※ いまさらですが、ネタバレ注意。
「暗黒の塔」は、とりあえず出版されてるところまでは読破。 残すところあと3冊(←あくまで本人談)。待ち遠しいような、次出るときまで内容を覚えてられるかちょっと不安。
調子に乗って、「ドリームキャッチャー」にも手を伸ばしたポジですが、こちらはまさにスティーブン・キングの本領発揮の本でした。救いの感じられない内容が特に・・・(-_-;)。 これ、映画化されるんですよね!? 今春公開なんですよね!? 原作をどう脚色してるのか今からとっても!楽しみです。 今、ちらっと公式サイトを覗いてみたんですが、キャスト&キャラクター紹介のあまりの解釈の違いにめまいが・・・。っていうか、確信犯だろ!? わかってて、あえてキャラ変えてるだろ!みたいな・・・。 いや、いいんですけどね。それも映画化の醍醐味。 ハリウッド版としてまったく違った目で見てみるのも面白いかもしれません。 (原作のあまりの悲惨さをどうハリウッド的に撮っているか、とか。)
全4巻で、とりあえず前半2冊を読み終えたのですが、この次点で主要5人のキャラクターのうちすでに2人が惨殺(それはもうスプラッタ)されてます。プラス一人は負傷、もう一人は体をのっとられて友人惨殺に加担。 ここまでやってくれるとちょっと感激。 逆に爽快感さえ覚えます。(←言いすぎ) あらすじを読んで、てっきり「スタンド・バイ・ミー」風の話しかと思いきや大間違い。 どっちっていうと13日の金曜日、もしくはアウトブレイクといったところでしょうか。 始まりは「IT」ぽいような気もするんですが、うーむ。 残り2巻を読んでみるまでなんとも言えない・・・。
一つ興味深かったのが、ダウン症の少年の描き方。 日本だと、身障者について真正面からとらえた本ってなかなか見かけないんですが、それをホラーでやってのけてるところがS・キングのS・キングたる所以でしょうか。
S・キングの作品は、D・クーンツみたいに「愛と正義は最後に必ず勝利する!」みたいな晴れ晴れとした読後感はまず得られないんですが、(それどころか途中必ず胸をえぐられるような喪失感があって、最後までそれを引きずる)読み終わった時は必ず泣いてしまうんですよね。(「スタンド」は失望感のみ残ったけど。まあ、これはあくまでポジ個人の趣味ですが。)
「ドリームキャッチャー」も、この時点でポジ、散々ぶうぶう言ってますが、読み終わった時は「スバラシイ!」と大絶賛してる可能性大。 その時は「フッ・・・」と鼻で笑ってください。(^_^;)
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「ダヤン、わちふぃーるどへ」
読みましたよ、ふぇみさん!(笑) 面白かった! いや、マジで。読後感もさわやかほのぼの! やっと、イワンとかマーシィとかジタンとか、名前と顔が一致しました!(遅ッ) ダヤン、もともと飼い猫だったのね・・・。 そして私はすっかりジタンのとりこです(笑)
「僕は君が来るのを待っていたんだよ。きみが生まれるずっと前からね」
・・・ジタン・・・それ、口説いてるの? ムーミンでいうとスナフキン的キャラ。ってことはダヤンはムーミン? ミーはマーシィ?(いや、むしろフローレン?) それはともかく、近年まれに見る(ポジの中では)ヒットです! 落ち込んだときとかに読みたい本。 絵本もそろえてみたいなあ。
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明日は「ヘルレイザー」を観ます。 なんだかそんな気分なの(笑)
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