せきねしんいちの観劇&稽古日記
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東京芸術劇場に花伝公演、野田秀樹作「パンドラの鐘」を見に行く。元劇団員のフチヤくんとお友達のオノサカくんが出演している。 久しぶりな芸術劇場の小ホール2。「オープニングナイト」を上演して、もう6年になる。あんなにきれいで大きいと思ったこのホールが、あれ、こんなだったっけ?と思えてしまうのはなんでだろう。小屋入りしたとき、ホールのあちこちをじっくり見て、指さしながら、話したエチュードを思いだした。 今日の「パンドラの鐘」は、大きく組んだイントレを縦横に使った、シンプルな装置。ムーブメントを多用したみやすい演出だった。反面、セリフがあまり届いてこなくて、難解な野田秀樹のロジックが伝わりにくかったと思う。 ミズオを演じる構成・演出の方は、みごとな身体能力ですばらしかったけれど、やや前面に出過ぎだったかもしれない。座長の芝居としてのひっぱりかたが、役をおいこしてしまっていたような気がする。 フチヤくんとオノサカくんは、それぞれ健闘。ひさしぶりに二人の芝居を見ることができてうれしかった。 帰りに、メールで絶対王様の「猫のヒゲのしくみ」の台本を受け取る。池袋から西新井までのバスの中で、じっくり読む。おお、こういう役だったのねと、にんまり。さて、これからどんな準備をしていこうか。まずは来週の顔合わせが楽しみ。
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