離脱51・9%で勝利…英国民投票、開票終了(読売新聞 6月24日)英BBC放送によると、英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票の開票作業が終了した。離脱支持が1741万742票で得票率51・9%、残留支持が1614万1241票で得票率48・1%だった。キャメロン英首相が辞意 10月めど、国民投票で引責(朝日新聞 6月24日)残留有利と思われていたのですが結果は離脱となりました。投票結果に法的拘束力はないのですぐに離脱とはならず、これから2年間で離脱をするかどうかの話し合いが行われたりするわけですが、国民投票で離脱支持が勝利したとはいえ残留支持派も1614万1241人いるわけですから話しが纏まるわけはないでしょう。そりゃキャメロン首相も職場放棄したくなって辞任を選びますよ。そして、この結果を受けて経済の雲行きが非常に怪しくなってきました。東京株暴落、終値1286円安 1万5000円割れで今年最安値(産経新聞 6月24日)金融市場大混乱、アジア株も全面安…離脱多数で(読売新聞 6月24日)必要なら「しっかり対応」=円急騰リスク、極めて憂慮−麻生財務相(時事通信 6月24日)政府、経済・安保で懸念強める…英「EU離脱」(読売新聞 6月24日)刻一刻と報じられる国民投票の速報でEU離脱がリードしていくとそれに関連して金融市場が大混乱して円高株安が一時はリーマンショックを超えた状況になったのですが、安倍首相が消費税10%を延期した背景にはイギリスがEU離脱を選択すれば市場経済が混乱し急激に冷え込む可能性を考慮していたのでしょうね。今となっては延期の選択が正解だったのですが、そのときに安倍首相がサミットで「リーマンショック級の事態に」と発言したことにマスメディアや民進党や反安倍な人達が「今の経済がリーマンショックだったころに近い分けがないだろww」「リーマンショック級なんて再び来るわけないだろww」「消費税延期の口実にサミットを利用するな」とか言っていたのですが、安倍首相の予測が当たってしまったわけです。(この予測は当たってほしくなかったのですが。)イギリスが離脱するならと他のEU加盟国も離脱を選択する離脱ドミノもおきかねない状況になってきましたし、世界の先行きがかなり混沌としてきました。これで、アメリカの大統領がトランプ氏になれば世界はどうなっちゃうんでしょうか…