せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年01月02日(月) 新年会

 目が覚めたら、階下から人の声が。寝過ごしてしまった。ばたばたと降りて、弟一家に挨拶。
 11人分の仕度の手伝いをする。弟の奥さんと台所に立つ母親が、どこかうきうきしている。
 2時過ぎに勢揃いして新年会。毎年囲むちゃぶ台が狭く感じるのは、甥っ子姪っ子たちが大きくなったせいだねと言い合う。ついでに言うと、少し大人になった彼らは毎年恒例だった泣きながらのケンカをすることもなく、大人はのんきに飲み、食べることができた。
 災難だったのはうちの猫だったかもしれない。妹夫婦の家の犬(トイプードル)と仔猫(雑種)が来たせいで居場所がなくなった。
 特に仔猫は、野良だったのを拾われてきた強者で、怖いモノ知らず、何にでも向かってくる。何でも食べる。パンも食べるらしい。どんな猫だ。
 大人の猫として、がつんとかましてやってと、しつけを頼まれたうちの猫だが、めんどくさくなったようで、外に出せと訴える。小雪まじりの外に出すのは切ないのだけれど、まあ仕方ない。行ってらっしゃいと送り出した。
 おせち料理、今年はずいぶん少なくしたつもりのはずが、それでもなかなか減っていかない。メインの手巻き寿司が一回りしたあとは、すぐ甘いモノに手が伸びて、一回戦終了。
 僕と母親を残して、みんなで近くのホームセンターに福袋を買いに出かけていった。毎年恒例の風景。
 夜は、おにぎりと鶏の唐揚げとモツ煮込みで二回戦。のんきにテレビをみながら団らん。電車で来た弟たちの終電に合わせてお開き。
 毎年いっぱいになる台所の洗い物が、今年はその都度片付けていたせいで、すっきり。それでも冷蔵庫の中は、残り物でいっぱい。これからしばらくはおせちの残りをおかずにする。これも毎年のことだ。
 何かくれとねだる猫に、特別な日だけのモンプチを開けてやる。夜中、猫は、僕の枕もとで寝ていた。ゆすっても起きない、見事な爆睡っぷり。


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