碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「疑われた仲間」 part2


長すぎて文字制限に引っかかったので二つに分けました。
済みません(^^;

Bパート。
「おチビ、お前はどっちが勝つと思う?」
「さあ、ただあの長いラケットが試合の中でどう機能するかがカギなんじゃないんですか」
菊丸の問いにダビデを見つめるリョーマ。

ありがとうリョーマ、実は今日、周りが忍足ばかり持ち上げる中、唯一ダビデを褒め抜いてくれたのは君だけだった。
ありがとう、それでこそ主人公だよ!(基準間違ってます)

どうしてこの四人を選んだのか?と聞く桜乃に
「神城君は私がもっとも信頼する選手。基準にすれば他の選手の力量もつかめると思ってね」
と華村先生。

パートナーは二年生、頼りにならないと考える神城君。
お得意のミラージュの伏線に球数を使う余裕はないと初っ端から出す気満々な様子。

リターンした忍足のボールを拾う前衛伊武、同じく前衛ダビデも守りに出ますが伊武はダビデの出足を読んでとっさに逆サイドに打ち返しました。
が、すばやく切り替えてボレーを決めるダビデ。
か、カッコイイ…ダビデカッコイイよ。

忍足「へぇ、結構応用効くやん、その長いラケット」
ダビ「おうよ(応用)」
忍足「分かりにくいわ!」

前衛後衛入れ替わりながら漫才を続ける二人。
…というかテニスでこんな後衛と前衛の入れ替わりって滅多に見れない気がします。
良いことですね。

次のサーブで早速ミラージュを出す神城君。
「トップスピンがスライス回転に変わったで!?」
驚く忍足。
「…ミラージュ」
呟くダビデ。
ダビデ、神城のミラージュの事知ってたんだ…!
ごめん、てっきりそういうのあんま知らないかと思ってた。
そ、そうだよね…あの六角のエースだもんね。
知らないハズないか、ごめん見くびってて。

「神城は全く同じフォームで重い球、軽い球を打ち分け、更にボールのスピンも切り替える事が出来る」
チームメイトを語る若人。
「相変わらず変幻自在だにゃ」
「でも忍足さんも氷帝きってのゲームメイクの名人だ、絶対何かやってきますよ」
忍足持ち上げタイムが始まりました。

忍足は後方に大きくさがって、球の影響を受けずに打ち返す作戦。

(やるな、忍足)by神城
「リョーマ君があんなに苦労したミラージュをたった一球で」
「忍足さん凄い」
……忍足ばかり誉められてる。

でもリョーマの時は神城君ももっとじっくりミラージュやれたし、シングルスとダブルスでは違ってくるんで一概にどうこうは言えないと思うんですけどね。

「ミラージュは相手に急所を予測させない技術。後方に大きく下がれば急所を見極めてから打ち返せるわ」
と華村先生。
前衛のダビデ、動き回って頑張ってます。
忍足が後方に下がればそれだけコートに隙が出来る。
でも長いラケットで守備範囲の広いダビデがいるから、ある程度ダビデに任せて忍足は後方に下がっていられるとの事。
「ミラージュの攻略法にすぐに気付いた忍足さんも凄いけど、それに対応できる天根さんも流石っすね」
とリョーマ。
ありがとう、リョーマ。
そうですよ、ダビデがいるからこそ忍足はミラージュ攻略に徹することが出来る。
シングルスならこうはいきません、一度対戦したリョーマはその辺分かってるんでしょうね。

「世の中にはさまざまなタイプのプレイヤーがいるわ。今は目先の勝ち負けより少しでも多くの経験をつむ事が大事よ」
と華村先生。
ああ、先生最高だ…この四人を選んだのもそれぞれの選手に良い勉強になるからと思っての事。
城成湘南の選手が先生を崇拝するのも分かるってもんです。

ちょっとズレますけど、先々週くらいに言いましたけど選抜ってそういう意味合いもあるんですよね。
色んな学校の選手に勉強させよう、という。
更に全く関係ないように見えて学校とクラブチームって密接な関係にあったりするんで(最終的に行き着く先(全日本)は同じだから)メンバー選出の際そういう偏りが出てきたりもするものです。
…ああ、ルドルフ(全員クラブチーム通い)がいるのもその所為か、と無理やり納得してみたり(^^;
でもある程度の成績を残してるってのは最低条件なんで、やっぱり不可解ですけど。

