日本の3大ヒーロと言えば、ウルトラマン・仮面ライダー・戦隊シリーズですよね。私は3大ヒーローのすべての作品を観ていますが、やはり一番好きなのがウルトラマンです。そして、今年はウルトラマンが誕生して50周年。50周年を記念して作られた映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』を観てきましたよ。一言で言うとすれば、50周年を祝うに相応しい映画でしたよ。ウルトラマンも怪獣もxioの隊員たちも出てくるもの全てがむちゃくちゃにカッコいい映画でした。ウルトラマンの映画というより、怪獣映画と言ってしまってもいいほどに、地獄から蘇りし閻魔獣ザイゴーグの暴れぶりはまさに地獄絵図で、ザイゴーグによって世界中にばら撒かれた怪獣により、地球の最後を意識してしまう憎い演出。やはり怪獣映画は映画館の大画面で観るにかぎる!ウルトラマン対ゴーグファイヤーゴルザの闘いでは、かつてマンの宿敵だったゼットンとゴモラの力を借りて、強敵ゴルザに立ち向かうシーンで思わず目頭が熱くなりました。泣きそうになるシーンが6回はありました。ウルトラマン50周年、ウルトラマンティガ20周年ということで、今回の映画はマンとティガがXとともに怪獣たちと闘うのですが、ウルトラマンXたちが敗北しそうな時にそれを見ていた隊員たちが「ウルトラマン頑張れ!」と声援を送るシーンで、同じ列に座っていたチビッコが映画の世界に入り込んでいたのでしょう、スクリーンに向かって「頑張れ!」と大きな声を出しました。ビックリした親は止めてたけど、これが正しい姿だ!ヒーローには声援が必要なのだ!それにも泣きそうになりましたね。ネタバレになりますから多くは書けませんけど、親と子の絆、人と人の絆、人とウルトラマンの絆ウルトラマンXの主題歌の歌詞のなかに「絆でひとつになる世界」とあるのですが、その歌詞の世界が映画の中にはあった!なんて素晴らしい映画なのだ。ウルトラマンはいいぞ!映画が終わって扉を出れば、さっきまで怪獣と闘っていたウルトラマンエクシードXがお客さんを出迎え。これは、映画を観て興奮冷めやらぬチビッ子たちにとって最高のプレゼントになったことでしょう。実に心憎い演出だ!ウルトラマンはいいぞ!