せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2006年05月31日(水) |
「罠の狼」稽古16日目 |
場当たりのつづきと、小返し。そして、通し稽古。 舞台上の小道具の位置とだんどりにやや戸惑いながら、だんだんカラダをなじませていく。 劇場の壁や床をなでたり、ちいさなキズを見つけたりしている。この劇場と仲良くなりたいと思うときに、よくやることだけれど、今回は、劇中の「失った恋人」のイメージも重なって、壁の角にすがりついたりしている。かなりあやしい役作りかもしれない。 稽古に参加できない檀くんの代役できてくれた聖太くんが、今日の通しから登場の檀くんに段取りを引き継いでいた。 昨日の稽古では、すっかりセリフを入れての代役の芝居、すごいなあと思って見せてもらっていた。 おしゃべりしていたら、友人の高山光乗くんと「グランドホテル」で共演しているとのこと。そういえば、テレビでやっていた「グランドホテル」の特番で高山くんの姿を探していたとき、よく似た、背格好の彼を見ていたような気がする。 稽古場での代役をきっちりつとめて、引き継いだあと、通し稽古を客席から見ている彼の姿は、なんだかとてもかっこよかった。 通し稽古は、全体の流れ、というか、僕の役の気持ちの流れがわかって、最後こんな気持ちになるんだということに、清木場さんと二人、納得する。こうなるんだねと。 この気持ちにならなくちゃいけないから、そこまでどう持っていくかということではなく、積み重ねていったら、こうなったということを、二人で大事にして作っている、僕と清木場さんの「エクレア」だ。 帰りの電車で、今日の芝居をふりかえし、もう一段、からだになじませておく。
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