せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2008年01月13日(日) いわき総合高校授業

 9時からの授業。石井先生に車で迎えに来ていただいて、学校へ。
 今日の「挨拶」は、成人式。沖縄県の成人式と福島県の成人式。ややあっさりしたかんじ。え、もう終わりなの?
 ウォームアップで発声の基本をいろいろやってみる。
 どうやって声を響かせるか。共鳴させるってどういうことか、などなど。
 しりとりを低い声や高い声でやってみる。
 相手にどうやって届けるかということを意識してみる。
 今日の授業のテーマは、「想いを伝える」。
 二人組になって、相手に自分の想いを伝える。
 「海に行きたい」「○○してほしい」などなど。
 言葉で説得するのだけれど、理屈じゃない言葉で、相手を動かすのはとても大変だ。
 後半は、「相手のために」という気持ちをプラスする。
 それまで、自分の感情を爆発させられていたのが、急に言葉が届かなくなる。
 「相手のためを思って何かする」というのは、もしかすると彼女たちには遠いことなのかもしれない。
 「相手のためを思う」のなら、何かしようとはしないで、そっとしておくということの方が、リアルなのかもしれない。
 でも、それでは芝居にならない。
 言葉は相手の心を動かすためにある。そういう前提で書かれているのが、演劇の言葉だ(例外もあると思うけど)。
 むずかしいことなのかもしれない。
 また、自分の発した言葉を相手がどう受け止めたかということを、相手の立場に立って感じるのもむずかしいようだ。
 だから、会話がなかなか積み上がっていかない。
 思いがけない大きな壁にぶつかったような気持ち。
 生徒たちも、どうしてだろう?ととまどっているのが、よくわかる。
 今日は、まずはここまで。
 夕食を、今夜も石井先生と。いわき駅前の中華屋さんで。
 今日の授業について話すうちに、「あいだにあるもの」のアイデアがどーんと浮かんでくる。わくわくと話し、お腹いっぱいになり。一人、ホテルへ戻る。


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