ATFの戦争映画観戦記



【File034】戦場のガンマン・・・大集合Vol.1

2002年03月28日(木)

折角暖かくなり桜も満開・・・と思った途端、久しぶりの大雨と寒さのぶり返しで早々と桜も散りぬるを・・・です。世の中では、遂先日まで疑惑の追及の先鋒だった方が一転、自身に関わる疑惑で辞任する・・・将に盛者必衰の理を著す・・・であります。そう言えばTVのワイドショーで「宇宙戦艦●マト」の権利を巡って、我々世代には懐かしい西●プロデューサーと監督だった松本●士氏が裁判を行って、一審では●崎プロデューサー側が勝訴したそうです。「宇宙戦艦ヤマ●」と言えば松本零●氏というイメージがありますが、私ATFが自分の小遣いで最初に買ったコミックスは確か爐劼あきら畛瓠作画による「宇宙戦艦ヤ●ト」だった気がします。松●零士氏のコミックを買ったのは随分後になってからだったような気がするな〜ッ。

話は変わって、久しぶりに行った新宿●タヤで、ビデオの棚を見ていたら「戦場のガンマン」のテープが西部劇コーナーに置いてありました・・・う〜む。そう言えば以前秋葉原の中古ソフト店でも、マカロニウエスタンのコーナーに置いてあったような・・・戦争映画としての認知度低いなぁ〜ッ・・・悲し。という訳(爆)で・・・こじつけながら今回のテーマは、ATFの目に焼きついた戦場のガンマンたち・・・戦争映画のGUNたちの一節・・・Vol.1です。

