せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年07月12日(火) |
「Four Seasons 四季」稽古 |
2場を組み立てていく。道具の扱い、特に缶ビールをどうするかなどなど、盛りだくさんの「やらなきゃいけないこと」をていねいに確認しながらの立ち稽古。 1場でできあがったそれぞれの人物が、この場面で当たり前のようにいるのがおもしろい。久しぶりに本役で登場の小林くんを交えて、バラバラな個性が勢揃いする。 初演のときにものすごい勢いでつくってしまったものを、今また勢いでやってしまうのではなく、ていねいに積み上げていってみようというのが、今回の再演のおもしろさだ。 何かをやってみようとするカラダは、なかなか自由にはならないのだけれど、それでも何度も稽古をするうちに、ふっとのびのびした「いかた」ができるようになる。その瞬間のおもしろさは、まさに芝居の醍醐味、もとい稽古の醍醐味だ。 今回、初めてご一緒する天辺さんの存在もどんどこおもしろくなっている。初演ではありえなかった関係が、あちこちでできあがっていく。 2場で展開するのは、たらたらとした休日の午後のバーベキュー大会。この時間が、ほんとになんでもなく成立したらいいなと思う。 稽古の間、さもないやりとりをしているだけなのに、妙におかしくて、楽しくなってくる。 この芝居は全編そんな時間の連続だ。それぞれが勝手なことをしているのだけれど、妙におかしくて、人物どうしの微妙なやりとり、アイコンタクトやら、声にならない相づちが、きっちり成り立っていくことのおもしろさだけが積み上がっていく、そんな芝居。 今日も「バカだよねえ」と言いながら、ベタベタな段取りをみんなでやっていく。バカバカしいことを真剣に楽しむ。これも僕らの芝居の醍醐味だ。
「Four Seasons 四季」初日まで、あと15日!
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