| 2016年09月07日(水) |
原始の九州（屋久島観光） |
いや〜
夜から明け方にかけては凄い雨だったみたいだね〜
・・・って朝の天気予報で言っていた（笑）
朝飯無しプランだったので、部屋でゴロゴロしながら天気予報を
見ています。
時刻は１０時！
現在の天気は雨
次第に雨は止み、昼からは晴れる見通しだそうです♪
・・・ま〜これ以上待っていても仕方が無いので、宿で傘を借りて
観光開始です！！
昨日、レンタカーを港で借りた時に係りのオバちゃんから教えて
貰った大事な事
�‥腓念貳屬梁臈垈颪禄匹龍畚蠅竜槐訓差措�辺！
ここに無い物は島の中には無いと思え！！
�⊃�号は島内に１３個
宮之浦港に６個、安房港に６個、その間に１個、島の反対側に１個。
�Ｅ腓寮沼Δ藁啼擦砲覆辰討い突縞�から翌朝まで閉まる！
中途半端な時刻に林道に入ると出られなくなるからね！！
�ぜ崙發烹達弔�幾つか入っているから好きに聞いて♪
今はドリカム入れておいたから！
・・・・たまに聞くとドリカムって良いわよね〜♪
以上！！！
オバちゃんがセッティングしておいてくれたドリカムを聞きながら
観光開始です（笑）
まずは宿の本当に近所と言うか道の向こう側（笑）
『益救神社』
御祭神をヒコホホデミ（古事記に出てくる山幸彦のこと）とする、
式内社として格式高い由緒ある神社です。
式内社の中では最南端！
「益救」と書いて「やく」と読みます。
屋久島町指定文化財の仁王像があります。
九州最高峰宮之浦岳の山頂には奥社があり、もともとは山岳信仰の神社で
あったのではないかといわれています。
一応８世紀から９世紀初頭にかけて屋久島と種子島が多禰国であった
時代は、その一宮であったと伝えられる・・・・らしい（笑）
古くから航海者たちの重要な目印であり、停泊・給水地だった屋久島に
おいて、益救神社は、「救いの宮」とも呼ばれ、益々救われますようにと
願い、今後も益々救って下さるお宮だという感謝の思いをこめて「益救」
の文字があてられているそうです！
川を挟んで向こう岸に、対になる海幸彦を祀る『川向神社』が
あると益久神社の案内板に書いてあったので行って見る事に♪
・・・・・・・・ここかな〜？
一応、地図上は間違いない。
他に神社はおろかそれっぽい建物も無い。
川と学校の敷地に挟まれた狭い場所に神社が１つ。
しかし、案内板はおろか神社の鳥居や社に名札も付いていないので
全く確証が無い（汗）
って言うか、神社自体は新しいので昭和になってから建て替えた？
にしては、建てておいて扱いが杜撰過ぎる（涙）
気を取り直して、港町を一望出来る山の上へと勿論車で登って行きます！
『宮之浦城ケ平城跡』
宮之浦の鉈折岳５００ｍ強の山の中腹の現「城ヶ平」と呼ばれている場所
にある屋久島を支配していた豪族禰寝（ねじめ）氏が建てた城址です。
建仁３年(１２０３年) 鎌倉幕府から種子島家に種子島など南西諸島
１２島が種子島家に下賜されます。当時は屋久島は種子島家が領有。
戦国時代になっても応永１５年(１４０８年) 島津家から種子島家に
屋久島を所領安堵され続けます。
天文１２年(１５４３年) 種子島に鉄砲が伝来！
種子島恵時はポルトガル人から２挺購入。
薩摩、大隅間で島津と争っていた肝付氏
その肝付氏陣営に属していたのが大隈の禰寝氏
島津陣営に属する種子島家の治める屋久島へと侵攻します。
この戦で種子島氏は敗北
以降は禰寝氏が屋久島を領有します。
この時に禰寝氏は詰め城として、宮之浦城を築城したと云われています。
翌年の天文１３年(１５４４年)
屋久島の奪回を図る種子島軍が襲撃。
この時の屋久島争奪戦で日本史上初の鉄砲が使用されたそうです！
・・・ま〜使われたと云っても２挺位だと思うけどね
結果、種子島軍により禰寝軍が全滅。
屋久島は再度、種子島氏が領有する事となります。
城の遺構は深い木々に覆われた山中ですでの素人が見る事は出来ない
