民進党ピンチ「民主党」票無効も 取り扱い選管判断(日刊スポーツ 6月12日)参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の比例代表の投票で、民進党の旧党名「民主党」と書かれる票の行方が注目されている。従来の方針では無効票になる可能性が高いが、大量発生すれば、民進党の開票立会人が異論を唱えることも考えられる。有効か、無効か−。判断を委ねられる選挙管理委員会は混乱を懸念している。 民進党は今年3月に党名変更して誕生。「民主党」は96年から20年間使われ、変更後の党名も似ている。このため、党関係者からは「民進党に投票するつもりで『民主党』と書いた票が大量に出るのではないか」との声がある。正式名称や略称には「民主」が含まれず、「『民主』票はどの党名や略称とも一致せず、他党と識別できない」として無効になる可能性が高い。 総務省は公示後、選管に示す開票判断の参考例に「民主党」票の扱いを盛り込むか検討中だが、強制力はない。最終的には市区町村の選管が各党の開票立会人の意見を聞いて決定する。不服があれば訴訟を起こすこともできる。 共同通信社が今月1、2両日に行ったトレンド調査では、比例代表の投票先は自民党28・9%で、続く民進党は10・9%。民進党の岡田克也代表は11日、滋賀県米原市での事務所開きで「民進党という名前を覚えてください。字を間違うとアウト」と呼び掛けた。ネットでも未だに民主党と間違えてツイートしている人もよく見かけます。政治に感心がある人でも間違えていることがしばしば。ニュース番組などでも言い間違えて訂正する人だっています。20年もの長期に渡り民主党だったわけですから、新しい党名が浸透するには時間がまだまだ掛かります。特に高齢者だったら脳内での名前の上書きが出来てない人が多そうで、選挙で「民主党」と書く人も現れることは充分に考えられます。(私の両親でも「民主党」と未だに言ってますし。)夏に参議院選挙が行われることは分かっていたわけですし、ひょっとしたら衆参ダブル選挙になるかもしれないと噂が出ていたにもかかわらず、選挙の4ヶ月前に民主党の負のイメージ脱却のため急に名前を変えたほうがアホと思いますが、ただ、選挙で負けた時に「民主党と書かれた無効票が多かった」と言い訳が使えるとは思います(笑)