せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年01月10日(火) 沈んだ日

 明日の授業用の台本が仕上がらない。僕の担当の「未来の友情」の場面は、15分。太田くんの原作に、台本委員の意見を採り入れて、三稿を書いているのだけれど、書けば書くほど、これでいいのか?という疑問が浮かんできて、ついに書けなくなってしまった。もともと短いものは得意ではないのだけれど、今回、要になるロジックが見つからず、苦しい。
 他の2本の資料を読んだり、仕事に行ったり、いいアイデアが浮かぶのを待つが、これというものは浮かばない。
 昼間、ギャラの振り込みでいきちがいがあったのも追い打ちをかけて、すとんと落ち込んでしまう。母親も帰ってこない、猫もいない家で、それでも悶々とする。
 夜中、これでいこうという案が浮かぶ。ほんとに「浮かぶ」というのはこういうことなんだというかんじで思いつく。
 それまでのだらだら理屈と説明を書いたところと捨てて、書き直し始める。


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