【熊本地震】紗栄子「500万円寄付」に批判の声…歪んだ不謹慎狩り(東スポWeb 4月21日)タレントの紗栄子(29)が19日、熊本地震の被災者のために500万2000円を寄付したことを明かした。だが、ブログに掲載した金額入りの振込受付書に対し、ネット上では「いちいち出すな」「好感度上げたいのか」と批判する声が…。こんなゆがんだ“不謹慎狩り”が横行し、熊本で被災したタレントの井上晴美(41)にまで誹謗中傷が浴びせられる異常さだ。このほか、被災地にエールを送った藤原紀香(44)や西内まりや(22)、上地雄輔(37)らも袋叩きに遭っている。一体、何が問題なのか――。 この日、紗栄子はブログなどで「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます。家族みんなで祈ります」とメッセージ。掲載した振込受付書の金額は、なんと500万2000円! ポ〜ンと大金を渡すとは、なかなかできることではない。 だが、ネット上では振込受付書の金額を隠さなかったことに「いちいち見せなくていい」「好感度を上げるために利用している」と異論が噴出。なかには「(前夫の)ダルビッシュ有からむしり取った月500万の養育費の一部だろ」といった声もあった。 紗栄子と交際中の“資産2000億円男”前澤友作氏(40)も同様の手法で1000万円を寄付。こちらにも批判が集まっている。 叩かれているのは紗栄子だけではない。 歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)と結婚したばかりの紀香は16日のブログで被災地にエールを送るも、文末に「どうかこれ以上、被害が広がりませんように 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください」と書き、大炎上。「自分に酔ってる」「地震は天罰と言いたいのか」と反発を招き、問題箇所を削除した。 この日もファンから「疲れたまってないですか?」と心配され「睡眠はあまり取れていませんが…」と“80分睡眠”であることを告白。「寝てないアピールするな」とまたも袋叩きにされた。 悪気はないのに叩かれる――。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「“不謹慎狩り”ですね。東日本大震災の時にもありましたが、有名人の不謹慎発言を狙って攻撃する人がいるんです。だから反応が早い。書き込んでいる人は意外と普通で、出勤途中や休憩中にネットをチェックしては『いい格好しやがって!』と、ウサ晴らしに書き込んでいることが多いんです」と指摘する。 これまでに、どう見ても不謹慎な書き込みをして叩かれた有名人がいたのは事実だが、今回のケースは“ゆがんだ不謹慎狩り”と言わざるを得ないだろう。 女優の長澤まさみ(28)は地震発生直後の14日夜に笑顔の写真をインスタグラムにアップしただけで「不謹慎だ」の大合唱。“CM降板騒動”の矢口真里(33)はブログで募金活動についてつづっただけで「出しゃばるな」と言われた。 女優の西内は16日に自撮り写真を添え「九州の方だけではなくみーんな、備えあれば憂いなし。頑張ろう。支え合おう。?」とツイート。軽いノリが反感を買ったのか「不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい」と謝罪するハメになった。 ベッキー(32)との不倫が報じられた「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)も標的に。長崎県出身の川谷は15日にツイッターで「九州にいる家族は無事でした。良かった」と報告したが、ネット上では「熊本っぽく言うな」「またゲス発言」と反撃に遭った。 こだわりが裏目に出たのは上地。15日に更新したブログは一見、地震と無関係の記事のように思えるが、各文の1文字目を1行目から順に縦読みすると「熊本九州負けちゃダメだよ」というメッセージになる。あえて間接的な表現にしたのだろうが「いや、そこはストレートでいい」とツッコミが相次いだ。 芸能リポーターの川内天子氏は「紗栄子さんの写真は、私も一瞬『えっ!?』と思いましたが、自分ができることをできる形で行った彼女はすてきです。叩いているのは、何もやっていない人。そんな人が文句を言う権利はないと思います。タレントのイメージや先入観だけで『こいつは叩いていい』と勝手に判断している」と憤る。 