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2016年04月15日(金) 平成28年(2016年)熊本地震

熊本地震まとめ…死者9人、避難所に4万5千人(読売新聞 4月15日)

益城町で震度7、熊本市で震度6弱

熊本県で14日に最大震度7を観測した地震で、熊本県災害対策本部は15日、
益城町の8人と熊本市の1人の計9人の死亡を確認したと発表した。

 負傷者は午前10時現在、765人で、総務省消防庁によると、このうち53人が重傷。
同県内では505か所に避難所が設置され、約4万5000人が身を寄せている。
気象庁は同日、この地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名した。
蒲島郁夫知事は安倍首相に激甚災害指定を要請した。
佐賀県でも6人、福岡、宮崎県で各1人が負傷。余震は依然として頻発しており、
電気やガスなどのライフライン、九州新幹線など交通機関にも影響が続いている。


熊本地震、死亡9人に…774人が重軽傷(読売新聞 4月15日)

熊本県で14日に最大震度7を観測した地震で、熊本県災害対策本部は15日、
益城町の8人と熊本市の1人の計9人の死亡を確認したと発表した。

 負傷者は午後1時現在、佐賀県など周辺3県の9人を含め計774人で、
総務省消防庁によると、53人が重傷。熊本県内では505か所に避難所が設置され、
約4万5000人が身を寄せている。
気象庁は同日、この地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名した。
蒲島郁夫知事は安倍首相に激甚災害指定を要請した。
余震は依然として頻発しており、電気やガスなどのライフライン、
九州新幹線など交通機関にも影響が続いている。

 気象庁によると、15日午後1時現在で余震は129回に上り、
このうち震度6強が1回、6弱が1回、5弱が2回、4が16回観測された。
過去の同規模の地震と比べて「余震が非常に多い状態」が続いているという。
同庁は15日朝から機動調査班を現地に派遣した。

 午前10時半から記者会見した同庁の青木元・地震津波監視課長は
「揺れが強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている恐れがある。
今後の余震活動や降雨の状況に十分注意してほしい」と呼び掛けた。
熊本県内では16日夜から雨が降り出す見込みという。

 県災害対策本部などによると、倒壊した家屋の下敷きになるなどして死亡した9人は、
29〜94歳の男性4人と女性5人。窒息や圧死が多かった。

 自衛隊約1700人、警察約1920人、県内外の消防2937人以上の態勢で対応に当たっており、
警察は最大震度7を観測した益城町などで約60人を救助した。

 九州電力によると、川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)は通常運転している。
停止中の玄海原発(佐賀県玄海町)でも異常は確認されていない。

 熊本県内では15日午後1時現在、約1万1400戸が停電している。
西部ガスは、熊本市南区の1123戸で供給を停止している。

 厚生労働省によると、同県内で約2万5000戸が断水している。
同県によると、県内の幼稚園や小中学校は、校舎の窓ガラスが破損したり、
壁面がはがれたりして380施設が休校・休園した。

 JR九州によると、九州新幹線は15日も始発から運転を見合わせている。
14日午後9時26分頃、熊本市の九州新幹線熊本―熊本総合車両所間で、
回送列車(6両編成)が脱線するなどした。
時速80キロ前後で走行中に脱線したという。
国土交通省によると、新幹線の脱線事故は全国で4例目。

 新玉名駅周辺で立ち往生した上下各1編成の車両も、15日午後1時現在も現場に残されたまま。
乗客約100人にけがはなく、同駅まで徒歩で避難した。

 九州自動車道では、南関インターチェンジ(IC)―
えびのIC間の上下線約140キロが通行止めとなっている。
震源地近くの益城熊本空港IC―嘉島ジャンクション(JCT)間の下り線には、
長さ30メートルの陥没による穴ができた。
大型トラックがはまったが、15日朝、クレーンで引き上げられた。


