観ました、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」! さっそく感想を・・・と思ったのですが、その直後観た「ジェボーダンの獣」のあまりのインパクトに魂を抜かれ、はっと気がつけば2日が経過・・・。 記憶が残ってるうちにと、あわてて書いてます。(^_^;)
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「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
上映時間195分。絶対集中力が持たない!と確信して吹替え版をチョイス。 最初はちょっと違和感があったのですが(フロドの叫び声とか)まあ、それはそれ。 アラゴルン役の大塚ボイスに終始うっとりしてましたv なんてステキなお声・・・v
今回は、いよいよ決戦の火蓋が切って落とされたということで、やたらめったら戦闘シーンが多く、ほとんど画面を正視できなかったんですが、そんなポジの心を慰めてくれたのはドワーフのギムリ。 前回は個性的なキャラにはさまれて、登場シーンから終始一貫として影の薄かった彼ですが、今回はここかしこで場を和ませてくれる貴重なキャラに仕上がっていました。 レゴラスやアラゴルンに比べて戦力的にはイマイチ?って気もしますが、いいんです! 重そうな手斧をぶんぶん振り回して、敵の下敷きになったり馬から転げ落ちたり、いつも周囲に笑いを振りまいてくれる彼は、一行の心のオアシス!
オアシスといえば、リヴ・タイラーの美しさはまさに眼福モノでしたv 特にエルロンドとの会話で、アラゴルンの死を見取り一人森を彷徨うシーンでの、黒衣のアルウィンが個人的にツボ。 う、うつくしい・・・! いやあ、いいもの見せてもらいましたv
あとビックリしたのがガンダルフ! 今回は、ガンダルフに始まりガンダルフに終わるといっても過言ではないくらいの活躍ぶり! そうか、影の主役は彼だったのか! セオデン王の前で、灰色のローブを脱ぎ捨てて、「我は白のガンダルフ!」と名乗りを挙げるシーンは、あやうく「ヒロイン!?」(ちがう)と目がくらみました。 よみがえった後、何気に直毛だったのも驚き・・・。なんで!? 地獄の業火がアイロン効果になったとか!? これでますますサウロンとの区別がつかなくなって困っているのは私だけでしょうか?
レゴラスについては・・・。 いまさらポジがとやかく言わずとも、熱狂的な王子ファンの方たちが口を酸っぱくして語っていると思うので(ふぇみさんとか・笑)省略! でも、あのスケボー連射には参ったよ! さすが永遠の少年!(?) 馬の曲芸乗りにもビックリしたけど、まさかあんな射ち方があろうとは・・・! アラゴルンとのからみ(←この言い方もちょっと・・・)もふんだんに盛り込まれ、ああこれでアラ×レゴとか言い出す人がますます増えるんだろうなあ・・・としみじみ思うポジでした。 ポジはむしろレゴ×アラ推奨なんだけどね!(←言わずともよい・・・。)
機会があれば、次はじっくり字幕版を観たいです。 特にアラゴルンの河での目醒めのシーンを・・・! (馬とのべろちゅーにムラムラきたなんてとても言えない・・・)
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「ジェボーダンの獣」
いやあ、すごい! 何がすごいって全てがいろんな意味で凄かった! 「ダンヌジャルク」の時も思ったんですが、最近のフランス映画ってエグいですねー。 カトリーヌ・ド・ヌーブ全盛の頃の、あのちょっと気だるいような灰色の映像はどこへやら。 鮮烈でエゲツナイ映像のオンパレードに、始まって10分、ちょっと食傷気味。
話は、後半でマニが無残な最期を遂げたところから気分は萎え萎えだったんですが(獣との戦闘シーンで萌えてただけに)、復讐に燃えるフロンサックのクライマックスまでの戦闘シーンには開いた口がふさがりませんでした。(注・ほめことばです。) 中世ヨーロッパでマーシャルアーツっていうのもすごかったですが、あの武器! てっきり歴史ロマンかと思ってみていたら、途中から魔界転生だったことが判明して度肝を抜かれました。 この驚きは、ベルセルクの「歴史モノかと見ていたらファンタジーだった」に通じるものがあるなあ・・・。
個人的に惹かれたのが、フィレンツェ人の娼婦シルヴィア。 黒のドレスを優雅に着こなし、美人なだけじゃなく身のこなしがこれまたキレイ! いざという時にはシャキーンと刃が飛び出すあの扇、欲しいです。 しかし彼女ほどの女が、「任務を忘れさせてくれた」と言うほどフロンサックがイイ男なのかは疑問。
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なんだか思ったより長々と書き連ねてしまいました。 本の感想もついでにと思ったのに。 しょうがないので、そっちは明日に回します〜
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