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2017年07月28日(金) 武器を使わないクーデターで稲田大臣引責辞任

日報問題 稲田防衛相が辞任 日報非公表、了承は否定 特別監察結果(毎日新聞 2017.07.28)

南スーダン国連平和維持活動(PKO)の派遣部隊の日報を陸上自衛隊が
「廃棄した」とした後も保管していた問題で、稲田朋美防衛相は28日午前、
安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。
その後、特別監察の結果を公表した。監察結果は、日報を非公表とする方針の決定について、
黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長らが関与したと認定。
一方、稲田氏への報告については「日報データの存在について
(幹部から)何らかの発言があった可能性は否定できない」と指摘するにとどめ、
稲田氏の関与の有無はあいまいな部分が残り、全容解明には程遠い内容となった。

監察本部によると、稲田氏や陸自幹部らが出席した2月13日と15日の打ち合わせの際、
陸自で日報の電子データが残っているとの報告があったという証言は複数あったが、
否定する証言も複数あり「一致しなかった」と結論づけた。
稲田氏が非公表の方針を決定したり、了承したりしたという証言はなく、
そうした事実は「なかった」と認定した。

 一方、同15日と16日には黒江氏や岡部氏らが別の打ち合わせで、
陸自内の複数の端末に保管されていた日報について協議。
黒江氏は開示対象となる行政文書として管理されているかが「不明確」で、
統合幕僚監部で見つかった日報がすでに公表されていたことから、
陸自の日報を非公表とする方針を決めたとしている。

 また、日報の開示請求が最初にあったのは昨年7月だったが、
陸自中央即応集団の堀切光彦副司令官(当時)が開示文書から外すよう指導。
3カ月後に2度目の請求があった際も前例が踏襲され、同12月2日に「廃棄した」として不開示決定がされた。

 その後、陸自の指揮システムの掲示板に電子データが残っていることが分かったが、
牛嶋築(きづき)・陸幕運用支援・情報部長(当時)の指導で同13日に削除された。

 ただ、掲示板からダウンロードされたデータも複数の端末で見つかり、
今年1月27日に牛嶋部長から統幕の辰己昌良総括官にも報告されたが、
辰己氏は同日、黒江氏と協議の上、「公表にたえられる代物か不明」として、
稲田氏には昨年12月26日に統幕内で日報が見つかったことしか報告しなかった。
辰己氏が陸自側に非公表を指示したとの報道には「事実が確認できなかった」とした。

 特別防衛監察は3月17日に始まり、2048人へのアンケートと106人への事情聴取が実施された。
開示請求のあった昨年7月の日報を陸自や統幕、内局の計194人が保有した経験があり、
今年3月末時点で42人が保有を続けていた実態も判明。
監察結果は「情報公開や文書管理のあり方に、多大な疑念を生じさせた」と結論づけた。

特別防衛監察結果 骨子

・昨年7月の開示請求に対し、中央即応集団副司令官(当時)が開示文書から外すよう指導。
同10月の請求でも存在している日報を開示せず=
情報公開法(開示義務)と自衛隊法(職務遂行義務)違反

・昨年12月の不開示決定後、陸上幕僚監部の運用支援・情報部長(当時)が
指揮システムに残っていたデータの削除を指導=同

・統合幕僚監部総括官は、統幕内で昨年12月26日に見つかった
日報の存在を約1カ月間、防衛相に報告せず=自衛隊法違反

・2月15日に陸幕長らが事務次官に日報の保管を報告。
次官は「個人データ」として対外説明しない方針を示す

・防衛相に対し、2月13日と15日に陸自の日報データの存在について
(幹部から)何らかの発言があった可能性は否定できないが、
非公表の了承を求める報告はなく、防衛相が了承した事実もなかった


