北東崎鳳凰−記録帳
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2003年01月23日(木) 理論創生・・・とはちと大袈裟かな?

寒い〜。低気圧が発達しながら関東南方を通過するとのことで、氷雨。
出掛けたいのに、「こんな日は出掛けるな。余計な風邪でも引かれると困る」
と婆さんストップがかかりほぼ座敷牢・・・。


アサヒコムの速報なので、リンク先はそう長くは持たないだろう・・・
「無敵の量子暗号」実現へ基礎実験に成功 井元教授ら

以前、良く分からんと評価してしまった
総研大のグループやね・・・。
やってること自体は、2対4個の光子をレーザーのノイズと混ぜた上で
偏光装置で取り出す・・・かいな。1対2個は取り出せたので、成功とは言える・・・と。
耐ノイズ性と耐盗聴性を検証するには、それなりに面白そうで
それなりに要追加調査ね。




別冊日経サイエンス112
◆ 量子力学のパラドックス
日経サイエンス編集部 編

やや情報が古い・・・。
>1995年4月15日      日経サイエンス編集部

ディラックが出てくるなぁ・・・。パムディラック・・・いや、
Paul Adrien Maurice Dirac.

ディラック デルタ関数

δ(x) = 0 (x≠0)
δ(0) = ∞

んで、

∫δ(x)dx = 1
-∞

だったかいのう。

検索を続けていくと、訳の分からんページにもちょくちょく当たる・・・
九大テキストの正誤表

大学のテキストには誤植は付き物・・・とは言え、
ここまで素直に列挙されるのも笑えますな。

いきなり「空行は無意味」とか、
「次のようよう」⇒「次のよう」とかねぇ(笑
正負の勘違いなんかは、誤植の王道ですな。


どっかの数学系掲示板
む・・・、ヘビサイドの関数Y(x)
x<0のとき Y(x)=0
0≦xのとき Y(x)=1

Y´(x)=δ(x)
x=0で傾き∞・・・。直感的にも分かりますわ。


あ〜、あくまで基礎科学系の探索をしていると言うに、
検索し続けてあちこちに止めど無く広がっていって・・・(笑
キリが無いですな。


Mathematica4の新機能 一覧
・・・、このソフト、以前大学で使った気がするけど
サパーリ感覚掴めず挫折したわ(獏

あー、北東理論の定式化などに
この辺のソフトは使えそうな気がするようなしないような・・・。


量子情報科学の理論と
北東理論を比較してみる・・・。

量子系は、基本単位は「キュービット」
球上にあらゆる状態を取り得るが、観測するときには0か1にしかならない。
ここんとこは定義は比較的具象的。
真価を発揮するのは、複数組み合わせた上で更に重ね合わせたとき。
ちょっと数が増えるだけで、莫大な状態を取り得ることになる。
しかし結果はシンプルに、0か1かの羅列になる・・・。

⇒光子や電子ならこういう取り扱いになりますな。
しかし、それより更に基本的な現象に対しては未知数。
波と粒の両方の状態を取り得る基本量子までが範疇。

つーても、光子辺りが入ってくれば、現実的には
かなりの範囲はカバー出来ますな。
・・・いや、そう思わされているだけかも(^_^;

ニュートリノはどうした(笑
重力子辺りもね。ヒッグス粒子とかも〜

ヒッグス粒子の記述
おや、なかなか粋なページがいきなり。
文部科学省高エネルギー加速器研究機構のページか・・・

粋とは言えるものの、なんで素粒子がこんなゴチャマンと多量に有るのかは
謎ですな。
超弦理論では、振動する26次元の紐まで持ち出す始末ですし・・・。
その紐もどこから来るんですかい(^_^;


北東理論は、「その事象が可能か不可能か」が基本単位どす。
・・・、いや、今思いついた。(笑
我ながらまあまあ巧いな・・・。
そこから少々の公理系を導入して、今有る事象が近似で導き出せるなら
ビンゴですな。
一つだけ、以前から秘めたる強力な公理
★不可能公理「可能事象数<<不可能事象数」
可能事象数はおおよそ有理数集合濃度
不可能事象数はおおよそ無理数集合濃度
くらいと見ています。
一応、数学的にも扱えるような具合に。

初めっから、非対称でかつ矛盾を内包しているような理論体系を
心掛けてますわ。
☆無矛盾な理論体系は存在しない・・・
公理にしてもよかですか?(些か迷い中
するなら、矛盾公理とでも命名するかな・・・。

んで〜、後幾つあれこれ混ぜて粗近似でもすれば
光速度不変やら不確定性原理みたいなのが落ちてくるかねぇ〜


まぁ、これっぱかりでは、不可能だけで絶対安定してれば
良さそうですが、こいつは不可能事象なので却下(爆旨〜
完璧な無は、不可能事象に当たります・・・。

ここら辺りから、量子論的無が必然性を帯びてはきますな。
わずかに揺らいで、微妙に±0という、収支が取れて
準安定なのが「無」という状態と再定義。
アインシュタイン・ロマンでアレキサンダー・ビレンケンがのたまってはいましたな。
妙に印象的でしたわ。

それでは、何が不可能だらけから可能になる要因となるのか・・・。
「それ自身」か、その上位想か、また別なものの導入が必要なのか・・・。
安易な展開は、不可能公理⇒量子論的無ですな。
ここから何が出てくるかはまだ謎。
不可能公理を直接論ずる必要がなくなる代わりに
量子論的無について論ずることになってきます。

う〜む・・・
いまいちな気がしますな。
不可能公理⇒いきなりすぐ量子論的無
外していても遠からずですが、やはり安易過ぎる気がしますわ。(^_^;


力の任意操作まで、あと何段階必要なことか・・・(笑
まぁ笑っておきますか、取り敢えずは。


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