せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年05月30日(月) 横浜へ

 UZUくんとフライヤーのやりとり。最後の修正を送る。
 夕方、三軒茶屋で三枝嬢と打ち合わせ。郵便より安いメール便の話など。
 その後、横浜の相鉄本多劇場へ。
 劇団だるま座公演「桜散る散るもつもるも三春乃一座」(篠原久美子作)を見に行く。
 久し振りの相鉄本多劇場だ。雨の中、かなり迷って、たどりつく。
 戦争末期の横浜を舞台にした、大衆演劇の一座の物語。5月30日の横浜大空襲の下、芝居をしようとしつづけた人たち。
 役者を演じるのはむずかしいんだなあと思った。「一座」というより「芝居仲間」のようだった。この人たちが、戦争中とはいえ、芝居で食べているということが、とても信じられなかった。
 篠原さんの台本は、「極付国定忠治」の芝居とそれを演ずる人々をきれいに重ね合わせて、実によく書けていると思う。メタシアターとしての重層的な構造が、最後に離ればなれになっていく人たちの姿にきっちり収斂していく。
 ただ、演技と演出的には、余計なオカズや捨てぜりふで笑いをとることが多くて、本筋のおかしさからはずれてしまうイライラも感じてしまった。2時間30分という上演時間も、もう少し短くできたんじゃないんだろうか。
 ずっと前から見たかった芝居をようやく見ることができたのだけれど、僕はフライヤーに「感動の声」がのってる芝居とどうも相性が悪いようだ。
 終演後、篠原さんと、同じ回に来ていた久し振りなユゲさんにあいさつ。どしゃぶりの雨の中外に出たら、ハルヒちゃんとぱったり。駅まで歩く。
 UZUくんとの打ち合わせをなしにしてもらったので、帰りは東海道線で。行儀が悪いと思いながら売店で買った缶酎ハイを飲んでしまう。東京駅でもう一本。どんどん飲んでしまいそうだったので、駅からはタクシーでまっすぐ帰る。


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