費は 1500万ドルで、『ボルベール』にも出演のブランカ・ポルテ ィロらが共演する。 アルモドバル監督の作品は、何時も何処か不可思議な雰囲 気が漂うものだが、この作品にもそんな雰囲気を期待したい ところだ。 * * ここからは、SF/ファンタシー系の情報を紹介しよう。 まずは、第1作は1910年発行という長大シリーズで、発行 総数は2000万部を超えると言われる冒険小説“Tom Swift” の映像化権を、元ニケロディオンのトップで、先頃独立して ワールドワイド・ビッギーズというディジタルスタジオを開 設したアルビー・ヘクトが獲得、まずは長編映画の製作を目 指すこと発表した。 Tom Swiftに関しては、2004年10月13日付の『スカイキャ プテン−ワールド・オブ・トゥモロー−』の紹介文でもその 名前に言及したが、今回調べ直したところによると、元々は ナンシー・ドルーなどでも知られるエドワード・ストラスマ イヤーが生み出したキャラクターで、巨大飛行船やジェット 潜水艦など、主に交通機関の新発明を生み出す発明家。そし て、それらの発明品を使って数々の冒険が繰り広げられると いうものだった。 そしてその作品は、いろいろなゴーストライターによって 執筆されたが、発表はハウスネームのヴィクター・アップル トンの名の下で、100冊以上が刊行されたものだ。なお、僕 が子供の頃に読んだのは、講談社刊の「少年少女世界科学冒 険全集」に収録された『空中列車地球号』(Tom Swift and his Sky Train)という作品だが、その空中列車の構造や、 いろいろな仕掛けのアイデアの描写には、子供ながらに興奮 した記憶がある。 また翻訳は、講談社と同じ頃に石泉社からも3冊が出版さ れていたようだが、さらに1980年代にサンリオ文庫から6冊 のシリーズも翻訳されていた。ただしこのサンリオから発行 されたのは宇宙冒険シリーズとのことで、1981−84年にSF 作家のウィリアム・ロッツラーらによって執筆された第3シ リーズの作品ようだ。一方、オリジナルは、1910−41年に発 表された第1シリーズ40冊。1954−71年に発表された第2シ リーズ33冊。1981−84年の第3シリーズ11冊。そして1991− 93年には舞台を再び地球に戻して第4シリーズ14冊も発表さ れた。さらに2006年からは新シリーズが発表されて、すでに 6冊が出ているとのことだ。 ところで、今回の映画化に乗り出すアルビー・ヘクトは、 「子供の頃にはこのシリーズを読むのに忙しかった」という ことだが、一体どのシリーズを基本として映画化を進めるの かは明らかではない。しかし発表での本人の言葉によると、 「ジュール・ヴェルヌのような感覚」という発言もされてお り、ちょっとレトロな雰囲気の感じられる作品も期待できそ うだ。 なお、Tom Swiftの名前は、小惑星の命名にも登場してい るとのことだが、さらに全米数100の警察署や、カナダの一 部の警察にも配備されているというワイヤーを使った電極式 スタンガンの名称Taser Gunの最初の3文字TAEは、彼のフル ネームのThomas A. Swiftに由来しているそうだ。 今回発表された映画の製作の時期等は未定だが、映画化は 実写とCGIの合成、もしくはモーション・キャプチャーに よって行われ、同時にテレビシリーズやゲームにも展開する 計画のようだ。 * * 次はストライキの影響ではないようだが、ジェームズ・キ ャメロン監督の新作“Avatar 3-D”の公開日が、当初予定さ れていた2009年5月22日から12月18日に変更されるとフォッ クスから発表になった。 その理由は、技術的な問題で劇場公開までにはもう少し時 間が欲しいという監督からの申し入れがあったとのことだ。 また同時にこの公開日は、現状でのキャメロンの最後の作品 『タイタニック』と同じ週末になるということで、いまだに 破られていない史上最高興行記録の同作品に対する験担ぎの 意味もあるようだ。それならついでに、前作と同じく東京国 際映画祭でのワールドプレミアも期待したいところだが、そ れはどうなるだろうか。 一方、この変更で空いた2009年5月のスケジュールには、 ベン・スティラー主演のヒット作『ナイト・ミュージアム』 の続編の登板が発表された。