せきねしんいちの観劇&稽古日記
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午前中、年度末の仕事を何とか片付ける。ほんとうはもっと早くに終わっているはずだったのだけれど、これでようやく僕の手からはなれた。 稽古は、午後、岸本さんと早瀬くんの場面。緻密に、ディテールを組み立てていく。 夜は、桑島さんの「語り」。講談の息でお願いします、などとむずかしいな注文をする。 パソコンに入っていた、白石加代子さんの「百物語」を少し聞いてもらう。その後、明らかに息が変わった、桑島さん。すばらしい! 漱石の文章は、どこか東京の寄席のにおいがする。漱石が書いたものではないものだけれども、芝居の中に、そんな息がいきづいているのはおもしろいんじゃないかと思う。 今日も一日、ずっと芝居をしている。家で、台本を書いているときとは違う、みんなで作ってるんだという気持ちが、僕の背中を押してくれる。 いつもは大人数の座組だと、はじめはこんなにたくさん!と思うものだけれど、今回は、初めからそんなふうな気持ちになることもなく、一人一人がとても近しく思える。今回の座組は、そんなチームだ。
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