金色の夢を、ずっと見てる

2006年07月26日(水) 嫁姑の微妙な関係。

昼間、ちょっと実家に遊びに行きました。ついでに買い物にも付き合ってもらって(私がスーパーで買い物してる間、お母さんに車の中でユウを見ててもらった)、家に帰ったのは夕方5時過ぎ。


珍しく次郎君がもう帰ってて、私が夕飯の準備をする間PCで見積書を作ってました。



・・・・ユウが泣く。


昼間、うちでお父さんとかお母さんとかにかまってもらってご機嫌だった反動か、ベビーベッドに寝せてても10分もすると泣き出してしまう。ひょえ〜と思いながらも、豚肉を生姜醤油に漬けてから抱っこ(←生姜焼きにしたのだ)、スープに入れるジャガイモを刻んでから抱っこ、スープに入れる人参を刻んでから抱っこ、スープに入れる玉ねぎを刻んでから抱っこ・・・・となんとか騙し騙し作業をしていたら、泣き声が気になったらしい次郎君がPC部屋から出て来て言いました。

「母ちゃんに1時間ぐらい子守しに来いって言おうか?」
「え、いいよ、わざわざこのぐらいで」
「でもお前、その調子じゃ進まないだろう」

言いながら、手は既に電話をかけ始めてるじゃないですか!


ちょっと待て!!




止める間もなくお義母さんを電話で呼んでしまいました。

約10分後にお義母さん到着。部屋はかろうじて片付いてたのでまぁ良し。来られちゃった以上は仕方ないので甘える事にして、とりあえず麦茶でも出して私は台所に専念。実家ではもう夕飯は済んでたそうで、お義母さんもちょうどヒマしてたとこだったというのがせめてもの救いでしょうか。


しばらくして下ごしらえ完了。スープは出来上がったし、付け合せの野菜の準備も済んだし、後は次郎君がお風呂から上がるタイミングでおつまみを仕上げて、食べる直前に豚肉の生姜焼きを焼くだけ。



・・・・・お義母さん、久しぶりに起きてるユウをゆっくり抱っこできて嬉しそうです。喜んでくれるのはいいんだけど、この状況で
「ありがとうございました、もういいですよ」
とか追い返すような事はさすがに言えないなぁ。でも本当にもういいんだけどなぁ。


せっかくだからとお義母さんに抱っこされてるユウの写真を撮ったりしてるうちに、次郎君がお風呂に。ユウも一緒に入ります。

で・・・・・・



・・・・・・で?お義母さん、ユウがお風呂に行ってからも帰るようなそぶりはまったくナシ。


しばらくしたらユウだけ先にお風呂から上がって、そしたら私は夕飯の仕上げ。その間、またお義母さんがユウを抱っこしてあやしてくれてます。そうこうしてるうちに次郎君もあがってきて、ご飯の準備が出来て・・・・・




・・・・・・・・お義母さん、まだ帰る気配はありません。


いや確かに、ユウは私達がご飯を食べ始めると(匂いでわかるのかな)ぐずり出すので、食事中あやしててくれるのは助かります。落ち着いてご飯が食べれますよ。でもさぁ・・・・・・


食事中に、すぐそばにお義母さんがいるって落ち着かない。しかも一緒に食べるのならともかく、お義母さんはもう家で済ませてきてるから、本当にユウをあやしてくれるためだけにそこにいるんですよ。

ありがたいんだけどなんか気になるっつーか、失礼を承知で正直に言わせてもらうならありがた迷惑っつーか・・・・・もうそろそろ帰ってくれていいんだけどな・・・・・

なんて思ってたら鳴るお義母さんの携帯。

電話の相手は、地元の寄り合いに行ってたというお義父さん。
「もう終わったの?・・・・ううん、まだ次郎の家にいるわよ・・・・・・・じゃぁ来たら?アンタも久しぶりにユウちゃん見たいでしょ。私まだいるから」

って勝手に人を呼ばないで!!


いや、人っつっても他人じゃなくてお義父さんなんだけど、このうえ更にお義父さんまで来るの!?


