せきねしんいちの観劇&稽古日記
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富士見丘小学校演劇授業。一時間目から四時間目まで。 朝、家を出るときに、もうすっかり明るくなっているのは、春が近いからなんだなあと思う。 去年は、発表が一月だったので、直前の練習は、まだ薄暗いうちに家を出ていた。 卒業公演「雪の降る日に」の稽古。 体育館での最初の稽古。寒い。 今日は、初めから終わりまでの場当たりというか、広い体育館を使って、どこで何をするかということの確認。 同時に、出演していないとき、自分はどこにいるんだろうということの確認。 健翔さん、青井さん、篠原さん、里沙ちゃん、それに僕、それから担任の長崎先生、甚野先生、馬場先生、平田さん、校長先生、副校長先生、それに音楽の畑先生と、大勢の大人が子供達と一緒に芝居を作っていく。 50人の子供達を相手に大声を出しながら、走り回る。何とかラストまでたどりつくことができて、ほっとする。 給食のカレーライスをいただきながら、講師陣は打ち合わせ。五年生が作ったというデザートのフルーツカクテルとチョコレート、クッキーも一緒に。 仕事先へ向かう電車で、宮校長先生と一緒になる。演劇授業について思うことをいろいろ話させていただく。 「新・こころ」稽古。 早瀬くんと組んでマッサージ。こういうことするのはいつ以来だろうと話す。いつも僕は、一人奇数で外れることが多くて、この手のウォームアップには参加しないでいた。病み上がりの身体が、気持ちよくほぐれていくのがわかる。声の調子が全然違うものになっていくのに気がついた。 キャストが全員揃った。10人の男たち。ほんとうにいろいろな人に集まってもらった。昨日の続きの場面をそれぞれ稽古。 えんちゃんとまちゃの場面、引き続き、微妙なやりとりの中にダイナミックな強さを。芝居全体の要になるシーン。ていねいにつくりこむ。 僕が演じる奥さんが登場する場面を、岸本さんに代役をお願いして前から見てみる。男たちのやりとり、ぐーんとばかばかしくなった。 後から登場する女学生、節子役の柳内さんが、登場する前、場面を見ながら「男ってバカだなあと思った」と言っていた。そうそう、それでいい。 帰り、明日から3日間稽古がないのでということもあって、軽く飲みに行く。あちこちの現場で一緒だった面々が、こうして集まっているということが、とてもうれしく、おもしろい。 さっくり切り上げて駅に向かう。と、駅のホームで「Tea for two」で一緒だった成田さんに声をかけられる。「聞いたことがある声だなあと思って」と。長い帰り道をおしゃべりしながら。 今回の座組のみんなとは違う距離感でしゃべっている自分がおかしい。「新・こころ」のみんなが遠いというわけではないのだけれど、すっと近くにいられるかんじ。なんだろうこれはと思うが、そういう芝居だったんだなあと今さら気がつく。 明日からは、いわき総合高校の最後の授業。というか、アトリエ公演「あいだにあるもの」の仕込み、ゲネ、初日の三日間。
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