緊急地震速報に緊張し、震度7という数字に大変驚き心配なっていましたが、

その後に伝えられる状況に心痛みます。

被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。

強い余震も続いていますので、どうか身の安全を第一におすごしくださいませ。

そして、一日も早い復旧復興をお祈りしています。

このような大きな地震はできれば起きないほうが良いし避けたいものではありますが、

阪神淡路、新潟、東日本を経験して政府や自治体による震災時の対応は着実に進歩していると感じます。

まだまだ不足な部分もあるとは思いますが、

それでも救助を求めたり避難している人達への対応はスピーディーになっていると感じます。

私は阪神淡路大震災で被災しましたが、

あの時は当時の村山首相が「なにぶん始めての事で」と言って批判されたけど、

実際にその通りで初めてづくしだったから本当に大変でした。

その時の教訓が後に活かされているかと思うと、

私たちの経験した苦労も報われているのかもしれません。


民進党、「自民議員がデマ」ツイートを削除 
枝野幹事長ぶら下がり詳報「個人の見解を職員が書き込んだ」
(産経新聞 4月15日)

民進党は15日午前、熊本県を震源とする最大震度7の地震に関連して
党公式ツイッターに投稿された「(東日本大震災発生直後に)一部の自民党の有力議員が原発対応について
デマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話です」との書き込みを削除した。
枝野幸男幹事長は国会内で記者団に
「党の見解ではない個人の見解を職員が書き込んだ」と削除の理由を説明した。
詳報は以下の通り。

−−投稿の趣旨は

 「すでに機関紙局のほうで対応していると思いますが、党の公式のツイッターで、
党の見解ではない個人の見解を書き込みをした職員がいるということで、
事実関係を確認したうえで、厳しく当該職員に対しては対応したいというふうに思っています。
党としての公式見解ではないものをそう誤解される形で
書き込んだということで報告を受けております」

−−党の見解ではなく、一職員の見解ということか

 「そういったことを党の公式のツイッターに書き込んだということで、
当然、削除もさせてますし、適切な対応をしなきゃいけないと、
厳しい対応をしなきゃいけないということで、機関紙局長等とも今、話をしています」

 −−すでに削除しているのか

 「削除等をしなければいけない案件であるし、それが、一個人の意見を党の
公式のツイッターで書き込んだというのは問題だということで、
事実関係含めて、きちっと伝えなきゃならないということで指示をしています」

民進、公式ツイッター書き込み削除 地震に絡み職員投稿(朝日新聞 4月15日)

熊本で震度7の大地震が発生している最中、一般人からのリプに喧嘩腰で対応する民進党が大炎上 - NAVER まとめ

地震直後、民進党が自民党批判のツイートを繰り返す→元マスコットの民主くんまで非難、大荒れに - Togetterまとめ

ツイートで民進党の公式アカウントが大炎上していましたが、

党派超えて対応にあたるべき時にいったい何をやっているんでしょうか…。

民進党は自民党がデマとかで足を引っ張ったなんてツイートしていますが、

これは検索すれば当時の記録や記事が出てきますが、

東日本大震災の時に与党だった民主党の震災対応が

あまりにも後手後手で埒が明かないと

野党自民党に助けを求めたところが多かったんですよね。

その時の失敗があるんですから、なにもこんな時に顰蹙を買うことをしなければいいのに。

それにしても、公式アカウントの広報なのに党の見解じゃないってどういうことなんでしょう?

他にも共産党議員や社民党の参議院東京選挙区候補者が、

地震に絡めて被災者を心配するよりもイデオロギーを優先した原発批判のツイートをしたところ、

批判の声が殺到したために削除していましたが災害時に人間性が出るなぁと思います。

このような発言は自分たちの支持者にはウケるでしょうけど、

それ以外の選挙のときに「支持政党なし」派の有権者を

自分のところに引き込むには党のイメージも大事だというのに

注目を集める災害時にわざわざ「支持政党なし」派に

顰蹙を買うというのは野党としては致命的でしょう。










名塚元哉 |←ホームページ