せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年05月06日(土) 「ゆずてん」@アドリブギャラリー 「罠の狼」稽古2日目

 明日の撮影のロケハンに行く。
 京成線の四ツ木か八広か。またはずっと荒川を下って、新小岩or平井かなと思ったのだけれど、川下は川幅が広くなりすぎて、ちょっとイメージじゃないので、やはり四ツ木ということに。
 僕が生まれ育ったのは京成立石と四ツ木の間の線路際の家。
 すっかりきれいになった四ツ木駅、でも駅前の何もなさは相変わらず。
 緑がいっぱいの河川敷と、駅からのルートを確認。川下の葛飾ハープ橋が映りこむと地域が限定されていいかもしれない。
 あとは雨が降らないことを祈るだけ。

 浅草橋のアドリブギャラリーに「ゆずてん」を見に行く。
 古い友人の漫画家、須藤真澄さんがうちからもらっていってくれた仔猫ゆずくんが去年亡くなった。
 そのゆずのお別れ会というか、イラストやいろいろを展示する集い。
 会場は、ゆずのイラスト、原画、ぬいぐるみその他でいっぱい。せまいスペースは大勢の人で大盛況。
 ゆずはほんとうにみんなに愛されてるんだなあととてもうれしくなった。
 須藤さんとごあいさつ。直に会うのは何年ぶりだろう。
 「ゆず」には僕も「信ちゃん」として登場しているのだけれど、そのページの原画も展示してあった。とっても性別不明のキャラで、「♂」とていねいに描いてもらってる。
 須藤さんに「信ちゃんが来てるって大声で言っていい?」と聞かれたのだけれど、「それはちょっと……」と辞退する。
 印刷されたものよりもずっと鮮やかであたたかい原画と、それをいい笑顔で見ている大勢の人たちの横顔を見た。
 須藤さんのサイン会の時間になったので、置かれてあったノートにお先に失礼しますと、記帳して外へ出る。
 休日の浅草橋は、ひと気のない昔ながらの街並。高校に通うために地下鉄とJRを乗り換えていた街としてなじみがあるせいか、いつ来ても、懐かしさばかりをかんじてしまう。不思議な街だ。

 「罠の狼」の稽古。水木さんが帰ってきての最初の稽古。
 どんなふうな稽古になるんだろうとわくわくどきどきしながら。清木場さんとの自主稽古は、それはそれとして、今日、思ったこと、やってみようと思ったこと、演出されていくことを、たんたんと積み上げていくかんじ。
 稽古場に入ったとたん、おそらくは前の団体の汗くさい空気にやられてしまう。清木場さんと二人で、くしゃみと咳をいつまでもしている。自主稽古で大声を出したのがいけないのかなと言い合いながら。
 本番の舞台の配置を確認して、どんどん立ち稽古をすすめる。セリフを言うことに一生懸命になってしまって、いつ清木場さんを見るのか、どう認識するのかが、うまく組み立てられない。
 これからの稽古はたぶん、そんな気持ちの流れをからだになじませていくことが、大きな課題になるんじゃないかと思う。
 水木さんに、ここはどういうことなの?と思うことを、どんどん聞いていく。なかなかつながらなかった線がだんだんみえてきた。

 夜、明日の撮影のうちあわせをいろいろ。
 NHKで「宮廷女官チャングムの誓い」を見るが、チャングムとハンサングンが受ける仕打ちのあまりの理不尽さに見ていられなくなる。
 風邪を引いたことは間違いがないので熱を計ったら、37度4分。やっぱりねえというかんじ。喉も痛いし、カラダのあちこちもぎしぎしいう。治りかけたぎっくり腰も、また違う方面から痛くなってる気がする。


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