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2005年10月29日(土) 北朝鮮包囲網

米国務長官、拉致問題「全面的な支持」・日米外相会談

町村信孝外相は28日夜(日本時間29日午前)、
ライス米国務長官と国務省で会談した。両外相は国連改革に関連し、
日米合わせて4割を超す国連分担金を見直す必要があるとの認識で一致した。
北朝鮮の核廃棄に向けた連携も確認。
11月3日からの日朝政府間対話について外相は
日本人拉致問題を最優先の議題とする方針を示し、
長官は「全面的な支持」を表明した。
 会談は約1時間40分。夕食をともにしながら協議した。
06年末に結論を出す新しい国連分担金交渉について外相は
「より公平な分担率で合意したい」と表明。
長官も「日米で協力していきたい」と応じた。
現在の分担率は米国が22.0%、日本が19.5%。
 外相は国連安保理の常任理事国入りで日本、ドイツなどG4(4カ国)の
枠組みとともに米国と緊密に協議する考えを示し協力を求めた。
長官は改めて「日本の安保理入りを支持する」と述べた。

拉致問題で全面協力を約束 米人権特使、訪日へ

北朝鮮による拉致被害者家族会の増元照明事務局長(50)らは28日、
米ワシントンの国務省で、北朝鮮人権問題を担当する
レフコウィッツ大統領特使と初めて会談、特使は拉致問題解決のため
「可能なことはすべてやる」と述べ、全面協力を約束した。
 昨年成立した北朝鮮人権法に基づいて
今年8月に任命されたばかりの特使に対し、
増元さんらは早期訪日を招請。特使も「是非行きたい」と応じ、
近い将来の訪日が決まった。
 特使はまた、経済制裁を含め北朝鮮への圧力強化の
必要性を訴えた増元さんらに同意。
「圧力を伴う対話が必要だということを関係国に話していきたい」と語った。

<国連総会>北朝鮮の拉致問題に言及 人権状況報告

 国連人権委員会のウィティット特別報告者が27日、
国連総会第3委員会(社会、人道問題)で北朝鮮に関する人権状況報告を行った。
その中で日本人拉致被害者に言及、北朝鮮に
「効果的かつ迅速に」対応するよう要請した。拉致問題が国連総会の場で
報告されるのは珍しく、北朝鮮には圧力となる。


北朝鮮の人権状況非難でEU決議案、日本共同提案国へ

日本政府は、欧州連合(EU)が国連総会第3委員会(人権)に近く提出する
北朝鮮の人権状況非難決議案の共同提案国となる方針を固めた。
国連外交筋が28日明らかにした。

 決議案には「外国人拉致問題」が未解決であることへの懸念が盛り込まれ、
日本人拉致問題の早期解決を促す内容となる。
政府内には、共同提案によって北朝鮮との対決姿勢を
強めるのは得策でないとの慎重論もあった。

 EUの北朝鮮非難決議はジュネーブの国連人権委員会で
3年連続で採択されたが、事態が改善されていないとして、
国連総会に初めて提出されることになった。提出は11月2日の予定で、
北朝鮮国内での移動の自由や非拘束者の処遇、
女性の人権なども問題点として指摘される見通し。

北朝鮮、国連総会の委員会で発表された人権状況に関する報告書を批判

人権問題を討議している国連総会の委員会で、28日、
北朝鮮側が、前日に発表された人権状況に関する報告書に対し、
「ごまかしにすぎない」と批判した。
北朝鮮代表は「報告書も決議案も、人権保護を口実にわが国の社会体制を変え、
わが政府を崩壊させようとするアメリカの違法行為を正当化する
『ごまかし』にすぎない」と述べた。
この反論は、27日に国連の北朝鮮人権問題担当のウィテット特別報告官によって
発表された報告書に対して行われたもの。
さらに北朝鮮代表は、アメリカが世界的に反北朝鮮活動を
繰り広げているとして、強く批判した。
北朝鮮の人権問題をめぐっては、EU(ヨーロッパ連合)が
「外国人拉致問題」に触れた人権非難決議案を国連総会に提出する方針。
北朝鮮非難決議案が国連総会に提出されれば初めてとなり、
北朝鮮に対するいっそうの圧力となる。

北朝鮮 拉致問題に関する国連人権委の報告に激しく反発(NNNニュース)

 北朝鮮による拉致問題などを話し合う国連の人権委員会で28日、
前の日に提出された人権状況に関する報告について、
北朝鮮は「悪意にみちたわい曲とねつ造」と激しく反発した。
報告書では、日本人拉致問題について、
北朝鮮側に「誠実かつ迅速に」対応するよう勧告している。

 一方、北朝鮮の発言を受けて、国連人権委員会のウィティット特別報告官は
「北朝鮮に対しては透明性を求めます。
また、日本と建設的な対話を行うよう求める」と反論している。

 北朝鮮は、国連の人権委員会の調査団の視察を拒否したままで、
会議の席でもアメリカやヨーロッパなどから強く批判する声があった。
国連では来週、北朝鮮の人権問題を非難する決議案が
提出されることになっており、国際社会の圧力は一段と厳しいものになる。


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ええ感じに世界からの圧力が強まってきましたね。

それでも北朝鮮は、国連でもアホの一つ覚えのように

「歪曲」だの「捏造」だの「人権侵害などしたことがない」など

言っているようですが、

それを聞いている各国は、


   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  -ω-)  はいはい
     `ヽ_っ⌒/⌒c    わろすわろす
        ⌒ ⌒

この心境でしょう。


「拉致は二国間問題」とよく言われていますが、

北朝鮮の人権侵害報告書に“日本人拉致”も含まれたことにより、

拉致問題も日本だけで問題解決に取り組みつつも、

世界中からの協力を得て、これまでよりも積極的に強気に推し進めるべきですね。




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