【荒鷲の要塞】
まず一押しは、何と言ってもクリント・イーストウッド演じるシェーファー中尉の爛轡絅泪ぅ供治加撃ち瓩任靴腓Αマカロニウエスタンばりに軽々とシュマイザーを両腕に構えて撃つシーンはATFの目に焼きつき、後日ある廃倉庫を利用したサバゲの会場で、階段の下から接近する敵部隊に向けMP5の2丁撃ちをやってしまった程でした・・・快感(薬師○博子風・・・爆)。さすがにジョン・ウーの映画ばりに両腕を交差して、ジャンプしながら撃つってのは無しでしたが・・・。
【突撃隊・・・戦雲】
さて、この2作品の共通点は何か・・・。そうスティーブ・マックィーンです。狷遊眤皚瓩任錬唯灰哀蝓璽好ン、戦雲ではストックを外したM1トンプソンを携えて登場。で共にマガジン数本をガムテープで固定して、マガジンチェンジの短縮って訳です(絶対伏せ撃ち出来んわなぁ)で早速サバゲで実行・・・しかしながら当時は300連だの500連だのトリガーハッピーたち好みの特殊マガジンの全盛期で、30連マガジンを何本も装着して走り回るなど、まったくの愚の骨頂なのでありました・・・合掌
【戦争のはらわた】
鹵獲した敵の兵器を使用するシーンは戦争映画でも良く観られる定番ですが、そのNo.1的存在はやっぱ何と言ってもシュタイナー軍曹とPPsh=バラライカ=マンドリンの組み合わせでしょう。装弾数71発の大容量?とその耐久性。将に歩兵火器の鏡です。オープニングのロシア軍迫撃砲陣地の攻撃シーンでのシュマイザーのマガジンチェンジのスロモシーンも良いですが、やっぱ後半部の見せ場、フルオート射撃のスロモシーンで薬夾がゆっくり飛び散るシーンは最高です。ロバート・ミッチャムの「追撃機」でも敵から奪ったPPshが活躍してました。後にサバゲでMP5SD3にドラムマガジンを取り付けフルオート大量射撃を堪能したものです。
【レマゲン鉄橋】
さて同様に鹵獲兵器のNo.2としてATFおすすめなのは、ベン・ギャザラ演じるエンジェル(イタリア風にはアンジェロ)軍曹のシュマイザーです。シュタットメッケンハイムの刑務所シーンで、さり気なく取り出す予備マガジン2本・・・絹?のスカーフも渋いですな〜。ハートマン中尉のM2カービンのバナナマガジン残弾確認シーンも見逃せませんぞ。M2カービンと言えば「鷲は舞いおりた」「勝利なき戦い」でもフルオート射撃シーンを見せてくれますが、何と言ってもイーストウッドの「ハート・ブレイク・リッジ」オープニングの実写シーンに登場するフルオート射撃シーンが一番ですな。
【脱走山脈】
俗に爐匹鵑別祥イ盪厂鬚汎以には適わない瓩噺世錣譴泙垢、主役がコレだけ爐任い瓩箸修慮果も絶大なのでしょうか。動物園の象爛襦璽掘辞瓩鯱△譴謄▲襯廛垢魃曚脱走するお話ですが、ATFの印象に残ったのは人間の主人公ハンニバルと同じく脱走兵のゲリラのリーダー、小柄でちょっと癖のあるマイケル・J・ポラードが逆手でステンSMGを撃つシーン。ステンって右利き用しかないんですかねぇ〜。そう言えばオーストラリアの日本兵捕虜収容所で起こった脱走事件を描いた「カウラ大脱走」の中にステンの派生型SMGで、マガジンが真上に付いたSMGが登場しますが・・・名称不明。コンゴ動乱を扱った「戦争プロフェッショナル」にはステンの後継機種であるスターリングSMGが登場しますが、サバゲ用にパワーアップされたスターリングから発射されたBB弾が、木の幹にめり込むのには戦慄を覚えました。
【戦略大作戦】
ATFマイベスト1映画であります。銃器についても見所沢山。ガトコウスキーのモシン・ナガンM1891/30ライフル、フィッシャーのM8ライフルグレネードランチャー付M1カービン、クラップゲームの担ぐいかにも重そうなM1919/30口径機関銃、オッドボールのルガー拳銃・・・そして地雷原シーンでゆっくりとM1A1トンプソンの遊底を起こすビッグ・ジョー・・・しかしなんと言っても、この作品で一押しなのはロペスの持つBAR・・・ブローニング・オートマティック・ライフルであります。何を今更、BARなんて「コンバット」のカービーや「重戦車総攻撃」のガフィ、新しいところでは「SPR」のライベンなど登場シーンはいっぱいあるぞ・・・って言われそうです。何故ここでBARを取り上げたのかというと、元来BARは分隊支援火器であります。日本軍の九十六式、九十九式軽機や英軍のブレン軽機、独軍のMG34やMG42、露軍のデグチャレフ軽機と同じ役割な訳ですが、前述の「コンバット」のカービーを始めとして登場するBARは、どう見ても米軍のM14ライフルと同レベルの大型自動ライフル(その通りじゃボケ)にしか見えんのですよ。特に「SPR」のライベンなんて軽々構えて撃ちまくってましたっけ・・・。太平洋戦の実写シーンでは、バイポッド無しのBARを持つ海兵隊員が登場します。そんな訳で、このロペスの使用するBARは、いかにも軽機関銃的使用のされ方(兵舎から飛び出して来る独兵を窓に固定して掃射・・・バイポッドの取り付け位置も異なります)なんで、ちょっと好きなんです。装弾数20発ってマガジンがネックなんですかねぇ〜。
【土と兵隊】
日本の戦争文学を代表する作品の映画化作品のひとつです。この映画はなんといってもほぼ全編に渡って日本兵が行軍するシーン・・・ひたすらゲートル巻いた歩兵の足が写されており、将に猜睚辞瓩辰討里実感できます(まあ本物の協力撮影ですから)。さて日本兵と言えば三十八式小銃ですが、ATFのお薦めは十一年式軽機関銃です。ご存知の通り十一年式軽機と言えば、世界でも珍しいノンマガジン機構の軽機で、三十八式小銃と共通の弾丸が使用できます。この映画を観るまで、この軽機関銃ってどうやって弾を装着するの?とか、排莢するの?ってのが解らなかったのですが、細部に渡ってアップシーンが登場・・・分隊支援火器として快調に動作してくれます(実際は故障が多かったようですが)昭和50〜60年代にかけて多数製作される和製コンバット映画・・・「チャンバラ・コンバット」作品において、この十一年式軽機を始め、九十六式、九十九式軽機、九十二式重機等のステージガンが多数登場しますが、電気雷管発火式の悲しさ、銃身に火薬を詰めた発火式のため、射撃シーンに迫力がなく(発射煙がモクモク立ち上るだけ)せっかくの戦闘シーンを大無しに・・・この傾向は「ムルデカ17805」でも根強く残ってました・・・この辺が日本製戦争映画(アクション映画含む)の限界なんでしょうか?

さてATFおすすめの「戦場のカンマン・・・大集合」Vol.1いかがでしたでしょうか。映画の主人公に憧れて、真似してしまうのは映画ファンの中でも良く見られる光景ですが、やっぱ銃を構えた主人公は、それなりの時と場所(自宅、ミリタリー関係のイベント・コンベンション会場やサバイバルゲームのフィールド)でしか成り切れないのが爛潺螢織蝓爾たく瓩劉爐たく瓩燭詬咳錣覆鵑任靴腓Δ・・・次回は、拘りの「戦場のガンマン・・・大集合」Vol.2をお送りします。お楽しみに【続く】

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