せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2006年09月18日(月) |
レトロノート「ラン・エンド・ラン」 |
札幌に来るといつも寄っている地下鉄円山公園の駅の上にある珈琲やさん「BOYS BE」に行くが、月曜は定休日でやってない。しかたなく、珈琲は諦めて、駅近くのパンやさん「円山ベーカリー」へ。ここでパンを買って帰るのも恒例になっている。イートインコーナーでパンを食べて、珈琲を飲む。ほっとする時間。 一昨年の9月レインボーマーチで来たとき、僕は「二人でお茶を TEA FOR TWO」の取材のため、このあたりをずいぶん歩いた。 劇中では語られないが、舞台になるホテルは、地下鉄の西18丁目と円山公園の間あたりにあるイメージだ。実際、6年前、僕が札幌の劇団に客演していて、稽古の間中、ずっとお世話になったホテルもそのあたりにある。 お礼参りのきもちで今日もまた少し歩く。と、小雨が降りだしたので、地下鉄に乗り、琴似経由で千歳へむかった。 森川くんとなんとか落ち合うことに成功して、ぎりぎりの時間で搭乗手続きを終える。機内では、森川くんと芝居の話をあれこれ。 二人での稽古は実質4日しかできなかった今回の舞台。セリフはきっと「一時保存のメモリー」のようなところでおぼえてるから、きっとすぐ忘れるねといっこうさんと話したのだけれど、それでもこんなに出てくるということは、初演のときにしっかりハードディスクに書き込んであったのかもしれない。レパートリーってこういうことなんだろうか。最初の読み合わせでは「こんなにしゃべるんだ・・・」と途方にくれたのだけれど、芝居をしていると、何でもなく場面が積み重なっていく。 いずれにしろ、信頼している森川くんと2人の芝居だからできたことだと思う。僕は芝居することだけに専念できた。舞台上でしか出会わないというのも、相手によっては心配でしかたがなかったかもしれないけど、今回は一度もそんな気持ちにならなかった。 照明と音響を急遽お願いしたいっこうさんと本田さんにも感謝だ。よく引き受けてくれたと思う。ありがとうございました。 そして、札幌のみなさん。特にトモコちゃん。何度お礼を言っても足りない気がしている。お疲れさまでした。 パレードという大仕事と一緒に、また全然違う大仕事の芝居を上演するという企画をたててくれたこと、そして、忙しいなか、全部の公演につきあい、舞台に登場までしてくれたこと。ほんとうに感謝だ。 ほんとにあっという間に羽田に着いてしまう。森川くんと浜松町の駅で別れて、札幌公演も一区切りな気分。
喫茶店で少し原稿を書く時間をとって、夜はサンモールスタジオへ。小林くんが出演しているレトロノート公演「ラン・エンド・ラン」を見る。 高校の野球部の仲間が、卒業後10年経って、当時の監督の3度目の結婚パーティの準備をしている。花嫁は、仲間の一人、今はプロ野球で活躍している彼が当時大好きだった女の子。仲間達は、彼を傷つけまいと、必死になって、その事実を隠そうする。あたたかなコメディ。 役者さんたちはとても達者で、小林くんも野球部の元マネージャーという役をチャーミングに演じていた。 途中、なんでそんなに隠さないといけないの?と思いながらも、やりとりのおかしさでずっと見続けていくことができた。はちゃめちゃなキャラクターの今は青果店の主人をしている彼が、とても達者でおもしろかった。 終演後、同じ回を見ていた三枝嬢と一緒に小林くんに挨拶。座長の中村公平さんにもご挨拶。富士見ヶ丘中学校の発表会で会って以来だ。お世話になりました。 帰り、三枝嬢と地下鉄で、彼女が11月に上演する舞台についての話を聞く。どんなものになるか、たのしみだ。
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