話を戻して、次伊武のサービス。
伊武といえばあれです、キックサーブ。
でもダビデなら打ち返せるよなぁと思ってたんで(真田戦でビビリ癖のあるダビデがツイストにはビビってなかったから)安心してたんですが、ホントに大丈夫でした。
結構一発でこのサーブ打ち返せるのって凄いんじゃないかな?
もうちょっとバシっと打ち返して欲しかったけど、一度目だし十分。
ダビデばかりを集中攻撃する伊武。
長いラケットは懐に入ってくるボールに弱いそう。
伊武は得意のスポットでダビデの腕に負担をかける作戦。
でもアウトだったけどスポットに引っかかったのに打ち返せたダビデって凄くないですか?
リョーマですらダメだったのに。
腕を押さえるダビデに
「どないしたんや天根?」
声をかける忍足。
「すんません、伊武にやられました」
至って冷静なダビデ。

ダ、ダビデってこんな子だったんだ…。
ウソ…今の攻撃で伊武の狙い瞬時にわかったって事ですよね?
まさかダビデがこんな頭の回転の速い子だったなんて思ってなかったから…(^^;

そ、そういえばバネちゃんとダブルスやってた時もどっちかってと指示出してたのはダビデ(後輩)な気がする。
…そうか、バネちゃんがあれだけ力があるのにエースになれないのはそういう事か。
真っ向から突き破るタイプで実直すぎるから曲者になりきれない辺りが原因か。成る程納得(笑)

まあ、ダビデには絶対に頑張ってもらわなければなりません。
ダビデが頑張らなければ六角のお株は落ちまくりです。
逆に頑張れば彼と互角の剣太郎の評価も上がるし、六角全体の株も上がる。
先週の佐伯のような失態は許されないわけです。
エースとはそういう宿命を背負ってるんです。

今度は伊武のスポットの技術を誉めまくるギャラリー。
…み、みんなダビデも誉めてあげて(涙)

でもダビデって誉めるのが難しい気もするなぁ、これがバネちゃんだったら
「何だ今のボレーは!」「なんて身体能力だ…!」
とか持ち上げる要素は結構あるんですが、ダビデ派手な技持ってないからなぁ…。
ひょっとして六角で見栄えする技持ってるのってバネちゃんだけ?(^^;
うーん、木更津兄に期待しておこう。

「伊武君は球の回転を使う名人。神城君もきっと学ぶところが多いはず」
笑う華村先生。
どの子も素敵な素材すぎて全員育てたいらしい(笑)
こういう先生に指導してもらいたいよなぁ、本当に生徒一人一人をじっくりみてくれてる人だから。

NARUTOな音楽で試合は一気にクライマックス。
この辺おそらく石井原画。すこぶる絵がキレイ。
しかし物凄く飯塚作監の特徴が出てる…画を統一するって意味では良いんですが普通キャラデザクラスが原画に入ったら、直さないんだけどなぁ。

みんなカッコイイなぁ。
「戦力は互角…ちゅーことは」
「勝負の決め手はチームワークね!」
ギャラリーの見守る中、伊武のスポットを警戒してラケットを握り締めるダビデ。
「安心せぇ天根、俺がカバーしたる!」
ダビデのフォローに入る忍足。
流石ダブルス専門、分かってるね!
というか初めてここで忍足カッコイイと思いました…結構良いヤツじゃん。

ダビ「カバーってもらってすいません」
忍足「そのダジャレだけは止めゆうてるやろ」

一気に畳み掛けるダビデ・忍足ペア。

ダビ「ダジャレを言うのは誰じゃ!」
忍足「ベタすぎるわドアホ!」

ラリーを続けながらまるで水を得た魚のように生き生き動くダビデ(笑)
やっぱダビデはこうじゃないと。

伊武にスポットを出すよう指示する神城君。

忍足「来るで…スポット攻撃に注意せぇ!」

しかし火がついた六角のエースはそうそう止められません。
おそらくこの合宿メンツの中でもほとんどいないはず。

ダビ「そんな攻撃、スポッと切り抜ける!」

意外に頭の回転が速い事も判明したダビデ、右腕を庇って両手打ちで切り抜けます。
多分普通の両手打ちより左寄りで打ってるんでしょう。
打ち返されて怯む伊武、フォローに入った神城君は思わずロブを上げてしまいました。

忍足「もうキミとは…やっとれんわーー!」

最後は忍足のダンクスマッシュで試合はそのままダビデ・忍足ペアの勝利。

「ありがとうございました、忍足さん」
「ふぅ…最後は掛け合い漫才みたいになってもうたがな」
握手を交わすダビデと忍足。
「漫才でも…勝てば万歳」
「ええ加減にせいっ」
お決まりの裏手ツッコミをやる気なさげに忍足が入れて、とりあえず漫才劇は終了。