そうですが、せめて案内板だけでもと山道をトライ！
・・・・草木が生い茂り過ぎて見付からん！！（涙）
結果、２往復半して晴れてきたので太陽光の人工物への照り返し
を目印に草木の奥に目を凝らしてやっと！何とか発見しました（苦笑）
山道を降り、再び海沿いの道を走り出します♪
やって来たのは『志戸子ガジュマル園』
締め殺しの木といわれるガジュマル。
樹齢５００年以上といわれる立派なガジュマルや、クワイズモや
モクタチバナなど亜熱帯の植物を見ることができます。
園内には遊歩道も整備されており、樹上から無数に垂れ下がり、
絡み合うガジュマルを見上げたりしてジャングル気分が味わえます（笑）
しかし、蚊が多かった！
メッチャ喰われて後々まで足とか腕が痒かったです（汗）
手足をボリボリ搔きながら移動（汗）
次の目的地に着く前に、あまりの海の風景の素晴らしさに
車を停めた場所が『永田浜』
偶然でしたが白砂の美しい海岸はウミガメの産卵地として有名な場所
だったそうです。
おもに５月〜７月にかけて、アカウミガメが産卵のためにこの砂浜に
訪れるそうです！
まさに青い海と白い砂浜！！って感じで急遽砂浜まで降りて行って
休憩タイム♪
暫し砂浜で海を眺めて癒されたら・・・
時間制限のある西側の林道へと突入します！
流石に時刻は昼間なので余裕です！！
・・・あ〜
確かにこの道は時間制限が必要だわ〜〜（汗）
激しいカーブと崖・・・は良いとして（マテ）
鹿と猿がわんさか出て来る（汗）
道を塞いで群れで出て来る（滝汗）
これは日没後は纏めて轢き殺す未来しか見えない（マテ）
そんなこんなで、鹿と猿を避けながら、時にクラクションを鳴らして
退かしながら『屋久島灯台』へと到着です（汗）
１本道の前を下手糞な運転の車に塞がれて超・イライラしながらの
到着です！！
屋久島の最西端、永田岬の断崖に立つ白亜の灯台。
明治３０年から約１００年にわたって、屋久島の近海を航海する船を
見守り続けてきました。
眺めもとても素晴らしく、正面には口永良部島が見えます！
先の下手糞共は大学生集団で、再び道が塞がれる前に奴らが出発する
前にこちらは撤収します（怒）
西側の林道を抜け、道幅が広くなり平坦な海沿いの道を進んで行くと
『大川の滝』へと到着します。
大川と書いて「おおこ」と読みます。
屋久島に数ある滝の中でも大きさ、水量とも最大規模で落差は８８ｍ！
日本の滝１００選にも選ばれている壮大な滝です。
何と！この滝は滝壺の前まで歩いて行く事が出来ます。
屋久島の中で滝壺までこれほど容易く行けるのは珍しいそうです。
豪快な水しぶきをあげて落ちる滝を遠くから眺めたり
しぶきが掛かる位に近づいて見上げたりと滝を堪能します♪
お次は、と言うかお次も滝！（笑）
『千尋の滝』です！
落差６０ｍの滝で２段になって流れており、一枚岩の花崗岩に
打ち付ける滝は非常に迫力があります。
雨の降ったあとは特に豪快！！
左側に見える一枚岩は、まるで千人の人間が手を結んだくらいの
大きさということでこの名が付けられたそうです。
その大きさは２００ｍＸ４００ｍもあるそうです！
ここは大分山奥にある滝なので、遠くにある展望所からの見学に
なります。
・・・・流石にこの滝の真下まで！ってなったら、本格的な探検装備が
必要でしょうね（苦笑）
そろそろ空腹の限界
ここまで車でに辺りに飯処が見付からず、展望所の売店にあった
ガイドマップで店を探して、近所にあった「食堂モッチョム山荘」
にて昼飯です！
老ちゃんとコチヤはアゴハンバーグとかアゴ定食などをチョイス
していましたが、俺は・・・・悩んだ末にザル蕎麦大盛りで（笑）
取りあえずズルズル食いたかった（笑）
食い終えて再度移動です。
現在、島の南側。宿がある北側へ戻る前にラストスパートです！！
まず島では珍しい車で観光出来る屋久杉である『紀元杉』を見に行く為に
再び山道をグネグネと進んで行きます。
標高１０００ｍにある自然休養林で遊歩道や資料館などがある
