ああ、またしても日記が… 既に書くべき内容も完成していたというのに、 という事実が更に無念ぶりを加速させている。 一度は、夕方に書いてしまおうか、とも思ったのだが、 完成していたとはいえ、内容はそこまで素晴らしい出来でも無かった。 しかし…無念である。
本日の仕事中、社判の持ち手とゴム印の部分が分離した。 ゴム部分だけ摘んで押印というのも、まあ出来ない事も無いが、 マトモな企業の人間がやる事とも思えなかったので修理をする事になった。 とはいえ、それなりの圧力がかかる道具であり、持ち手の木材とゴムの接合はそれほどたやすい事でも無い。 という訳で、アロン○ルファの出番となった。 極爆、考えてみれば、瞬間接着剤の使用は、生涯初の試みである。 アロンア○ファが誕生した当時、都市伝説の如く小耳に挟んだ数々の惨事は、 幼い極爆へのトラウマとなっており、 「便利な道具」というイメージでは無く「一つ間違えば惨事を招く、災厄の神器」として、忌避の対象と化していたのである。 そんな訳で、慎重に慎重を重ね、接着を行った結果、 伝え聞いていた「指がくっついて、剥がしたら肉剥げる」などの事件も何とか避ける事が出来た。 今では接合後の剥がし液など様々なケア商品の力で、昔ほど危険な道具では無くなった筈であるが、 だからといって、極爆のトラウマが払拭される訳でも無いらしい。 無事に完成したハンコを眺めながら、 やはり今後も、出来得る限り、瞬間接着剤の使用は避けて通りたいなあ、と思う、極爆である。
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