結局、それからしばらくしてお義父さんも到着。次郎君と一緒に焼酎まで飲み出して、なんやかんやとしゃべってます。うちらがご飯を食べ終わってもまだまだ帰る気配なし。



・・・・・・もうすでに最初の目的とかどっか行っちゃってますね。


しかもお義母さん
「咲良ちゃん今のうちにお風呂入ってきたら?私まだいるから、その間抱っこしててあげるよ」



・・・・・・・・・・好意から出た言葉だとわかってはいるんだけど、私、食後すぐお風呂に入るのはきついんですよ・・・・・

でもそうしない事には帰ってくれそうにないので、
「すいません、じゃぁお願いします」
と愛想良く頭を下げて急いでお風呂へ。なんか落ち着かないので急いであがって、それからさらにしばらくおしゃべり。


・・・・・・ユウが、そろそろお腹がすいてぐずり出しました。さっき夕方に授乳した時はお義母さんだけだったから、まぁいいかと思ってその場で授乳したんだけど・・・・さすがにお義父さんがいる前で授乳はできないわよ!?(自分のお父さんだったら平気なんだけど、お義父さんだとなんかイヤ。そういうもんじゃない?)


幸い、お義母さんが
「じゃぁ私達は帰ろうかね」
とお義父さんを促して帰ってくれたのでホッとしましたが、最初の予定では『食事の準備をする間ちょっとだけ見ててもらう』ために来てもらったはずのお義母さん、最終的には3時間半ほど滞在していかれました。






あのさー。


贅沢だとか失礼だとか非難されるかもしれないけどさー。



正直、私の中では“ご飯の準備ができたところで帰ってくれる”んだと思ってたんですよ。いくら親子だからって、一緒に食べるのならともかく、そうじゃないのに食事の時間帯にお邪魔してるのってちょっとどうかと思うんだけど。

まぁぶっちゃけ、これが自分の両親だったらそう気にならないと思うんです。いつもご飯中にユウがぐずるから、その間見ててくれるって言われたら
「わーいラッキー♪」
って思うと思うの。

だから、次郎君もそうだったんだと思う。私が自分の両親だったらあんまり気にならないんだろうなって思うように、次郎君も自分の両親だから気にならなかったんだと思う。


ただ、
『食事の準備をするためだけに子守に姑を呼びつけた嫁の立場』
ってものをもうちょっと考慮して欲しかったな、って思うだけで・・・・・。


同居してるのならともかく、別居してるのに
「ちょっとご飯作る間子供を見ててくれない?」
って呼ぶか?しかも、ご飯の支度をする私が私の母親を呼ぶのならともかく、次郎君がお義母さんを呼んじゃうって・・・・・単純に申し訳ないとも思うし、来てもらっても却って気を使うじゃないか。

大体、夕飯の支度中にユウが泣くなんてよくある事なんだよ。次郎君はいつもその時間にいないから知らないだけで、私はいつもそうやって作業の合間にユウをあやしてなだめながらちゃんと夕飯を作れてるの。

ユウが落ち着いてる隙に米を研いで、ぐずり出したら抱っこしてあやして、落ち着いたらまたその隙にお味噌汁を作って、またぐずり出したら抱っこしてあやして、落ち着いたらまたその隙におかずの支度をして・・・って感じで、いつもそれでやれてるの。

「俺も仕事があってかまってやれないから、母ちゃんに来てもらおう」
って、正直、別にそんなの必要ないんですよ。普段、かまってくれる人がいない状況でちゃんとユウをあやしながらやれてるんだから、私は。


マジで、そういうちょっとした事でも来てもらえるのはありがたいんだけど、だからってご飯食べる間もお風呂に入る間もずっといられたら・・・・・気になってゆっくりくつろげないんだよ。


私がラクだからって、うちの実家にばかり遊びに行ってちゃまずいかなぁとは思う。お義父さんとお義母さんもユウを見たいだろうし。でも、だからってこういう形で家に来てもらうと・・・・・・


贅沢かなぁ、こういう考えって。

頼れる人がいるっていうのは本当にありがたい事なんだけど、頼って気を使うぐらいなら自分でやっちゃった方がラクなんだもん。そもそもちゃんと自分でできてるんだし。



・・・なんかスッキリしないなぁ。


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咲良 [MAIL]

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