しかし、裏手ツッコミをくらったダビデは物凄く嬉しそうでした…。

終わってみれば凄く良い感じのペアでしたね。
多分、バネちゃんより相性いいと思いますこの二人。
試合の最中じゃバネちゃんの身体張ったツッコミは無理だからダビデもやりにくいでしょうしね。
うん、もうこの際忍足とペア組んだらどうかな(笑)
忍足も向日よりダビデの方が応用利いて使いやすいと思うし(笑)

にしてもダビデがこんな良い子だったなんて…終始忍足を立ててましたよ後輩として。
先週神城君にタメ口聞いてたんでてっきり六角の常識を外に持ち込んでるのかと思ってましたけど(^^;
思えばすぐ傍の先輩(バネちゃん)がああいう人だからこんな常識身に付いてて当然ではあるんですが。
ダビデも忍足も前以上に好きになって、良かったです。

一方伊武・神城ペア。
「まだまだ練習が足りなかった。世間には強い選手がいくらでもいるもんだな。この合宿でもっと練習して早く彼らに追いつかなくちゃ。でも神城さんには迷惑かけちゃったな、力不足ですんまそん」
神城にぼやきながら謝る伊武。
…伊武、君もこんな先輩を立てられる子だなんて思ってなかったよ。
何だ二人とも凄く良い子なんじゃないか…!
「い、いや…良い勉強させてもらった」
伊武のぼやきにビビリ気味の神城君。

いい試合でした。
ダビデのパワーがあまり活かされていないのは不満でしたけど、長ラケットの特徴を描いてもらえたのは良かったし、忍足もヒグマ落とし出しませんでしたしね。
忍足はともかく、他は各校エース級でなかなか豪華なメンツでしたし。
単純に強さ比較ならダビデたちに分があると思っていたので、勝ってくれたのも嬉しかったです。

「見ごたえのある試合だったにゃー」
「くそー、俺達も早く試合したいっすねぇ!」

ライバル達の試合を見て士気の上がる桃達。

良いなぁ、先週も思ったけどやっぱりバネちゃんもここにいたかっただろうな。
こうしてみんなと切磋琢磨したかったに違いない。
もちろん他の漏れたみんなも。
だから、キミ達はさっさと練習戻んなさい。

しかしサボりがバレてグラウンド20周をくらった桃達。


どうでも良いんですが、ダビデの事をみんなが「天根」「天根さん」と呼ぶので違和感が(^^;
だれも「ダビデ」って呼んでない…長らく彼の本名を知らなかった私はどうも変な感じがします。


その夜。
まだ犯人探しをしている神尾。
夕べ榊班と華村班は遅くまでミーティングしていた為やはり犯人はスミレ班にいると言う神尾。
堀尾は記憶を頼りに犯人の似顔絵を描いてます。
が、出来上がったものは…・どう見ても樺地か桃としかとれない絵でした。
「桃城、てめーが犯人だったのか!」
「んなわけねーだろ!」
そんな様子を見て現場に行った方が早いというリョーマ。

「確かに越前の言うとおり現場検証は捜査の鉄則だ」
偉そうにしてるガキ大将宍戸様。おまけに楽しそう。
「しかし何で僕達まで付き合わなきゃならないんだ…」
言いつつ付き合ってる梶本君は何だかんだでお人よし。
合わなそうと思ったけど、結構梶本君と宍戸って気ぃ合ってるんじゃないかと思ったり(^^;

現場で何かを見つけたらしきリョーマ。
「犯人…分かったかも」

何アニメのヒキだと思いつつ、次回へ。


提供。
バネちゃん…!
剣太郎…オジイ…!
忘れられてなかったんだ…。
今日の提供カットはオジイの家のテレビで漫才コンビとしてデビューしたらしきダビデと忍足を観てビビるバネちゃんと剣太郎。と普通に観てるオジイ。
「何やってんだアイツ!」って感じなんだろうか(^^;
剣太郎可愛い。めちゃくちゃ可愛い。
てかデフォルメになっても剣太郎はジャージのチャック全開だしバネちゃんはキッチリ留めてるんですね。

首藤君は仕方ないとして、いっちゃんもいてくれると良かったんですが…。

次回。
先週に引き続きナレーションはリョーマと切原でした。
何かリョーマと切原、試合するらしいです。
先週、不二と試合して懲りただろうにやっぱり変わってないのかな、とか色々書きましたが、私今の性格悪そうな切原が好きなので変わってしまったらイヤかも(笑)
あの生意気そうな表情見られないのは寂しいし。
でも、切原のその後をちゃんと描いてくれるなら楽しみ、かな。
そして来週木更津兄が喋るみたいですね…。
菊丸と喋ったら面白いのに(笑)


2004年06月10日(木)
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