せきねしんいちの観劇&稽古日記
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撮影のための衣装のうちあわせをまみぃと。 「ムーンリバー」は下町の中学生がいっぱい出てくる。フライヤーにも学生服が登場する。 高円寺の古着やさんが学生服のレンタルをしているということで、今回はそちらにお願いすることにした。本番用はまた改めて、あちこちから拝借することになりそうだけれど。 昼間、たまりにたまっていた洗濯物をようやくかたづける。洗濯物を持って、2Fのベランダに上がるのに一苦労。それでも、部屋がずいぶんかたづいた。掃除をしてついでに、テープを巻き込んでしまったきりのビデオデッキ(テレビデオ)の修理に挑戦する。裏側からねじをずいぶんはずして、中身まるだしという状態までは行ったのだけれど、肝心のビデオデッキ部分は、さらにまた複雑なハコのなかに入っていて、ギブアップ。結局、居間のビデオデッキをもってきて、むりやりつなげる。 大門伍朗さんにいただいた「下谷万年町物語」のビデオをようやく全部見ることができた。稽古の間にいただいて、なかなか全部を見ることができなかった。 なつかしい舞台。唐十郎作、蜷川幸雄演出。当時のパルコ劇場の舞台に何十人ものオカマが登場する猥雑なそして繊細な物語。渡辺謙の初舞台。大門さんは、オカマのお春の役で、堂々とそして、いじらしい芝居が当時から大好きだった。改めてみて、細かいあちこちを記憶とすりあわせてみた、そんなかんじ。 浅草のひょうたん池が舞台上につくられていて、人物は本水をばしゃばしゃさせて登退場する。 今はもうない浅草のひょうたん池。今はROXの裏あたりの広場になってるんだと思う。水がらみの芝居のイメージが、「ムーンリバー」にもつながっていくような気がする。 唄って踊る李麗仙、ラストシーンの唐十郎のモノローグ。そして、エンディングの水をつかった演出。生で見た高校生のときとは違った涙を流す。おもしろい芝居だなあとあらためて思った。
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