熊本の自宅が全壊する被害に遭った井上晴美は地震直後から現場リポートを続けてきたが、心ないネット民から「愚痴りたいのはお前だけではない」と中傷され、意気消沈。「これで発信やめます これ以上の辛さは今はごめんなさい 必死です」と更新をストップした。 「不謹慎狩りはヘイトスピーチと同じで、放置すればつけ上がる。ひどい書き込みには運営側に情報開示請求を行い、書き込んだ人物を特定し、法的措置を講じるなど何らかのアクションを起こすことが有効かもしれません」(前出・井上氏) いつから日本はこんなギスギスした国になったのか――。ほとんどがなんで叩かれるのか意味が分かりません。特に酷いと思ったのは熊本の自宅が全壊する被害に遭った井上晴美さんです。何の落ち度もない被災者で状況を伝えているだけなのに。芸能人の行動にいちいち不謹慎と絡む人達はこの一週間ずっと被災者や犠牲者のことを想って、そして地震の沈静化を願って飲まず食わずで穴倉で祈り続けていいたら立派だと思うけど、まず、そんなことはありませんよね。とりあえず震災に乗じて「不謹慎」と言いたいだけ。不謹慎と言われると相手は「そうかも…」と思って謝罪してしまうので、勝った気になるのでしょう。募金をした人が振込受付書を公開するのも、「募金しました」と書くだけで本当かどうか分からない人より、ちゃんと募金したんだとよく分かりますよね。嫉妬や妬みで叩いているのかもしれませんけど、私なら500万円も募金できるほどの大金も持ってないので私の代わりに大金を募金してくれてありがとうございますって思っちゃいます。募金するだけで売名行為って叩かれてしまう芸能人のみなさんには開き直って「募金して売名しようぜ!」ってネット運動を展開してほしいと思います。2〜3年ほど前に芸能人や文化人の間でアイスバスケット運動が流行りましたが、あんな感じに「私はこの額を募金して売名行為しました。次は誰それさんにバトンタッチ」ってリレー形式で募金運動をやれば面白いのに。募金は多く集まれば集まるほどいいですからね。◆みのもんた「自衛隊きちんとして」炎上ツイート謝罪「言葉足らずだった」(スポニチ 4月22日)タレント・みのもんた(71)が22日、自身のツイッターを更新。20日に投稿した熊本地震の救助などにあたる自衛隊をめぐるツイートを謝罪した。 みのは20日に「俺なんかの役目はね、広めること。今回の震災もね、熊本だけじゃなくて九州全体だから。支援のやり方も甘い。自衛隊きちんとしてほしいね。あと、過去の震災、阪神淡路、もっと遡れば関東大震災の教訓活かせてないでしょ?」などとツイート。これに対し「自衛隊は必死にやっている」などと批判の声が殺到し、みののツイッターは炎上した。 この日になり、みのは「『自衛隊きちんとしてほしいね』という僕の言葉で現場で活動されている方々や、その御家族に不快な思いをさせてしまったことに対しては本当に陳謝したい。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。 「僕としては世界中で唯一、今まで一度も戦死者を出さず人を救い続けてきた自衛隊だからこそ、その力を活かし、きちんとしてほしいね、という激励のつもりだったんだけど明らかに言葉足らずだったね」と釈明し、真意を説明した。ツイッターアカウントを開設して2ツイート目で早くも炎上していたんですけど、深く考えず思いつきで話しているだけの人がテレビやラジオと同じ感覚でツイッターするとダメという典型的なタイプだと思う。本人はダイレクトに批判の声がいっぱい届いてビックリしたと思いますよ。今までなら放送局が防波堤になって本人には届かないようにしてたでしょうし。◆党名、ロゴに続き…政権公約も一部公募 民進党が検討(産経新聞 4月21日)民進党は21日、夏の参院選の政権公約(マニフェスト)の一部を公募する方向で検討に入った。同日の執行役員会で公募を求める提案があった。公約を国民にアピールする狙いだ。党関係者によると、公約のうち1、2項目について、公募で寄せられた政策を盛り込むことを検討している。 マニフェスト企画委員会委員長を務める長妻昭代表代行は21日の記者会見で、公約の公募に関し「まだ、かちっとした計画ではない」と説明。夏に改選を迎える郡司彰参院議員会長は会見で「これまでの政策の積み重ねもある。具体的な形にならないとイメージがわかない」と述べた。 3月に発足した民進党は新しい党名を決める際、党名案を募集した上で旧民主党、旧維新の党がそれぞれ選んだ案を世論調査で決めた。党のロゴマークも公募による選考を進めており、5月中旬に決める予定だ。一部公約まで公募って本気で言ってるんですかね…。