せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年07月01日(土) 郷土と天文の博物館

 木村佐都美ちゃんが出演しているゲキフリ「クライマーズ」を見に、清澄白河の劇団アトリエへ。
 なんだかアニメみたいな台本と演技だなあと思い、正直、途中では苦手な芝居かもと思いながら見ていたのだけれど、最後には楽しい芝居を見たという気持ちで拍手を送る。終演後、佐都美ちゃんに挨拶して失礼する。
 その後、葛飾区郷土と天文の博物館へ行く。「ムーンリバー」のために一度は取材に行こうと思っていた。予定していた、昭和の水害についてはあてにしていた資料がなかったのだけれど、とてもおもしろいものをたくさん見ることができた。
 中でも昭和30年代の家を再現したコーナー。ミゼットがとめてある、物干し場のある庭。玄関に高い上がりかまちのあるお茶の間。となりは東四つ木にあったというネジ工場を再現したもの。薄暗い建物のなか、プレスや旋盤、大きな作業台に固定された万力や、よくわからない機械が置いてある。改築するまえのぼくの家の工場にそっくりでびっくりする。雑然としたかんじも、うすぐらさも、油まみれなかんじも。お茶の間は、あああるあるこういう風景というかんじで他人事だったのに、この工場は、とんでもなく懐かしかった。
 時間があったら、プラネタリウムを見たかったのだけれど、今日はパス。1Fの受付で資料を何冊か買って帰る。
 お花茶屋までの道はとても懐かしい。曳舟川はすっかり暗渠になっただけでなく、その上が親水公園になっている。たんぼが作られて稲が植わっていたり。駅前の地下駐車場の階段のきわに、土嚢がいくつも置いてあった、こんなところでも水害の備えをちゃんとしてるんだなと思う。
 大きな茶色い犬を散歩しているおばさんとおしゃべり。13歳になるというその犬は、白血病であと3カ月と言われたんだけどもう半年生きてるんだそう。どうりでぜーはー息が荒いはずだ。「大きな犬は病院に連れてくの大変ですね」と言ったら、「もう病院には行かないの、安楽死させられるのやだから」といいながら、おばさんは犬に煮干しを上げていた。
 夜、高校時代からの友人たちとの集まり。越谷の宇都宮邸にて。草加で浩子と舞と待ち合わせをして、スーパーで買い物をしていく。車中ですでにおしゃべりでもりあがる。
 荷物を抱えて到着。裕三さん、美香、岡田くんと合流。飲み、しゃべる。遅くなって若さんも登場。この顔ぶれで会うのは二年半ぶり。会わない間にあったいろいろを大いにしゃべる。
 このあいだは結婚前だった岡田くんはもう一児の父だ。それぞれの仕事や恋愛の話もあのときああだったことが今はね……と、話さなきゃいけないことが盛りだくさん。ここじゃなきゃしゃべれないよねということばかりを濃く熱く語る。かけがえのない仲間たち。


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