せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2008年05月21日(水) 最初の授業

 富士見丘小学校演劇授業。
 新年度、最初の授業。講師は鴻上尚史さん。
 篠原さんと二人で今日は見学をさせてもらう(午後からは、劇作家協会の東憲司さんも一緒に)。
 特活室で、一クラスずつ。3,4時間目と5,6時間目。
 富士見丘小学校での演劇授業は、今年で5年目。
 鴻上さんの授業も、今回が5回目だ。
 「声とからだを使ってあそぶってどういうこと?」と最初に黒板に書いて、授業が始まる。
 輪になって手をつなぐ。となりの人と手を合わせ、肩胛骨を動かしながら、押しっこをする。
 二人組になって、鏡のエチュード。
 二人組になって、背中合わせになって、立ち上がる。四4人、8人、12人で。
 箸を人差し指で支えながら、目をつぶった二人が立ち上がる。せーのもカウントもなしで。
 立ち上がったら、一人ずつ、ぐるっと回る(箸をささえたまま)。
 子どもたちは、どちらのクラスもしっかり集中しながら楽しんでいるようすがすばらしい。
 5年前の一番最初の鴻上さんの授業のときは、2クラス合同で、体育館で、とっても暑くて、話をちゃんと聞かせるだけでとても大変だった。
 今日は、どちらのクラスも、休憩後に自然に集まって腰を下ろし、全員が鴻上さんの方をしっかり見ていた。強制されてるんじゃなく、みんな、一人一人が話をちゃんと聞こうとしている。
 みんな、演劇を楽しみにしてくれてるんだなあというのと同時に、演劇の授業はこうして「聞く」ことをちゃんと伝えてるんだと思った。
 後半は、声で遊ぶことを、「何を変えると声は変わるのか」という言葉をモチーフにいろいろさぐっていく。
 「大きさ」「高さ」「早さ」「間」「音色」。毎年、よくわかるなあと思うのだけれど、みんな子どもたちから、答えが出てくる。
 鴻上さんは、大きさを変えたり、高さを変えたり、早さを変えたり、声色を変えたり、自分でやってみせながら、子どもたちにもやってごらんと言う。子どもたちは、一緒になって声を出しながら、いっぱい遊んだ。
 最後に、馬場先生に、篠原さんと二人、紹介してもらう。よろしくお願いしますとみんなに挨拶。
 ランチルームで、鴻上さんを囲んで、全校の先生方と振り返りの時間。六年生の担任は、田中先生と金丸先生。新しく赴任していらした音楽の先生と少しおしゃべりさせてもらう。
 さあ、新しい一年が始まった。今年はどうなるだろう。
 帰り、篠原さんと、劇読み!の打ち合わせ。篠原さんの「ゴルゴダメール」について、思うことをいろいろ言わせてもらう。話ながら、自分の芝居の作り方を考える。僕が書きたいことは何だろうかと。話した言葉がみんな帰ってくる、そんな時間。


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