せきねしんいちの観劇&稽古日記
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gaku-GAY-kaiでの僕のもう一つの演目、ジオラママンボガールズの打ち合わせを、メンバーのマルゴリータ・ナスと池袋で。 彼女と僕はほぼ同い年。実は、今回、ばたばたとしていて、今年もやる?という話をしていたのだけれど、「やめるのはいつでもできる」や「一度やめるとまた始めるのはむずかしい」などと、若干、後ろ向きなやりとりをして、今年もやってしまうことになった。 今日は、リップシンクする曲の選定と衣装の打ち合わせ。 リップシンクというのは、この頃ははるな愛のおかげでずいぶんメジャーになったパフォーマンスだけれど、もともとは、ゲイ・シーンでドラァグクィーンが、演じていたものだ(はるな愛ももちろんその流れだけれど)。 ジオラマ・マンボ・ガールズは、ドラァグクィーンの定義としてある、過剰なゴージャスさとは全然違う、ゆるさが身上だ。曲も、かっこいいものとは無縁で、「何それ?」というようなものばかりを選んでしまう。 年に一回、gaku-GAY-kaiだけで実現するユニットなので、何曲かのうち、一曲は新曲を入れないとねというのが、僕らの暗黙の了解だった。 でも、今年は、やや後ろ向きに始まったわけでもあり、これまでのナンバーをメドレーでということに落ち着いた。 そして、食事をしながら、これも例年の恒例で近況報告などなど。 ナス嬢は、ジオマン(ジオラマ・マンボ・ガールズ)を「年に一度の自己肯定イベント」と呼んでいる。僕も、その意見には賛成だ。 今年も、また、ゆるゆると自己肯定しながら、gaku-GAY-kaiを楽しみたいと思う。
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