昨日の日記を夕方18時ごろにアップして、

その1時間後に稲田防衛相が辞任の速報が入りました。

来週には内閣改造なのでこのままやり過ごしていくと思っていたんですけど、

幕僚長の辞任で辞めざるを得なくなったみたいです。

稲田氏が防衛大臣なのは相応しくない早く辞任させるべきと言ってきた私ですが、

大臣が頼りなくこの人の下で働くのがイヤだからと言って、

公開されていた日報(公開後、規定通り破棄したが陸自の個人フォルダに残っていた)を

南スーダンの日報問題(衆議院議員 河野太郎公式サイト 2017.07.20)

自衛隊の南スーダンの派遣施設隊の日報は、二月六日にはその存在が明らかになっており、
機密部分が黒塗りになっているもののすべて公開されている。

繰り返すと、「二月六日には日報はすべて公開されている。」

だから二月十五日に、防衛省で開かれた会議で、
日報を隠蔽することはできないし、公開するかどうかを決めることはできない。

このニュースの中で、NHKにしろ、民放にしろ、
二月六日に日報がすべて公表されているということに触れていないのは、
視聴者に誤解を与える。

二月十五日の防衛省の会議で問題になることがあるとすれば、陸自で見つかった日報は、
個人のものなのか、行政文書なのかという判断だ。



防衛省内からリークして、それでも辞めなければ幕僚長と刺し違えてでも

辞任に追い込むってのはどうなんでしょうか。

武器を使わないクーデターみたいなもので、

シビリアンコントロールに対する叛乱ですけど、

普段シビリアンコントロールがどうのこうのと言っている左派などが

安倍政権にダメージ与えられるならこのやり方も肯定しちゃうのって怖いんですけど。


民進・小西議員が代表選出馬に意欲「党首になったら1カ月で安倍政権を本気で倒します」( Abema TIMES 2017.07.28)

「遠心力を求心力にどうすれば変えることができるか、国民の皆さんにしっかり託していただける民進党になるのか」

 辞任を表明した今日の会見で、そう述べた蓮舫代表。
今、民進党の中において「求心力を持てる党首」とは、いったいどのような人物なのだろうか。

 AbemaTV『AbemaPrime』に出演した、総務官僚出身、民進党の小西洋之参議院議員(45)は、
「携帯電話業界で言えば、ソフトバンク、au、ドコモなどが生きるか死ぬかの戦いを繰り広げているが、
そんな中で会社組織を率いて市場開拓し、良いサービスを提供し、生き残っていく。
そういう実行力がある政治家が代表にならない限り、民進党に明日はない。
だから今、人気ではなく本当に実力のある政治家で代表選を闘っていかなければならない」と発言。

 しかし、現時点で立候補する可能性が報じられている面々では、
これまでと変わり映えがしないのではないか、本当に民進党が変われるのかとの指摘もある。

 これに対し小西議員は「例えばアメリカでは民主党がだめだった時に40代のオバマを選んだ。
イギリス労働党はブレア、民主党はキャメロンを選んだ。
政党がだめになったときには実力ある中堅・若手を党首に立ててみんなを支える、それが政治だ。
民進党は残念ながら4年の間それができていなかった、それを今度やるしかない」とし、
「本当に私から見て、このひとに代表任せるべきだという人が現れなければ私自身も立候補します」と明言。

 さらに「今、直面している状況で本質を理解し、必要な政策、
安倍政権の過ちは何かを国民に訴え、どういう戦略で組織を動かし、
マスコミと切った張ったができる人。そういう人は何人もいない」
「安倍政権を追い詰められる人間が党首にならなければいけない。
私が党首になったら1カ月で自民党・安倍政権を本気で倒しますよ。
そのくらいの決意と覚悟のある人間が立候補してほしいし、それを真剣勝負で選ぶ」と述べた。




なんだか知らないがすごい自信だ。

民進党の小西議員が代表になったら1ヶ月で安倍政権を倒すそうなので

反安倍の人たちは小西議員を代表にするために今から全力で応援するべき。








名塚元哉 |←ホームページ