せきねしんいちの観劇&稽古日記
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gaku-GAY-kaiのフライヤー用のイラストがランベルティさんから届く。 今年もまた素敵なイラストだ。これからデザインを始める。
ジョン・パトリック・シャンリィの戯曲「ダウト - 疑いをめぐる寓話」を読み終える。 初めは、なんだろこれ?と思いながらだったのが、ぐいぐい引き込まれる。 1964年のNYのミッションスクールを舞台にした4人芝居。 神父である教師は、校内でただ一人の黒人生徒(12才)に性的虐待と行ったのか? 否定する神父と、疑いつづけるシスター。 このシスター・アロイシスというキャラクターがすばらしい。 常に神と向き合いながら、自分の中にある「疑い」についての問いかけをやめない。 真実はなにか?というワンシチュエーションで終幕まで、ものすごいかけひきがつづく。 そして、ラスト、文字通り、体が震えるような感動。 このシスター・アロイシスという役、いつかちゃんとやってみたいと思った。 今日も図書館へ。 仕事の帰りに一度、部屋に戻って、自転車に乗って出かける。 ベランダに置いたジャーキーは、そのまま。昼間は来ないのか? 図書館へは、電車のガードを2つくぐっていく。 その2つめのガードがきれいな舗道になっていて、前にここで猫を二匹見かけた。 と、今日もいた。 どんな間柄なんだろう。友達、親子? キジトラっぽい一匹と、なんだか茶色と黒のまだらなぼさぼさした猫。こっちは、少し若いのかもしれない。痩せている。 自転車をとめても逃げようとしないので、エサをやりながら、写真をとらせてもらう。 茶色い猫ばかりががつがつ食べて、キジトラは少し離れて見ている。 親猫なのかもしれない。
いつまでも遊んでいると閉館時間になってしまうので、図書館へ向かう。 この間、読み終えられなかった資料をおしまいまで。 別の資料も何冊か。 ついでに岩田専太郎の画集も見てみる。 また何冊か本を借りて帰ってくる。 帰り道、ガードしたの猫たちの姿はない。 と思ったら、キジトラがフェンスの向こうでこっちを見ていた。茶色はいない。 フェンスの向こうはちょっとした草むらになっている。 このあたりがねぐらなんだろうか? 図書館にはこれからしばらく通うことになりそうだ。 ここの猫たちとも顔なじみになれるだろうか。
部屋に帰ってベランダを見たら、ジャーキーがなくなっていた。 さっき帰ったときにはまだあったから、今、食べたんだろう。 こっちの猫とも仲良くなれたらいいな。
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