白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年11月08日(金) 東京紀行〜浅草くりからもんもん〜

東京旅行2日目。
ネット友に浅草を案内してもらい、神保町のプチオフに参加した。

浅草は、銀座とは違った味わいのある素敵な街だった。
自分のことを「あたし」人のことを「お前さん」と言うような
粋な江戸弁を使うオヤヂがウロウロと歩いていたりするし
チープな土産物屋さんには外国人向けの妖しげな品物が並んでいるし。

しかし、私の心を鷲掴みにしたのは参道での光景ではなく
ちょいと横手に入った通りで見掛けたお店だった。
刺青&褌の兄さんが仁王立ちになっているカレンダーを売っていて
「経験者の方、声をかけてください」だの「カタギの店です」だの
なんだかアヤシイ張り紙が心をくすぐるカレンダー屋さんだった。
900円払えば店の奥にある「もっとスゴイもの」を見せてくれるらしい。
好奇心がウズウズしたが、横目で見ただけで通り過ぎた。
……今にして思えば、勇気を出して入っておけば良かったと思う。

浅草は、大阪で言うところの新世界とミナミの街を足して2で割ったような
雑多な雰囲気があって、みょうに寛げる雰囲気だった。
演芸場だの、エロ映画館だのアミューズメント施設も庶民的。
そんな庶民的な街で、お昼は江戸庶民の食べ物「蕎麦」を食べた。
有名な老舗の蕎麦屋へ入ったのだが
こちらは、不味くもなく美味しくもなくという印象。
味ではなく、スタイルを楽しむものなのだろうと納得する。

夕方、神保町へ移動してブックフェスティバルを見物。
ものすごい人出で、古本を探すどころではなかった。
……って言うか。それより、何より
午前中の浅草で、エネルギーを使い果たしてしまったらしくて
テンションが急激に下がってしまったのが敗因。
プチオフのお茶会も、なんとなく無口っぽい私であった。
読書系サイトのオフ会だったのだが
本の話はまったくしないで、関東と関西の違いについて語り合った。

浅草も神保町も、人がおおくて草臥れてしまったが
目につくものが何もかも面白くて刺激的だった。
東京旅行2日目も、愉快に過ごして終了。
関西と関東の違いや、東京で発見したことなどは
また書くってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年11月08日(木) ネットの闇。そして光。

白蓮 |MAILHP