せきねしんいちの観劇&稽古日記
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気がつけばもう3月も半ば。芝居の稽古と本番でわたわたしていると、あれ、もうそんな?というかんじで、季節が変わっていく。 外を歩いていると沈丁花のにおいがする。切り花の沈丁花を花屋に出くわすたびに探すが、なかなか見つからない。肉厚の花は水揚げがむずかしいのかもしれないが、なんでだろう? そういえば、秋のキンモクセイの枝も花屋では売ってるのを見たことがない。あんまり香りが特徴的なので、家中お手洗いになってしまうからか? それにしても「沈丁花の香り」なものは、ないよなあと思ったりする。 町を歩いていて、あまり身近に香るものではないのかもしれないと思う。遠くからふとただよってくるのがちょうどいいのかもしれない。
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