この続編の題名は、“Night at the Museum 2: Escape from the Smithsonian”とされてい るもので、今回の舞台はワシントンDCのスミソニアン博物 館。アポロ計画で持ち帰られた「月の石」から、『宇宙大作 戦』のエンタープライズ号まで、人類科学技術の粋が展示さ れるこの博物館で、一体どのような騒動が繰り広げられるか 楽しみだ。 脚本は、第1作と同じくロバート・ベン・グラントとトー マス・レノンが執筆し、監督も同じくショウン・レヴィ。主 演もベン・スティラーの再登場で、何人かの登場人物は前作 から継続するが、スミソニアン独自の人物も登場、そこには 女性パイロットのアメリア・イアハートもいるとのことだ。 因に、ハリウッドの劇映画の撮影がこの場所で行われるのは 初めてのことだそうで、映画絡みの展示物もいろいろあるは ずの場所で、その辺の扱いも面白そうだ。 また今回は、その他の2009年のフォックス作品の公開予定 も紹介され、それによるとスピンオフシリーズ第1弾の“X- Men Origins: Wolverine”が5月1日、第3作でディジタル 3D公開となる“Ice Age 3”は7月1日とされている。 なお、“Avatar 3-D”の公開が最初に予定されていた5月 22日は、実はドリームワークスアニメーションが3D作品の “Monsters vs.Aliens”の公開を当初5月15日に計画してい たのと時期が重なり、まだ充分ではない3D上映館をどう分 けるかでも話題になっていた。そして、先にドリームワーク ス側が3月27日への公開日の変更を発表していたものだが、 今回のフォックスの発表では、ドリームワークスが公開日の 変更を元に戻すのか、その動向も気になるところだ。 * * リメイクの話題で、オリヴァ・ストーン監督の『アレキサ ンダー』などを手掛けた製作者のトーマス・シュエリーが、 『T2』のマリオ・カサールと組んで、1927年のフリッツ・ ラング監督作品“Metropolis”のリメイク権を獲得したこと が発表された。 オリジナルは、製作時から100年後の2026年の世界を予測 したもので、その世界では人々は支配階級と労働階級に2分 され、支配階級は高層ビルで優雅に暮らし、労働階級は地下 深くで、生涯逃れられない過酷な労働を強いられているとい うもの。その労働階級に反乱の動きが見え始め、支配階級は それを攪乱するために、労働者たちのシンボルでもあった女 教師マリアに似せたロボットを製作して、地下世界へと送り 込むが…というお話だ。 そしてこのオリジナルは、2001年にユネスコによって制定 された世界遺産の映画部門の第1号に選ばれるなど、極めて 高い評価を受けているものだが、さてその作品をリメイクす るというのは、どのような思想で行われることになるか、そ の仕上がりが楽しみだ。 因に、オリジナルは1927年のドイツでプレミア上映された 時には、上映時間が210分あったとされるが、その作品が同 年アメリカで上映されたときには114分に再編集されていた など、その時々の状況で再編集が行われ、一時はオリジナル フィルムの4分の1が失われたともされていた。しかしその 後にフィルムの発見などもあって、現存する最長版は2001年 にドイツでディジタルリストアされた147分版のようだ。こ れでも、当時ドイツで一般公開されたときの153分より短い ものだが、このような努力が繰り返されるほど大事にされた 作品であるとも言える。 なお、製作者のシュエリーは、1922年のF・W・ムルナウ 作品を、1978年にヴェルナー・ヘルツォークがリメイクした 『ノスフェラトゥ』にも絡んでいたということで、そのやり 方は心得ていそうだ。またこの製作者は、1986年の『薔薇の 名前』や、1988年テリー・ギリアム監督の『バロン』なども 手掛けており、手腕は期待できるものだ。 監督や脚本家なども未定だが、オリジナルは都市の景観や セットなどの美術面でも当時を抜きんでた描写がされていた 作品で、これらをどのように現代の映画に再現するかも期待 される。 * * 11月15日付の第147回で紹介したテリー・ギリアム監督の 新作“The Imaginarium of Doctor Parnassus”の撮影が、 12月中旬にロンドンで開始されている。 物語は、前々回に紹介した通り、人々を想像の世界に導く 魔法の鏡を持つDoctor Parnassusと、彼の旅芸人一座を巡る お話とのことだが、前回報告した出演者の中でトム・ウェイ ツが演じているのは、賭けでParnassusに鏡を奪われる悪魔 の役だそうだ。 