北東崎鳳凰−記録帳
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2001年10月23日(火) 高校時代や大学時代を思い起こしてみる

うーん、志を持ってすればなんとやら(笑
高校時代は、何となく楽しく。
大学時代は、切れた風船・・・。

高校では、数学・地理・化学が爆発的に良かった時期が有って
勉強が楽しいとまで思えましたな。
数学・物理・哲学で話しの合う奴も居て、自然に充実しとりました。

が、その代わり、かなりサボりまくり。
日曜に行う模試の類や遠足や体育祭の類などサボります。
台風で暴風警報が出れば自然に休みになるのは学校公認として、
ちと特殊な立場から偽電話で結構日常的にサボっていたものです。
授業はまるで無視。寝てるか、自分が楽しいと思う分野の勉強してましたか。

夏季講習なんかマトモに受ける奴の気が知れませんでしたねぇ。
なんでそんな面倒なモンすんの?って風味。
誇り有る帰宅部でしたし。(笑

成績は、全体で安定。(笑
と言いますか、中間や期末の類は、何度やっても
100
90
80
70 この辺までで数学・地理・化学・現国など
60
50 物理、少し調子の良くない数学、まあまあの語学
40
30
20
10 古典、政治経済、英語など

という成績の取り方になるので〜(笑
得意なものは大得意、苦手なものは放棄してました。
「得意科目を確固たるものにしておけば、後は勝手についてくる」
「苦手科目の存在が、得意科目をより引き立たせる」
と勝手な信条作ってこの成績に納得してました〜(笑

物理で話しの合う奴は居たのですが
どうも物理は概念的に理解がズレていて
未だに力学・熱力学・電磁気学は良く分かりません。
力のかかり方や接地の概念など、どぅも・・・。

ま、私の場合は、中学の時から志はかなり強く持っていたので
大学に進学するための受験勉強はあまり苦になりませんでした。
が、本態的に選択問題は苦手で、センター試験にはかなり苦しめられます。
記述する方が個性も出るし楽だし面白いって。
選択問題って何?無用に混乱するわぃっ・・・くそっ。
これは今でも変わりませんね。
ですから、ハードランクのセンター試験などと言われる
私学は殆ど受ける気にすらなりませんでした。

センター試験が悪すぎて、東大から東北大に死亡変更。
近い・安い・志望に叶っているとなるとこいつらくらいしか無かったですな。
まぁ、「元から学校無視して東大向けの勉強ばかりしてたから何とかなるっしょ」
と楽観視してましたがね。
塾の類は面倒なんで当然行かず、無頼・孤独・一匹狼で独学。
これもうまく行っているうちはとても楽しいですよん。
金も手間もかからないし、自分の好きなように出来ますし。
参考書は必要最小限。教科書の問題・学校から配られるサブテキストを
すべて潰してから東大向けの参考書を各教科に一冊ずつという程度。
確か、物理NN、化学は旺文社の薄い奴、数学は何かやった記憶無し、
その他の科目は殆ど無視。「大学への数学」ってのは嫌いでした。
あとは赤本のみか、そうだね。赤本には助かりましたか・・・。

奴とは、確かに数学・物理・哲学ではかなりのやりとりをしましたが
受験勉強とは距離を置いて、本質に迫る迫力が有りましたな。
それはそれで非常に楽しかったのですが、あともう一歩でしたかのう。

今でも、語学・法律・政治経済はとても苦手です。
国会中継なんて見てると腹がキリキリ痛みます。(^_^;)
脾臓の辺りがね。

ですから、勉強の出来る奴・勉強の出来ない奴、
双方の心境も分かる次第ですね・・・。
出来る時は、何もしていないのに勝手に頭に入ってきて、
何事も無いかのように問題を片付けられます。「頭脳の抵抗が皆無」状態と命名。(笑
出来ない時は、幾ら頑張ってみたところでベクトルがズレていて
何にも頭に入らず、同じようなことを何度も苦しみ繰り返しても
全く報われないという・・・(^_^;)
「努力すれど、報われない」という奴です。某教師曰く、
「世の中そんなもんさ」とね。(を


