指針のことば

2016年05月18日(水) 第2番の考えは持たない 孫正義


3つ、覚えておいてほしいことがあります。

まず、10パーセントだけ考えることを止めること。
10パーセントだけを考えて物事を進めたり考えたりしないということです。10パーセントの考えは、6パーセントの結果で満足してしまいます。10パーセント以上のことを考えると、それ以上の結果を求めようとするようになります。

そして、自分の考えに確信を持つことも大切です。
自分の考えをとことん突き詰めることです。私の上司、メンター、友人である孫正義さんがそうですが、彼は常に高い信念を持っています。彼は第2の考えは持ちません。2番目の考えは成功しないということを知っているからです。

そして常に2,000パーセントの力を出し切ります。
彼は常に自分の信念を曲げません。考え続け、受け入れ続け、情報を集め、少し考えを変えたらまた情報を収集し、また少し考えを変え、それでいて自分の信念を貫くのです。そうすることで、自分の信念を曲げずに新たなアイディアを模索するのです。 信念を持ち続けるということは、同じ考えを持つ誰かが集まるということです。なにかアイデアがある時にそれを実現できる仲間がいるというのはとても大切なことです。そんな仲間とチームを組んだら、一丸となって世界を変えることができるでしょう。アイデアを実現できるでしょう。

世の中を見渡してみてもわかるように、資源には限りがあります。
部屋にいる4人は、ガレージにある100万円を誰が取るかという問題を解決しようとしています。大企業はガレージに置いてある100万を誰が取ろうが気にしません。そこから生まれるさらなる飛躍を目指すからです。

アイデアがあるなら、製品に活かすこと。
そうじゃないと意味がないということを忘れないでください。 世界を見て、変えたいものを見つけ、志を持ち、できると信じること。反対する人はたくさん出てくるでしょうが、なんだってできるはずです。 資源に限りがあるということは胸に留めておいてください。

ソフトバンクグループ代表取締役副社長のニケシュ・アローラ
http://logmi.jp/144454


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