2016年02月02日(火) |
頭がいいとは文脈力である 齋藤孝 |
頭がいいというのは、意味をきちんとつかまえられること。 現実の中で意味のつながりをつかまえられること。 その意味の連なりが文脈で、 頭がいい状態のためには文脈を捉える力、 すなわち文脈力が不可欠であること。 以上を明確にしておきましょう。
他の人と自分がうまく繋がる喜び、 その感覚自体を自覚化して拡大していこうというもの。
一流のスポーツ選手は実に頭がいい。 彼らは常に現実を突きつけられていて、 それに対応する術を考えています。 もっと強化するためにはどうしたらいいだろうと毎日考えている。
現実を向上させるためのトレーニングを重ねていく事で 否応なしに頭がよくなっていくのです。 自分で考えてやり抜いている人間は修羅場になっても強い。 彼らは一つ一つ自分のやっていることの意味がすべてわかっていて、 (省略)、その意味を理解してやっている。
現実というのは、もっと厳しく複雑に襲い掛かってきます。 トップレベルの人たちはそういうことを知覚しています。
|