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2016年04月14日(木) 呉爾羅

「シン・ゴジラ」予告で全身ビジュアル解禁、高良健吾ら325人の追加キャストも発表(映画ナタリー 4月14日)

庵野秀明が脚本・総監督、樋口真嗣が監督を務める「シン・ゴジラ」の追加キャストが発表。
あわせてゴジラの全身ビジュアルを捉えた予告編がYouTubeにて公開された。

「シン・ゴジラ」は東宝が12年ぶりに製作する「ゴジラ」最新作。
日本版ゴジラとしては初めてフルCGで作られる。
これまでに長谷川博己、竹野内豊、石原さとみの出演が発表されていたが、
今回その3人がそれぞれ内閣官房副長官の矢口蘭堂役、
内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹役、
米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役を務めることが明らかになった。

そして新たに発表された追加キャストは、総勢325人。内閣官房副長官秘書官役を高良健吾、
内閣総理大臣役を大杉漣、内閣官房長官役を柄本明が演じるほか、
市川実日子、余貴美子、國村隼、ピエール瀧、斎藤工、古田新太、前田敦子、
三浦貴大、塚本晋也、松尾スズキなど、そうそうたる名が並ぶ。
エグゼクティブプロデューサーの山内章弘は「間違いなく日本映画最大規模の出演者数です。
あまりの総集結ぶりに撮影時期は『ゴジラの現場以外、日本から俳優が消えた』と
多くの方からお叱りを受けました」とコメントを寄せている。
なお全出演者については「シン・ゴジラ」公式サイト、
および劇場チラシでも確認できる。

さらに場面写真では、これまでベールに包まれていたゴジラの全身ビジュアルが初お披露目となった。
巨大な体に比べて腕は小さく、表皮はところどころ赤く発光している。
そして、庵野が自ら手がけた予告編は「TOHO SCOPE(東宝スコープ)」の
オープニングタイトルロゴを復活させた仕様。
ゴジラの咆哮が響いたあと、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの
鷺巣詩郎による書き下ろしの劇中曲が流れる中、
巨大なしっぽが民家の屋根を這う様子や逃げ惑う人々の姿を捉えている。

「シン・ゴジラ」は7月29日より全国東宝系にてロードショー。




つ・い・に 動く映像でシン・ゴジラのお披露目です。

お披露目と言ってもちょこっしだけですけど。

シン・ゴジラ昨年に頭部のビジュアルだけが公開されたときは、

皮膚が爛れて赤い皮下組織が見える禍々しい気持ち悪さや不気味さが強調されていて

怪獣という生物的なものより、

得体の知れない不気味な異形の生物で妖怪に近い化け物っぽく感じましたけど、

動く映像を見たら、畏怖の対象としてのゴジラだし、

これぞ怪獣という姿で安心しました。

ゴジラはCGなのですが質感を着ぐるみに近づけていますし、

また怪獣好きなら想像して楽しんでいても、

実際の着ぐるみやミニチュアでは出来ないアングルもCGなら出来るということで、

冒頭の住宅街の真上を巨大なシッポが横切るような

これまでは出来なかったような大胆なアングルも効果的に生み出せるようになったので、

こういう映像が見てみたかったんだよな!というのを作ってくれてそうです。

庵野監督も樋口監督も怪獣好きなので、その点はすでに安心してます。

ゴジラ対人間も久しぶりですね。

実際に日本で怪獣災害が起きたら政府や自衛隊や一意の人々がどう対応するのかというのは、

樋口監督が特撮パートを手がけた平成ガメラシリーズでも描写されましたが、

現実の中で大規模災害である東日本大震災を経験したことで、

怪獣映画にもより説得力のある脚本や画面が作れるようになったのではないでしょうか。



ゴジラという非現実の存在を限りなく現実にしている印象を受けてしまいます。

日本は昔なら自然災害をそのまま書かず妖怪や化け物に置き換えて

巻物や読み物の物語として創作されてきましたが、

時代が昭和になり読み物から映像で表現できる映画となり

映画では自然災害を想像上の生物として置き換えた役割を

妖怪や化け物から怪獣へと姿を変え受け継がれて、

自然災害パニック映画は怪獣が引っ張ってきましたが、

シン・ゴジラでは怪獣は大地震や巨大台風のような自然災害を置き換えた

象徴としての存在という原点に立ち返ってより際立たせて描いていると感じました。

予告映像を見る限り、石原さとみさんが米大統領特使で

やって来たというのだけが何か不安なんですけど、
(予告映像の中でもそこだけなんか浮いてますし。)

久々に怪獣が主人公の映画なので公開がますます待ち遠しくなりました。


民進・徳永エリ参院議員、ツイッターに、
推薦候補の応援を自分で書き込み起訴猶予になっていた。公選法違反の告発受け
(産経新聞 4月14日)

これが、自民党議院だったら謝罪会見するまで報道されていることでしょう。










名塚元哉 |←ホームページ