せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEX|past|will
| 2006年10月12日(木) |
「許しつづける女たち」稽古 かわせみ座 |
昨日の通し稽古を踏まえての小返し。頭から、ていねいに。 これまでとは違ったダメの出し方をする。最初場面だからこうしてほしいとか、実はこの人は、この人についてどう思ってるんだよね、きっと、という確認をもろもろ。 きっちり稽古を積み重ねてきて、ふっとやりとりが惰性になってしまう、そんな時期かもしれない。それまで伝えたい、相手に訴えたいという思いがあったから成立していたいくつかのことが、微妙に成立しなくなっている。外側をなぞるんじゃなくて、気持ちの変化をきっちりおさえていかないと。昨日と同じことをやろうとするんじゃなくて、違うことをそのときそのときどきやっていこうと思いながら、結局は同じやりとりが成立するのが、いい稽古をしたということじゃないだろうか。そんな話を稽古の合間にしてみる。 稽古のあとは、篠原さん、平田さん、前田先生、田中先生と待ち合わせして、かわせみ座さんへうかがう。 ぼくと篠原さんは、その前に打ち合わせを、こんな喫茶店はいるの久しぶりだなあなかんじのお店で。 かわせみ座さんは、とてもユニークな人形劇団。富士見丘小学校の舞台に登場する犬の造形についての相談。 山本さんが、新しく、犬の胴体と足をつくってくれていた。いろいろな人形たちを見せてもらいながら、実現可能かどうかをいろいろうかがう。 見せていただいた、ロバの人形がすばらしかった。木で出来た黒目が大きい、やや無表情なつくりなのだけれど、山本さんが手にとって動かした途端に、生き始めた。感動して泣きそうになる。命ってこういうものなのかもしれない。人形を見ながら、命を感じる。 具体的な話はもう少しつめなければいけないけれど、劇中に登場する犬のイメージは固まった。あとは、どう作っていくか、それが問題。
|