ヤクスギランドへと向かいます。
ヤクスギランドから更に車で１５分ほど走らせると見える屋久杉です。
道路沿いから鑑賞できる屋久杉の中では最大！！
長い距離歩かなくても見に行ける屋久杉として、時間がないとか
体力に自信がない人におススメな杉（笑）
手軽に見られると言っても樹高１９．５ｍ、胸高周囲８．１ｍあるので
かなりの大迫力です！！
推定樹齢はおよそ３０００年と云われています。
木の先端は枯れていますが、杉自体は生きていて、更にヒノキ、
ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約１２種類
もの着生樹までもが大きく育っています♪
屋久島でも代表的な屋久杉で、おそらく手軽さからも最も多くの人が
訪れる屋久杉でしょう！！
さてさて・・・
実は明日の動きを今日一日中悩んでおりまして
当初の予定では明日一日かけて屋久島中央の縄文杉を目指して
歩きまくる素敵な過酷日の予定だったのですが、老ちゃんは
「流石にそれはキツイからバスとか使って島内で適当に遊んでるよ」
との事。
折角なので３人で島内を更に巡るのもありかな？とコチヤと相談していた
のですが・・・
老ちゃんの「ん？行ってくれば？？折角だし」と神発言を頂きました☆
縄文杉まで行くには麓の登山口までもマイカー規制なので
ヤクスギランドの麓のセンターから登山口までのバス券を前日までに
購入しなければいけません。
なので、老ちゃんの背中を押してもらったので明日のバス券を
購入しておきました！！
再び海沿いの道へと戻って来て屋久島での初温泉です（笑）
『楠川温泉』
建物は掘っ立て小屋？ってレベルの狭さと古さで洗い場と湯船は大人が
５人も入れば満員ですが（ヲ）
湯質は最高！
やや気持ち温いくらいで、ヌルヌルしているのに風呂上りは
お肌サラサラ☆
屋久島でも知る人ぞ知る温泉だそうです♪
温泉後に最後のポイントへ到着です。
温泉の近所にある『楠川城址』
ネットで調べたら「城跡へ行く時の目印は「ドラえもん」」と
意味不明な情報が出て来てビビっております（汗）
「ドラえもん」
何のことかと言いますと…
近所にあった小学校が廃校になった際
記念にタイムカプセル（的な物）を作ったそうなのですが
そのタイムカプセルがドラえもんの形をしています。
それが結構大きいのと
・・・・・・・・・・似ていないは似ていないのですが、そこまで酷い
作画崩壊ってレベルじゃないのですが
どこか猟奇的（マテ）
ドラえもんに絶句して車内で待っていると言う２人を置いて
俺は城址へとトライです！
大永４年(１５２４年)
１２代種子島家当主であった忠時が築城。
７ヶ月で完成させたそうです！
城跡は楠川集落の南東部の丘陵地にあり、北と東は海、南と西は山に
繋がっています。
城から集落を見渡せ、東正面に種子島があるので狼煙などでの
屋久島〜種子島への連絡には好都合な場所であったと考えられています。
遺構は郭跡や土塁などが残っています。
麓の車道から１０分くらいで本丸へと到着です。
・・・・蜘蛛の巣を掻き分けてな！！
風呂上りなのにな！！！！（涙）
何だか周る順番を間違えて「ヤッチマッタ感」がハンパ無いですが
・・・・頑張ります（ヲ）
そのまま島を周回する道路を北上して宿まで戻って来て
屋久島１周終了〜〜
明日はメッチャ早起きになるので、宿に戻り早々に飯を食います。
メニューはエビフライ、刺身、明太子の卵とじ等・・・
食っている最中に丁度眠気が来たので、これを逃したら不味いと思い
速攻で飯を食って、風呂に入らずに即寝ました・・・
運よくそのまますぐに寝られたので２０時前には寝る事が出来ました！
明日はこの旅で一番のメインで過酷な１日になります（汗）
果たしてどうなることやら（苦笑）
続く
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