◇ ◇ ◇
勉強で優越感を感じていた時のエピソード。
中間や期末など、主要な試験では成績上位者が公表されます。
私は特定教科にて上位にいつも鎮座・・・周囲もそれを認めてはいます。
いつしか一度だけ調子を落としてしまい、無名の生徒に数学の成績を
追い抜かれてしまいますが、その時その生徒は
「居るか居ないか分からない**がいきなりトップに立った」
とかでかなり騒がれたらしいですな。クラスが違ったので詳細は知りませんが。


数学・・・私だけ95点、あとの連中は皆全て
70点台以下。80点台がいません・・・。
ライバル(笑)の道路工事が
「どんな勉強しとればそんなんなるんや?」
と吐き捨てるようにして聞いてきました・・・。
私は別に何にも頑張っても努力するでもなく、自然に楽しんで流していたら
勝手にこうなったのかな〜と答えたかな。(笑

「奴」と「道路工事」は別人です。
まぁ、道路工事も落第知らずで、総合得点では
いつも私を上回っていましたが、数学・化学・地理では
ほぼ私の勝ちでしたか。
奴は名大、道路工事は京大に逝きましたが、その後のことは知りませんね・・・。

まぁ、道路工事の文系科目の上位鎮座ぶりもかなりのものがありましたが。(^_^;)

数学・・・
私は相変わらず100点に近い成績を何気なく出していました。
掃除するので物理室に・・・って、数学の追試があるようですな、知りませんでした。
「お前はここには用事ないやろ〜。ひょっとして嫌味?(笑」
「いやいや、知らずに偶然来ただけ〜」
「ま、どっちにしろ俺らはこれから追試よ〜(鬱」
「すまんな・・・さっさと去るわ。(小声」

化学・・・
道路工事とクラスが違う学年の時。
私だけ90点台後半。あとは70点台以下。
証券「どんな勉強しとればそんなん取れるんや〜(羨望」
「ん〜・・・(いつかもこんなシーンが無かったか?)」
証券「俺ら結構苦労して勉強してこれなんやで、え?。」
物理化学時代は凡人でしたが、有機化学が爆発的に良かった時期でした。

何か、抵抗感がまるで無く、体が自然に軽いと言うか・・・
こういうのが優越感なのか?とも思った次第です。

「相手のペースに巻き込まれるので無く、向こう側から勝手に
自分のペースに巻き込まれているんだな。そうなっている間は
自然な感じで楽だよん。」
・・・色々なことに当てはまりそうですよ。(笑


そういやぁ、エスパー魔美に出てくる高畠君だかが
これと似た感じの台詞を言ってましたな。
成績が何故良いのか聞かれて
「勝手に頭に入ってきちゃう」
とか言ってましたか。
この時の心境や雰囲気も当時の私と似ていると推測。

ま、高校時代は悲喜こもごもと言いますか、行動パターンは基本的に一人はぐれて
勝手に色々とやってましたわ。ですが、それが抵抗感無くてとても清々しく
体を吹き抜けて行くので、これが私に合った行動・私の個性なのか・・・とも
思う次第ですね。ずっと以前からそうでしたが、集団からはぐれるのが清々しいです。

この当時は成績がズバ抜けていたのが今でも少しは名残が残っていますが
今すぐにこの当時の状態に戻るのは難しいですかね。(^_^;)
やはり、使わなければ忘れると言うもので。
確率統計あたりは、会得も忘却も爆発的に早くてなんとやら・・・でしたし。(^_^;)

追伸と言いますか、
道路工事も上位鎮座ぶりがかなりのもので、やたら周囲から
「どんな勉強の仕方しとるんや〜」と問い詰められていましたな。
「勝手にこうなるんや」が道路工事の決め台詞。
・・・全く、勉強では苦しむと言うことが無い道路工事でしたが
対人関係ではなかなか内弁慶でしたか。
私にだけは心を開いて色々と遠慮会釈無しに言ってきましたが
勉強の出来る奴の会話とは思えませんでしたね。
「お前は幼稚園生か?」と何度も聞きたくなりましたが抑えました。(^_^;)
奴との会話の方がよっぽどか賢かったです。
ですが、奴も奴で、地理の答案が落書き用紙になっていましたし・・・
それ見た時には、唖然とするやら大笑いしたくなるやらでした・・・。(笑い


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