白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年11月04日(土) 96歳の御祖母ちゃん

明日は夫の御祖母ちゃんに会いに和歌山の田舎へ行く。

義母は兄弟の中でも下の方らしく御祖母ちゃんは御年96歳。結婚式は高齢を理由に欠席されたので、私が御祖母ちゃんに会うのは初めて。夫も10年近く会っていないとのことだったので、私はテッキリ「寝たきりに近いくらい弱っている御祖母ちゃんだと思っていた。なので1度お会いしたい……と思っていたのだけれど、押しかけて行くとなると「御祖母ちゃんの介護をしている人がかえって大変かなぁ」と思って足踏みしていたのだ。

先の敬老の日に御祖母ちゃんにカステラとお花を贈って電話をかけたら、御祖母ちゃんではなくて伯父さんが電話口にに出てきて「御祖母ちゃんは今、畑に行っているからいない」とのこと。96歳で畑仕事? 私の想像していた御祖母ちゃん像とは全く違っていて驚いた。夫に問い正してみたら「俺もそんなに元気だとは知らなかった」とのこと。「だったら会いに行かなくちゃ」とて、やっと遊びに行くことになった。

義母に「手土産は何がいいですか? 御祖母ちゃんの好きなものがあれば…」と聞いてみたら、義母が言うには「食べ物よりもお金にしてあげて。おこずかいを渡してあげたら、それでいいから。御祖母ちゃん、お金が大好きなのよ」とのこと。この話を聞いて、私は会った事のない御祖母ちゃんが大好きになってしまった。バイタリティ溢れるしっかり者の御祖母ちゃんなのだろう。

お祖母ちゃんに会いに行くにあたって、昨日、義母と電話で話をしたのだけれど、孫夫婦が行くにあたり、御祖母ちゃんはいたく張り切っているらしくて、お膳を用意してくれるとのこと。そんなに喜んでくれるなら、もっと早く行けば良かった。

御祖母ちゃんの住んでいるところは電話番号の市外局番が一ケタ…ってくらいの田舎である。私自身は母方の曾祖母が死んでから「田舎」というものが無くなってしまったので、夫の田舎に行くのが嬉しくってしょうがない。明日は御祖母ちゃんに会うのが楽しみだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年11月04日(金) 猫村的?
2003年11月04日(火) 脱ストイック
2001年11月04日(日) そういうふうに

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