ニホンカワウソか 長崎・対馬で撮影 野生下で38年ぶり(毎日新聞 2017.08.17)長崎県・対馬で野生のカワウソを撮影したと、琉球大の伊沢雅子教授(動物生態学)が17日、発表した。絶滅したニホンカワウソの生き残りであることも否定できないが、伊沢教授は「大陸に分布するユーラシアカワウソが約50キロ離れた朝鮮半島から海を渡ってきた可能性も高い」と指摘。野生下での撮影は、1979年に高知県須崎市でニホンカワウソが撮られて以来38年ぶり。環境省は調査を始めた。 伊沢教授はツシマヤマネコの生態調査のため、山中に自動撮影装置を設置。2月6日午前4時20分、1匹のカワウソが約5秒間映った。環境省が7月以降に島内で採取したふんのDNA型分析で、少なくとも2匹いる可能性があるという。うち1匹は、韓国やロシア・サハリン由来とみられるという。 ニホンカワウソは全国に生息していたが、毛皮目的の狩猟や生息環境の悪化で減少。環境省は2012年に絶滅宣言をした。生存に期待持てる ニホンカワウソに詳しい町田吉彦・高知大名誉教授(水生動物学)の話 ニホンカワウソの生存に期待が持てるニュースだ。カワウソは瀬戸内海のような穏やかな内海では長距離も泳げるが、流れの速い対馬海峡を渡るのは難しいだろう。また、ワシントン条約で規制されているユーラシアカワウソを繁殖目的で放すことはリスクが大きく、考えにくい。ニホンカワウソは戦後、四国にしか生息していないと考えられ、他の地域では十分に調査されてこなかった。対馬で生き残っている可能性はある。今後、詳しい調査を続ける必要がある。 【ことば】カワウソ イタチ科の哺乳類で、世界に13種類が水辺に生息。魚など水生生物を食べる。ニホンカワウソの体長は約60〜80センチ。約40センチの長い尾を持つ。かつて北海道から九州までいた。日本の固有種か、アジアから欧州に分布しているユーラシアカワウソから分岐した亜種と考えられている。2012年の環境省の絶滅宣言後も四国を中心に数十件の目撃情報があるが、ふんなどDNA型鑑定できる材料は見つかっていない。さかなクンさんが2010年に絶滅種とされていたクニマスを再発見したこともあるので、対馬で発見されたカワウソもニホンカワウソの可能性も充分にあり得ますし、そうだったらいいな、そうであってほしいなと思っています。そのほうが、高知県須崎市のゆるキャラでニホンカワウソのしんじょう君も喜びますし。ÒㅅÓ。)ノえ。。ちょっと対馬いってくる☆https://t.co/9jAIE2D5n1— しんじょう君🌏8/19高知市 (@susaki_city_PR) 2017年8月17日
ÒㅅÓ。)ノえ。。ちょっと対馬いってくる☆https://t.co/9jAIE2D5n1— しんじょう君🌏8/19高知市 (@susaki_city_PR) 2017年8月17日
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