白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年06月26日(木) 落ちた。

何年かぶりに階段から落ちてしまった。
会社の階段、けっこう急なのだ……て・ゆ・か注意力散漫だったのだろう。
「落ちた」というよりも、滑り台を滑り降りるように落下したので
たいした怪我もなく、打ち身と擦り傷で済んだのだけど。

ほんの一瞬の出来事だったけど、やけに長く感じたのは何だったのだろう?
私は麻薬使用経験がないのだけれど、麻薬を使用して「飛ぶ」という感覚は
あんな感じではなかろうかと思うほど、一瞬きりの快感を味わった。

思い起こせば私は子供の頃から「飛び降りる」という行為が好きな子供だった。
背が低かったことも関係しているのかも知れないが
まずもって「高いところに上る」のが好きだった。
ジャングルジムだろうが、登り棒だろうが、木だろうが
おおよそ登れそうなところには、まずまず登ったと思う。
運動は苦手だったのに登ることだけ出来たのは、情熱ゆえのことだったと思う。
そして登るよりも、飛び降りる方がずっと好きだった。
より高いところから飛び降りるために、毎日、飽くことなく精進していたのに
足の1本も折らずに大人になったのだからありがたい話だ。

「飛び降りる」と「飛ぶ」とではニュアンスは違ってくるけれど
飛び降りるという行為も「空を飛びたい」という欲求の現れ方だったかと思う。
今でも『鳥人間コンテスト』は大好きだし、飛行機に乗るのも好きだ。
足元のない心もとなさや、浮遊感がたまらなく良い。
今回、階段から落ちて麻薬にハマる人の気持ちが少しわかった。
私など1度やったら、こっちの世界に戻ってこられなくなるだろうなぁ。
恐らく、これから先の人生で麻薬を試みることはないだろうけれど。

階段から落ちてお亡くなりになる人って、けっこう多いみたいなので
暢気に語ってる場合ではないような気がする。
私の敬愛する声優、塩沢兼人氏も、酔っ払って階段から落ちて亡くなられたのだ。
彼の死を知った時は残念やら、悔しいやら、哀しいやらでショックだったが
今となっては彼の死因さえもが愛しい……
これから先の人生でアニメに興味がなくなることがあったとしても
彼のことは、ずっとずっと好きだと思う。

すっかり話が脱線してしまったけれど、気をつけるに越したことはない。
「飛ぶ感覚が良かった」なんて感じ入ってちゃイケナイよな。実際。
怪我がなかったことに感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年06月26日(水) 病気について思うこと

白蓮 |MAILHP