白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2002年11月07日(木) 東京紀行〜銀座と美女と〜

東京旅行1日目。
長く続いているメル友との初対面を果たしてきた。

初対面の人と言うものの、メールだの手紙だので
色々な話をしてきて、ある程度のイメージが出来ていただけに
遠足……あるいは、お見合いのように緊張してしまったのだが
東京駅で待ち合わせた、その人は……
私の中で育んできたイメージそのままの知的な美人さんだった。
人間の価値は見た目ではなく、心だと公言して憚らない私だが
美しい人が嫌いであるはずもなく、上機嫌で挨拶を済ませた。

イタリアンのお店でお喋りをしながらランチをした後で
知的な美人に銀座を案内してもらう。←BGMは『銀座の恋の物語』
オヤヂちっくな喜びを感じつつ、大人の街を探訪。
帽子屋さんだの、碁盤屋さんだの、意気込みを感じる専門店が多くて
何も買わずにブラブラしても、充分楽しめる空間だと思う。
品揃えの豊富な文房具屋さんで、カードを買ったり
アンティーク食器を見てうっとりしたり。

なかでも、ひときわ心に残ったのは
人形屋さんで見掛けた、愛らしい少女のお人形だった。
日本人の人形作家さんの手による創作人形なのだが
社交界デビューも知らない、貴族のお嬢様…といった風情のお人形で
宝石よりも、むしろ野の花が似合うような清純さでもって
私の心を鷲掴みにしてくれたのである。お値段24萬円也。
いつか遠い未来……お金持ちになったら
あなたのような、愛らしいお人形を引き取ってみせるわ!
などと、ショーウィンドウのお人形に誓って、人形店を後にした。

銀座というと、お金持ちが買い物をする街という印象があったけれど
実際に歩いてみると「極道の人の街」といった印象を受けた。
↑ここで言う「極道」はヤクザでなくて「道を極めた人」という意味。
一流の職人さんが作った品物には、人を圧倒させる迫力がある。

東京旅行、第1日目は美女に銀座を案内してもらって大満足だった。
知的な美女から、海外出張のお土産と、紅茶味の金米糖をいただいた。
紅茶味の金米糖は、友人とその晩のうちに美味しくいただき
お土産のパワーストーンはシステム手帳の内ポケットに入れた。
11時過ぎに待ち合わせて、6時過ぎまで一緒にいたのに
まったく話足りない感じで、また会いましょうと約束して、お別れした。

インターネットをはじめなければ
知的な美女と出会うこともなかったのだなぁ……と思ったりした。
もちろん「ネット」は単なるキッカケに過ぎなくて
細く長く続けてこれたのは、他の要因が大きかったのだけれども。

いつになく、知的な1日を過ごしたりなんかして
東京旅行1日目を終了。
続きは明日に書くってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年11月07日(水) 次郎の罠゜

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