そしてこの作品は、ギリアムにとっては、1985年『未来世 紀ブラジル』以来の完全オリジナル脚本の映画化となるもの で、監督自身が「これは自伝みたいなものだ」とも言ってい るようだ。確かに人々を想像の世界に導くというのはギリア ム自身が監督としてやっていることにも似ている。なお脚本 は、『ブラジル』と1989年の『バロン』にも協力したチャー ルズ・マッケオンとの共同で執筆された。 また撮影は、ロンドン周辺のバタシー発電所、タワー・ブ リッジ、セントポール寺院などで行った後、カナダに移動し て監督自身の指揮の許、VFXの作業などが進められること になっている。そして製作費は総額3000万ドル。これは2億 5000万ドルと言われる『ライラの冒険』の10分の1程度の金 額だが、ギリアムにとっては「これで充分、これ以上あって もコントロールができなくなるだけだ」とのことだ。 一方、俳優に関しては、今回はヒース・レッジャーと2度 目のコラボレーションとなっているものだが、「お金で俳優 を呼ぶことはない。キーになるのは、レッジャーやジョニー ・デップのような俳優と組めるかどうかだ。もっと著名な俳 優が金額の点で組みたくないと言うのなら、そんな俳優を使 うつもりはない」と明言していた。 そんなギリアム監督には、実は先に行われた作家へのアン ケートで、『ライラの冒険』の原作者フィリップ・プルマン や『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリングからも、自作 がもう一度映画化されるなら担当してもらいたい監督のNo.1 に選ばれているとのことで、彼への信頼は本当に高いものに なっているようだ。 新作は撮影が開始されたばかりで、完成にはまだ少し時間 が掛かりそうだが、ギリアムの自伝的な作品は、早くこの目 で観てみたいものだ。 * * 2005年3月1日付の第82回で紹介したアレックス・プロイ アス監督“Knowing”の映画化にニコラス・ケイジの主演が 発表された。 この作品は、以前に紹介したように、作家のライアン・ピ アソンが執筆したオリジナル脚本を映画化するもので、ケイ ジが演じるのは、自分の小学生の息子が通う学校で発見され たタイムカプセルを検証することになった教師の役。そのカ プセルの中には、地球の未来を決める恐ろしいものが入って いた…というお話になるようだ。 そして脚本は、『ブギーマン』のスタイルズ・ホワイトと ジュリエット・スノーデンによるリライトの後、さらにプロ イアスと、2003年にテレビ化された“Riverworld”の脚色な どを手掛けたスチュアート・ヘイセルダインによる改訂が行 われて、3月17日からメルボルンで開始される撮影が準備さ れている。 製作はエスケイプ・アーチスツ。なお同社では、第144回 で紹介したトニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン、 ジョン・トラヴォルタの共演による“The Taking of Pelham 1.2.3.”と、第143回で紹介のジェイムズ・ラシター監督、 ウィル・スミス主演“Seven Pounds”と共に、本作の製作を ストライキ前に進める計画になっているもので、先行2本の 配給はソニーに決まっているようだ。 * * 最後に、ジェイムズ・ワンの監督で、日本の人気アニメを 実写映画化する“Dragonball”に関して、キャスティングが 進められている。 それによると、まず悟空役には、『宇宙戦争』に出ていた ジャスティン・チャトウィンが起用され、ピッコロはテレビ の“Buffy the Vampire Slayer”などのジェイムズ・マース ターズ、チチは韓国系のジェイミー・チャン、ヤムチャを韓 国ポップグループGODのパク・チュンヒョン、マイ(ピラ フの手下?)を『ヒーローズ』に出ている日本人女優の田村 英里子が演じる。そしてブルマ役には、何と『オペラ座の怪 人』のエイミー・ロッサムの出演が決まったとのことだ。 『少林サッカー』のチャウ・シンチーが製作を担当し、全 米公開は2008年8月15日に予定されている。
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